[敬語・助詞]古文文法 頻出ベスト40(後半)

      2017/08/15

古文文法重要度ベスト40の後半です。高校カリキュラムに比べ、解くため読むために必要な要素に絞り込み、さらに体系化し、するすると頭に入るように工夫されています。

日本史の学習法はこちら

 

英語の学習法はこちら

 

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古文文法学習の流れ

以下の流れがおすすめです。この記事が分かりにくい場合、①・②の記事を先に済ませてみましょう。

【1】古文文法の基礎

古文文法の勉強法 たった5つのポイント!~入門編~

【2】古文文法の標準(頻出度1~20位)、特に助動詞の知識

[助動詞中心]古文文法 頻出ベスト40(前半・標準編)

【3】古文文法の応用(頻出度21位~40位)

この記事です。

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受験ネットから進呈

古文文法ベスト40後半 21~40位の一覧

21位 「なめり」などの理解(戻し方が分かるか。重要なのは下に来る語の文法的意味。)

22位 敬語の敬意の対象(丁寧、尊敬、謙譲の敬意の方向を言えるか)

23位 丁寧語は2語(網羅できるか)

24位 尊敬語は身体系の6系統(網羅できるか)

25位 謙譲語は神社系の6語(網羅できるか)

26位 接続助詞を・に・が・ど・ばの用法(3用法を言えるか)

27位 已然+ば(最低2種類の訳を言えるか)

28位 助動詞る・らる と す・さす(意味を言えるか。応用として判別の仕方を言えるか)

29位 願望want to(約4語) (網羅できるか)

30位 願望want A to do(1語)、wantA(1語) (網羅できるか)

31位 序詞、掛詞、縁語の基本用法

32位 枕詞 (重要なものを指摘できるか)

33位 な~そ、え~ず (訳出できるか)

34位 「だに」の用法(2用法) (基本的な訳語を言えるか。応用として後続内容で訳し分けができるか。)

35位 「つよいおすさかだつ」 は 完全否定(まったく) (網羅できるか)

36位 係り結びの応用(逆接、懸念) (逆接の1語、懸念の2語句を言えるか)

37位 同格の「の」 (どのような場合に同格になるかと、訳語を言えるか)

38位 AをBみ (訳出できるか)

39位 サ・カ・ナ変、ラ変、上一段の動詞 (網羅できるか)

40位 四段、下二段があれば、下二段は使役か謙譲  (頼む、かづく、給ふの分析ができるか)

古文文法第21位 「なめり」などの理解

(戻し方が分かるか。重要なのは下に来る語の文法的意味)

駿河にあなる山

大室山

写真は、真ん中に穴が空いた静岡県のある山ですが、あなる山ではありません。大室山(おおむろやま)と呼ばれています。

・「あなる山」と聞いて、「あんなる山」→「あるなる山」と戻せるかが、肝心です。

・そして「なる」は、断定の助動詞でなく、伝聞推定の助動詞と即答できることが、肝心です。

「なめり」などの理解(戻し方が分かるか。重要なのは下に来る語の文法的意味)

①「なめり」は、なんめり、なるめりと戻し、下の語は必ず推量系で、上の語は原則それ以外。

②「る」が欠落した感じ+推量系の助動詞。あかざたな+なり・めり が多い。

例 駿河の国にあなる山=静岡にあるという山=富士山

(ポイント)受験生が戸惑うのは「ななり」です。なんなり、なるなりと、音便変化を戻すことはできますが、『なり』は、断定か伝聞推定かと問われると、詰んでしまいます。

伝聞推定の助動詞「なり」の接続 … 終止形、ラ変型の連体形

断定の助動詞「なり」の接続 … 体言、連体形

「なるなり」の場合は、ラ変型連体形+なり、なので、区別がつきません!だから、下の語は必ず推量系と覚えます。

古文文法第22位 敬語の敬意の対象

(丁寧、尊敬、謙譲の敬意の方向を言えるか)

① 先生!今日うちに、茨城のおじいさんが来ます

丁寧語は、話者→聞き手への敬意

② 今日、茨城のおじいさんがいらっしゃるって。

尊敬語は、話者→動作の主体への敬意

③ 今日、茨城のおじいさんがいらっしゃるって、先生に申し上げたの?

