本当は怖い 浪人生・予備校生のアルバイト

   

アルバイトをして浪人の費用を少しでも自己負担しようと考えていますか?しかしアルバイトが原因で不合格になっては大変!この記事では、不合格のリスクを極力増やさない方法を元予備校大学受験責任者が説明します。

本当は怖い 浪人生・予備校生のアルバイト

 

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浪人生・予備校生のアルバイト いくら稼げばよい?【本科生の場合】

アルバイト

✔ 予備校の本科生の費用は年間約100万円かかります。通年の授業料は60万円~70万円前後ですが、夏休みと直前の冬休みは授業が全くないため、夏季講習と冬季講習を受講します。すると合計で100万円前後が目安となります。例えば、河合塾で「早慶上智文系コース」に在籍する場合入塾金は10万円+通年の授業料が67万円、合計77万円となります。

※授業料の半額は7月上旬に支払うことも可能です(入塾時には45万円、7月上旬に33万円)。

※参考 河合塾文系授業料 河合塾理系授業料

✔ 予備校の本科生の費用は月に100万円。在籍期間は約10か月(4月から翌年1月)ですので、月に10万円必要となります。しかしながら、時間に余裕がある文系の大学生でもアルバイト収入は税金の関係もあり月に8万円が上限の目安です。受験勉強と並行してのアルバイトなら、忙しい薬学部などの大学生と同様、月に4万円程度がおすすめです。1月にはセンター試験があるため、3月から12月の10か月間働くことになります。

✔ おすすめは自己負担が月に4万円、親の負担が月に6万円です。4万円稼ぐには週に1万円稼げばよいことになります。時給は最低時給の全国平均約800円で計算。

(例)

日曜に4時間 … 3200円 平日に3時間×週3回 … 7200円 合計で10400円/週

実際には夏(8月)までに集中して稼ぐ浪人生も目立ちます。その場合、例えば次のようなプランとなります。

(例)

A 3月〜7月 日曜に6時間+平日に3時間×週4回 … 14400円/週
B 8月~12月 日曜に3時間+平日に3時間×週2回 … 7200円/週
A、Bを平均すると10800円/週

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浪人生・予備校生のアルバイト いくら稼げばよい?【単科生の場合】

✔ 単科の授業が充実している予備校は代ゼミです(駿台はそこそこ、河合塾は少な目)。

代ゼミ 単科 授業料

出典:代々木ゼミナール単科ゼミ授業料

通年授業で1教科当たり約8万円となります(ライブ、衛星同額)。ペースを保つためにも日を変えて3教科程度は受講するのが良いです。

(例)

A 通年授業料(3教科)… 23万7600円
B 入会金+諸経費 … 36400円
C 夏期講習、冬期講習 … 1授業15000円×10=15万円
A、B、Cを合計すると42万4000円

※夏期講習、冬期講習とも5タームほどあります。各タームに1つは授業が欲しいので、10講座分準備します。

✔ アルバイトは3月から12月までの10か月間がおすすめです。月あたり4万円稼ぐためには以下のスケジュールとなります。時給は最低時給の全国平均約800円で計算。

(例)

日曜に4時間 … 3200円 平日に3時間×週3回 … 7200円 合計で10400円/週

実際には夏(8月)までに集中して稼ぐ浪人生も目立ちます。その場合、例えば次のようなプランとなります。

(例)

A 3月〜7月 日曜に6時間+平日に3時間×週4回 … 14400円/週
B 8月~12月 日曜に3時間+平日に3時間×週2回 … 7200円/週
A、Bを平均すると10800円/週

【図解】浪人生・予備校生のアルバイトおすすめのパターン

日曜に4時間、平日に3時間×週3回で形で1年間アルバイトをすると、本科生なら4割程度、単科生なら全額の負担が可能です。

浪人 アルバイト

✔ 本科生の場合は夜や週末にアルバイトを入れます。

浪人 アルバイト

✔ 単科生の場合は授業時間が午後から夜になることもあります。午前中(9時または8時から)のアルバイトをペースメーカにするのがおすすめです。

(注)大手予備校の場合講師の移動が活発で生徒数が多いため丁寧な指導までは難しい場合があります。大学院生のチューター(アドバイザー)を置きフォローする予備校を選ぶのが最低限ですが、予備校講師に比べ指導力は落ちます。理科、数学あるいは受験の要になる英語に関しては、中小予備校や個別塾を併用するのもひとつの案です。東京、千葉、埼玉エリアの予備校情報を筆者はつかんでいますので、ご相談されたい場合、お問い合わせをご利用ください(高校名、志望大学、高3時の偏差値、特に対策したい教科を明記)。英語または数学・理科に強いプロ講師が比較的長時間質問対応できる予備校校舎を教えることが可能です。