謙譲語は、話者→動作の受け手への敬意

敬語嫌いの方が、たくさんいますが、次に書くことを知れば大丈夫!

This is a smart phone./これがスマホだ。

英語では1通りしかない言い方も、日本語ではかなりのバリエーションがあります。

・これがスマホな。

・これがスマホね。

・これがスマホや。

・これがスマホよ。

・これがスマホだお。

・これがスマホだよ。

日本語は、文末をほんの少しアレンジするだけで、気持ちを伝えることができる、便利な言語です。上の例では、太字にした3つの言い方は、愛情を込めた表現です。親が子に、語りかけているイメージがあると思います。

・今日、茨城のおじいさんが来るわよ。(女性が穏やかにものを伝える表現)

・先生!今日、茨城のおじいさんが来ます。(聞き手である先生への気づかいを示す表現)

・今日、茨城のおじいさんがいらっしゃるって。(おじいさんへの気づかいを示す表現)

このように、敬語は、文末で相手への気づかいを簡単に示すことができる、便利な表現です。まず、敬語を「特別視」する、意識を取り払っておきましょう。

例えば、母が子に「明日、いらっしゃるって!」と伝えるだけで、状況が整えば、子どもは、おじいさんが来ることがわかります。このように、敬語は主語を省略し、スムーズに会話を進める機能があります。古文は基本的には、広く読まれることを想定せず、身内が読むことを意図しています。そのため、スムーズさを優先して、敬語を使えば主語はなくてもわかるよね?という、書き方をします。そのため、敬語のマスターを避けてしまうと、誰が何をしているのか分からなくなり、古文が一生分からなくなってしまいます。

古文文法第23位 丁寧語は2語

(網羅できるか)

侍り・候ふ

訳あります、おります(2語共通)

丁寧語は、聞き手または読者への心づかい(敬意)を表します。

(例)「雨の降り侍りつれば……」とて(「雨が降っていましたので……」と言って)

例文では、会話をした人が、聞く人への心づかい(敬意)を示していますね。

丁寧語は、まず侍り(はべり)・候ふ(さぶらふ/さうらふ)を覚えてください。高校では、侍り・候ふは、謙譲語の意味を含め、多義語と教えますが、「まずもっとも大切なことを覚える」「慣れたら足してゆく」 これが成績上位者に共通するワザです。

【必見】頭の悪い生徒に共通するミス

頭の固い先生は、侍り・候ふはもともと謙譲語だから、謙譲語の意味は外せない、と学問の立場から考えます。それは誤りでは、ありませんが、侍り・候ふは丁寧の用法が主流です。ただし、MARCH関関同立以上の大学やセンター試験を受験する場合は、あとから、謙譲の意味を学びましょう。成績の悪い生徒ほど、「どうせ後から覚えるなら、いま覚えてしまいたい」と、講師の指示に従わいません。そして受験期になり、「敬語がこんがらかって分からない!助けてください」と申し出てくるケースが、非常に多いです。大きな木は、必ず幹から育っていきます。

高校受験までなら、知識は詰め込んでも正解できました。しかし、そのやり方は大学受験では通用しません!まず基本を押さえ、文章や問題を解くなかで慣れていき、本当に理解する、という手順が必須です。そして、問題を問いてゆくなかで、基本では正解できない場面に出会います。そのときに、疑問を感じながら、調べてみます。するとこの知識は、あれ?という気持ちが動機にあるため印象に残り、かつ具体的な問題と関連づくため、驚くほど簡単に頭に入ります。成績の良い生徒は、ほぼこの方法を使っています。

頭の悪い生徒に共通するミス、という不適切なタイトルにしたのは、ぜひここで、「まずもっとも大切なことを覚える」「慣れたら足してゆく」の手順を押さえてほしかったためです。この記事では、ここでしか説明しませんので、ぜひ読み返してみてください!

古文文法第24位 尊敬語は身体系の6系統

(網羅できるか)

思す・ご覧ず・聞こす・仰す・給ふ・おはす

お思いになる・ご覧になる・お聞きになる・おっしゃる・お渡しになる・いらっしゃる

尊敬語は、動作の主体への心づかい(敬意)を表します。

(例)御文の、御身も放たず御覧じける(手紙で、肌身離さず、ご覧になっていたもの)

肌身離さず、ときどき見ているメッセージを持っている人もいるかもしれません。例文では、「見ている」人が尊敬に値することがわかります。例えば、天皇などです。古文の世界では、天皇は、現代の首相の役割も果たしていた、国の最高責任者でした。

敬語

尊敬語は、高貴な人が動作の主体になります。「動作」ということは、基本的には体の一部に関係する語が多くなります。したがって、まず自分の頭に手を当てて「思す(おぼす)」と口にし、目=ご覧ず、耳=聞こす。口=仰す(おほす)、手=給ふ、足=おはす、と覚えていけば簡単です。

尊敬語は、もう少しありますが、まず覚えるべき語句は上の6語にすぎません。口語訳(現代語訳)は以下の通りです。

古文 尊敬語

(例)こちらにおはすお方をどなたと心得る

時代劇「水戸黄門」では、お付きの武士が言う、上のフレーズが、決めゼリフになっています。訳すと「こちらにいらっしゃるお方が、どなたと分かっているのか」という意味です。

(参考)「聞こす」は、聞こえさす、聞こしめすのような類語を持ち、基本的には、語数が増えるほど、尊敬の気持ちが強くなります。

(参考)聞こす、聞こえさす、聞こしめすは、謙譲語の「聞こゆ」とは、全く別物です。この混同が、敬語を苦手にする、ひとつの要因です。

古文文法第25位 謙譲語は神社系の6語

(網羅できるか)

参る  奉る  申す

まかる 賜はる 承る

訳 参上する・差し上げる・申し上げる

訳 退出する・頂く・伺う

謙譲語は、動作の受け手への敬意です。先輩に申し上げる、のように、「言う」という動作をキャッチする人を動作の受けてと言います。

真っ先に覚えておくべき謙譲語はわずか6語です。動作の受け手が尊敬の対象となるということは、神社のイメージを持つと上手く記憶できます。

謙譲語

神社に参った場合、まず「お賽銭」を神様に差し上げます。次に願い事を申し上げます。神社に行くイメージを持ち、参る、奉る、申すが謙譲語であることを、暗記してください。

23位の、【必見】頭の悪い生徒に共通するミスで、強調したため繰り返しませんが、基本的な事項は口をついて出るまで徹底します。例えば、基本的な尊敬語6語は?基本的な謙譲語6語は?と聞かれた場合、瞬時に応えられるようにします。応用的な事項は、時間をかければ答えられる程度、選択肢にあれば選べる程度で構いません。成績の悪い生徒ほど、覚え方に強弱がない傾向があります。成績の良い生徒は、徹底的に理解している事項、大ざっぱにつかんでいる事項が、かなりはっきりしています。

謙譲語

「まかる 賜はる 承る」の3語は、「参る  奉る  申す」の反対となります。「まかる 賜はる 承る」の口語訳は、「退出する 頂く 伺う」となります。

22~25位の簡単な練習

出世街道から外れ、京都から遠く離れた千葉の地方官を勤める父母と娘の家に、京都から将来有望な、若くて偉い役人がやってきた話です。父母(どちらかと言うと母)の期待通り、役人は娘に興味を持ちます。

なお文中の「給ふ」は、「お渡しになる」ではなく、「~しなさる」という補助動詞の用法です。場面は、若くて偉い役人が滞在している、客間のような場所と考えてください。

つとめて、御文やら給はんも、せん方のおはしまさねば、いと心もとなくて過ぐし給ひけるに、主人(あるじ)のまゐり給うて、「昨日の浦風は、御身には染ませ給はぬや。いと心もとなくて」と

※御文やる=手紙を贈る

① 敬語の種類と、誰に対する敬意かを答えなさい。

② 敬語の種類と、誰に対する敬意かを答えなさい。

③ 敬語の種類と、誰に対する敬意かを答えなさい。

語群:尊敬語 謙譲語 (若くて偉い)役人 父(主人) 娘

【正解】

① 尊敬語 (若くて偉い)役人

② 謙譲語 (若くて偉い)役人

③ 尊敬語  父(主人)

【口語訳】

(訳)翌朝、役人はお手紙を贈らせようとなさるものの、方法がないので、非常にそわそわした気持ちでお過ごしになられていたところ、主人が(役人のところへ)参上しなさって、「昨日の海風は、お体に触られませんでしたか?とても心配で」と