アルバイトは怖い?合格率をどの程度下げるのか

砂時計

✔ アルバイトは勉強時間が減る分合格率を下げるという見方が一般的です。上のモデルのように、日曜に4時間、平日に3時間×週3回のアルバイトをする場合、13時間をアルバイトに使います。移動や準備を含むと17時間程度でしょう。これは1週間の勉強時間(1日10時間とする)の4分の1にあたります。

✔ しかし、実際にはもっと奥深い事情があります。現役生の場合、部活生の方が帰宅部生よりも成果が上がりやすいという有名な統計があります。これは部活生の方が時間がないという意識が強く、集中力が増しちょっとした時間にも勉強をするようになり、結局差を埋めてしまうということです。アルバイトをしない浪人生はかなり時間がありメリハリに乏しいため、心にゆるみが生じ勉強の密度が薄くなることがあります。週に13時間程度のアルバイトなら、危機感を持てばむしろ有利または互角程度と言えます。

✔ ただし早慶、旧帝大、同志社、医学部薬学部レベルを狙う受験生は、根本的に勉強が嫌いではないことが多く12時間程度集中して1年間休まず勉強をこなしてきます。このレベルの大学を志望する場合には、アルバイトは極力少なめに抑えます。東大、京大、医学部など科目負担や得点ノルマが特に大きい大学を希望する場合は、敵失(ライバルがさぼったり効率を落とすこと)はほぼないのでアルバイトはしない方が良いとも言えます。

長時間アルバイトの落とし穴

アルバイト カフェ

✔ 土日にまとめてアルバイトをするのは一見効率が良いですが、長時間の場合疲れがたまり翌日以降に持ち越すこともあります。現役時代から続けており様子が分かっており長時間でも問題がないという場合以外は、1回あたり3~4時間程度に押さえ、疲れがたまらないようにします。

✔ 時給が高いアルバイトを探す人が多いですが、時給と比例し多忙なことが多く、あえて時給が安いものをチェックするのも作戦のひとつです。時給が1000円に近い都市部の接客業や、さらに時給が上がる引っ越しなどの力仕事は経験がない場合避けた方が無難です。

✔ 本科生は夜のアルバイトを選ぶことが多くなります。注意点は大学生が少ないアルバイトを選ぶことです。大学生が多いとアルバイト終了後に食事に誘われることがあります。大学生よりもパートさんが多いスーパーなどの職場がおすすめです。

逆転の発想!早朝のアルバイトも強くおすすめ

早朝

✔ 記事内では週3日と週末の1日を平均的に使い、週13時間のアルバイトをする方法を紹介しました。このほかにコンビニエンスストアなどで、3時間程度早朝のアルバイトを週に4回入れるという手もあります。5時から8時ならば予備校の本科生でも間に合います。

✔ 夜間にアルバイトをすると身体的なダメージがありますが、人は早起きをしても意外にダメージを受けません。そもそも体内の時計遺伝子は日の入りとともに活動し、日没とともに活動を締めくくるというリズムを持っているからです。

(例)2017年04月1日の東京の日の出は5:28。日没は18:03。

✔ 私が予備校の大学受験責任者だったときに、高3生から浪人生約100人に5時頃起床の朝型の生活を試してもらったことがります。起床後に1日中受験勉強をしてもらいましたが、ほぼ全員が予想より疲れたり眠くなったりせずむしろよく勉強ができたという感想を残しています。受験はほかの受験生が思いつかないような方法をとることも作戦のひとつです。この情報にたどり着いたのを機会に、早朝のアルバイトに挑戦することもおすすめです。

予備校生 アルバイト



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