古文文法第26位 接続助詞を・に・が・ど・ばの用法

(3用法を言えるか)

① 接続助詞は、通常「 、」の前に来る(約7割)。

② ト、ノデ、ガの全部または一部の用法があると、押さえればよい。

※それぞれ、単純接続、順接の確定条件、逆接の確定条件と呼ぶ。

③ 接続助詞「て」も押さえる。主語が変わらないことに注意。

接続助詞は、助動詞ほど問われませんが、助詞の中では重要で、読解力を左右します。通常は次のように教えます。

接続助詞「を」《接続》活用語の連体形に付く。まれに体言に付く。
①〔逆接の確定条件〕…のに。…けれども。
②〔順接の確定条件〕…ので。…から。
③〔単純接続〕…と。…ところ。…が。

しかしながら、これらを「を・に・が・ど・ば」の5種類につき、それぞれ覚える時間があるなら、暗記事項が桁違いに多い、英語学習に回すべきです。

接続助詞は、読点(、)の前に多く、「を・に・が・ど・ば」の5種類あり、訳語はト、ノデ、ガ(の全部または一部)。

これだけを知っておけば、まずは十分です(受験までに時間切れになった場合、これ以上深めなくても、大きな問題はありません)。なお、単純接続、順接の確定条件、逆接の確定条件といった用語は、高校の定期テストで好んで問われますが、入試では多くは問われません。

鬼

「を・に・が・ど・ば」は、鬼がドバッと出てきたイメージで覚えます。穴やドアから、100体くらい出てくるイメージを持つと、覚えやすいです。イメージで暗記する場合、大げさにするのがコツです。

つとめて、御文やら給はんも、せん方のおはしまさね、いと心もとなくて過ぐし給ひける、主人(あるじ)のまゐり給う、「昨日の浦風は、御身には染ませ給はぬにや。いと心もとなくて」と

(訳)翌朝、役人はお手紙を贈らせようとなさるものの、方法がないので、非常にそわそわした気持ちでお過ごしになられている、主人が(役人のところへ)参上しなさって、「昨日の海風は、お体に触られませんでしたか?とても心配で」と

※正確には、過去の助動詞があるため「お過ごしになられていたところ」と、応用して訳します。

※「を・に・が・ど・ば」=「ト、ノデ、ガ」で大枠は問題ないですが、27位は押さえましょう。

古文文法第27位 已然+ば

(最低2種類の訳を言えるか)

① ノデ、ト

② ~スルトイツモ

「已然形+ば」は、高校で、全員がまだ古文を苦手と感じていない段階で習うため、覚えている人が多い構文です。「ノデ、カラ、ト、スルトイツモ」のように暗記していれば、そのままで構いませんが、これから覚える方は、まずは①のみで構いません。

(例)それを見れば(=それを見る)、三寸ばかりなる人、いとうつくしうてゐたり。

「未然形+ば」は、現代語や英語のifと同じ、「モシ~ナラバ」ですので、重要度ベスト40からは外してありますが、念のため思い出しておいてください。未然は、まだそうなっていないという意味ですので、仮定を表します。

(例)世の中にたえて桜のなかりせば(=もし全く桜がないとすれ)春の心はのどけからまし

古文文法第28位 助動詞る・らる と す・さす

(意味を言えるか。応用として判別の仕方を言えるか)

① る・らるの意味は自可受尊(=自発・可能・受身・尊敬)

② 識別は文脈判断(ただし「可能」は平安期までは打消しを伴う確率が極めて高い、「自発」は感情に関連する語につく確率がある程度高い、この2点は押さえておくと便利)

③ す・さすの意味は、使役・尊敬

目覚め

助動詞る・らる、す・さすは、高校の古文では、もっとも早い段階で学習します。しかし、ほとんどの用法が現代語に残っていますので、優先度はそれほど高くはありません。

現代語の例(る・らる)

自発 目が覚める
可能 食べられるキノコ
受身 上級生に叱られた
尊敬 校長が訪ねられた場所

現代語の例(す・さす)

使役 下級生を行かせる

古文のる、らるの意味は、自可受尊と覚えている受験生が多いようです。何度か言えば、覚えられそうですね。高校では、現代語と似ていて親しみやすいという理由で、る・らるを初めに教えますが、1度に活用表、接続、意味、細かい意味の識別法を、一気に重要度に差をつけず教え込むので、覚えられず古文嫌いが量産される傾向があります。

る・らるの識別について

る・らるの識別法が出回っていますが、うまく当てはまらない場合も多く、文脈判断です。「可能」は平安期までは打消しを伴う確率が極めて高い、「自発」は感情に関連する語につく確率がある程度高い。この程度に留めておいて構いません。

(例)見捨てたてまつる悲しくて、人知れずうち泣か

「泣く」は感情に関連する語ですので、「自然にちょっと涙が出てきた」(自発)と訳します。

(例)(帝は)来し方行く末 思し召さ

助動詞る・らるについて、「主語に身分が高い人が来ると尊敬」という識別法が出回っています。しかし、上の例文では、自発の訳が適当で、ひっかけ問題の対象となっています。「自発」は感情に関連する語につく確率がある程度高いことは、押さえておきたいです。しかし、この法則も絶対ではなく、「第一の人に……思はれむとこそ」(1番目の女として思われたいと)のように、感情に関連する語についても、受身のような場合があります。る・らるの識別は、あくまで文脈判断です。

古文文法第29位 願望want to(約4語) 

(網羅できるか)

 願望want toの意味を持つ、助動詞や助詞は4語あります

・まほし

・たし

・てしがな、にしがな(助詞)

・ばや(助詞)

願望(want to)の助動詞、助詞については、参考書には接続まで掲載されていますが、まずは上の項目を覚えておけば十分です。問題を解き、気になった際に、接続などを徐々に覚えていきましょう。暗記事項に時間を割く生徒が目立ちますが、それよりも暗記項目は原則(木の幹)にとどめ、早期に問題演習をスタートさせたほうが得策です。暗記事項だけで解ける問題は少なく、また問題演習をしながら、木の幹に枝葉を足してゆく覚え方は、非常に楽で、かつ忘れにくい特徴を持ちます。

接続は、始めに無理に覚えなくても、おおまかに次のように押さえましょう。

「行く」を、願望want toの意味に変える場合は?

行かまほし・行きたし・行きてしがな・行かばや

簡単に言えば、上の四角の中だけ覚えれば、十分です。「行く」は、行か(a)ずより四段活用(説明はこちらの【3】)ですので、か/き/く/く/け/け、と活用します。よって、まほし・ばや=未然形接続、たし・てしがな・=連用形接続、と分かります。願望の助動詞、助詞は、それなりに出題されますが、始めから接続を暗記するほど、時間はかけられません。まずは、上のグレーの四角内の事項だけで、読解や入試問題とは戦えます。

なお「しがな」「がな」は、わざわざ覚えなくても、「てしがな」の一部と考えれば押さえられます。

古文文法第30位 願望want A to do(1語)、wantA(1語)

(網羅できるか)

願望want A to do = なむ

wantA = もがな

ミッキーマウス 雲

「なむ」は、自分でなく、他人やものがこうなってほしいという場合に使います。「もがな」は直前に欲しいものを置ける珍しい助詞です。現代風に言えば、「新しいスマホもがな」というように使えます。スマホを手にして「新しいスマホもがな」を、数日言い続ければ覚えられますよね。暗記は、いまと結びつける、自分の行動や身の周りのものと結びつける、しばらく繰り返す、が重要です!

29位~30位の、願望系の全体像は、TDL行きたい!を、現代語風の古文に訳せれば、数分で押さえられます。

TDL行かまほし

TDL行きたし

TDL行きてしがな

TDL行かばや

誰かTDL行かなむ(=誰かTDLに一緒に行ってほしい)

TDLもがな(=TDLに行きたい)

もし、現代語風の古文に違和感があれば、桜を見たい!がおすすめです。

桜見まほし=桜見たし=桜見てしがな=桜見ばや=桜咲かなむ=桜もがな

意外かもしれませんが、「桜もがな」だけで、桜を見たいと訳して構いません。

(参考)誰かTDL行かなむ/桜咲かなむ を知っていれば、願望(他社へのあつらえ)の助動詞「なむ」は、未然形接続であることも、押さえられます。なむの識別は、頻出で、連用形接続の場合、別の語になります。

桜咲かなむ = 桜が咲いてほしい

桜咲きなむ = きっと桜が咲くだろ(完了の助動詞「ぬ」の未然形+推量の助動詞「む」の終止形)

21位から30位で、古文文法の超頻出エリアは終わりです。31位から40位も頻出ですが、30位までの理解でも、相当解ける問題は増えてきます。

古文文法第31位 序詞、掛詞、縁語の基本用法

(全て登場する百人一首を1つ言えるか)

和歌の序詞、掛詞、縁語は、頻出ですが、難しく感じます。

難波(なには)潟 みじかき芦の ふしの間も 逢はでこの世を 過ぐしてよとや

しかし、序詞、掛詞、縁語は上の和歌1首で全て押さえられます。上の和歌は、百人一首の19番です。この3つの技巧が全て出てくる和歌で1番はじめに出てくる和歌です。百人一首は、1番から学び、途中で挫折する方が多いため、19番なら薄っすらと覚えている方もいるかと思います。

序詞、掛詞、縁語は、教科書や参考書の説明の手順が悪いだけで、実は簡単です。これは別記事で説明する予定です。

完成後、ここにリンクを張ります。

古文文法第32位 枕詞

(重要なものを指摘できるか)

枕詞は、中学では重要視される傾向がありますが、大学入試では序詞、掛詞、縁語に比べると、出題頻度が落ちます。主な枕詞を、ざっと押さえましょう。時間に余裕が無い限り、完全な暗記までは必要ないでしょう。

あおによし 奈良
ひさかたの 空・光 (久しぶりのと訳さないこと)
あしびきの 山
あかねさす 紫・日・照る
たらちねの 母
あづさゆみ はる・ひく
あまさかる ひな・日
あらたまの 年・月・春
いはばしる 垂水・滝
うつせみの 命・世・身
からころも 着る・裾・袖
くさまくら 旅・露
しろたへの 衣・袖・雪・雲
ぬばたまの 黒・夜・夢
ちはやぶる 神

枕詞の本質は、敬うべき対象を表す言葉の上につく、まさにお客様に出す「良い枕」のようなものです。例えば、神様がやってきたら、かならず「ちはやぶる」という枕を用意します。和歌の歌い手が、その場その場で考えるものではなく、決まりごとであり、5文字が中心です。

枕詞ちはやぶるは、もともとは、荒々しいという意味を込めて使われていたと考えられますが、時代とともに、和歌の歌い手は、何も考えずに添えるようになりました。歌い手が何も考えていない以上、訳すのはおかしいので、入試では訳しません。なお、マンガでは、ちはやぶるを、ちはやふるに少し変えていますが、荒々しい、勢いが強いという意味で、名づけられています。

ちはやふる

出典:ちはやふる(末次由紀/講談社)


楽天:ちはやふる(1)

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古文文法第33位 な~そ、え~ず 

(訳出できるか)

①「な~そ」は、現代語の「~する」に残っている。意味は、禁止(~しないでくれ)。

②「え~ず(打消し)」は、「ありな~い」に残っている。意味は、不可能(~できない)。

(例)物知らぬことのたまひ(子どもじみたことをおっしゃらないでくれ)

(例)人のそしりをもはばからせたまは(天皇は、批判の声に心を配ることもできず)

古文文法第34位 「だに」の用法(2用法)

(基本的な訳語を言えるか。応用として後続内容で訳し分けができるか。

① だに・すら=サエ さへ=マデモ の基本訳をまず絶対に暗記する。

② だに + 打消・否定的内容 は ①

③ だに + 願望・肯定的内容 は 例外で「セメテ~ダケデモ」と訳す。

ダニ

だに・すら・さへ の3語は、似た用法を持ちますが、「だに」がもっとも問われます。そして、辞書を見るとそれぞれの訳語が複数ありますが、受験では「だに・すら=サエ さへ=マデモ」を覚えておけば、選択肢・記述とも失点する率はかなり低くなります。

(例)ほたるばかりの光だになし。【「なし」は打ち消し】ほたる程の光さえない。

(例)散りぬとも香をだに残せ、梅の花 【「残せ」は願望】散ってしまうとしても、せめて香りだけでも残せ、梅の花よ。

(例)玉の男御子さへ生まれ給ひぬ (訳)美しい玉のような男の子までも生まれなさった《「男の子さえ」と訳すと受験では×です。古文と変わらず、訳していないことになるからです。選択肢形式でも「さえ」は用意されません》

応用:「だに」の本質
②で挙げた「だに」は、「aだに」の形をとすると、常にラージAを類推させる機能があります。
ほたるばかりの光だになし → 暗に、ましてや月の光など言うまでもなく存在しない、という意味を含みます。

古文文法第35位 「つよいおすさかだつ」 は 完全否定(まったく)

(網羅できるか)

つ よ い お す さ か だ つ + 打消し = 全く~ない

呼応の副詞は、現代語では「全然…ない」のように、呼べば応える関係をつくる副詞です。全然(呼べば)…ない(応える)。呼応の副詞を覚えておくことは、読解力に貢献するため、受験では非常によく問われます。頻出の呼応の副詞とその意味を暗記しておくだけです。覚え方は「強いオス逆立つ」

やつや

 … 該当なし(語呂合わせの都合)。「い」はいない。
ほかた
べて
らに
けて
えて … だ → た。「たへて」ではない。
ゆ … 「つ」は2つあります。

古今異義語の「おほかた」「さらに」「たえて」には特に注意します。

(例)おほかためぐらざりければ ×(水車が)だいたいにおいて回らなかったので ◯全く回らなかったので

(例)世の中にたえて桜のなかりせば ×絶えてしまって桜がなかったら ◯全く桜がなかったら

重要なポイントは、「おす」と暗記することです。「を」は全否定ではありません。

をさをさ … ず ×全く…ない ◯ほとんど…ない

古文文法第36位 係り結びの応用(逆接、懸念) 

(逆接の1語、懸念の2語句を言えるか)

古文文法第13位 係り結びの基本

① 係助詞は ぞ・なむ・や・か・こそ

② 結びは基本は連体形。「こそ」はこっそり已然系。

③ ぞ・なむ・こそ は「!」のイメージ(強意)。や・か は「?」(疑問)と「?!」(反語)のイメージ。

※※難関大学受験レベルでは「は」「も」も係助詞と覚えます。

係り結びの法則は、第13位で学習しました。難関大やセンター試験では、逆接・懸念の用法が狙われます。

①「こそ」は強意以外に逆接もある。

②「もぞ…連体形」「もそこ…已然形」は …したら心配だ

(例)人こそ見えね 秋は来にけり(人の姿は見えない、秋はやって来たのだなあ)

(例)門(かど)よくさし(=閉メル)てよ。雨もぞ降る。(雨が降ると心配だ)

※もそ、もこその後に来る語に対する、不安や懸念を表します。前の語ではありません。

×雨が心配だ ◯降ることが心配だ

古文文法第37位 同格の「の」

(どのような場合に同格になるかと、訳語を言えるか)

①「の」のしばらく後に、意味不明の連体形がある場合、同格。

※直後が体言でもない、係り結びでもない

②「で」という訳語を覚える。

黒き衣着たる、ひとり参りて、

→「たる」が連体形になっている理由が不明 →(訳)僧で、黒い服を着た人が……

(注)英語の同格のthatと同じ。連体形は、節の終了の合図のようなもの。

A monk (that is in black clothes) came and......

古文文法第38位 AをBみ

(訳出できるか)

①訳は「AがBなので」

②Bは形容詞の語幹。語幹用法として「あなかま」(アアヤカマシイ)、「あなかしこ」(アアオソレオオイ)にも注意。

※かまし(形)やかましい、かしこし(形)恐れ多い

(例)瀬み 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ

瀬の流れが速いので、岩にせき止められた急流は、別れてもいつかは、また出会う。私たちも同じように、またいつか出会いたいと思うのです。

古文文法第39位 サ・カ・ナ変、ラ変、上一段の動詞

(網羅できるか)

①サ変は、す・おはす・様々な語+す(対面す、ご覧ず、念ずなど)

②カ変は、来

③サ変は、死ぬ・往ぬ(去ぬ)

④ラ変は、あり、をり、はべり、いまそがり

⑤上一段は、きみにいゐひ+る。ただし、「ゐる」として居る・率るが頻出し、射るとの混同に注意。

中学の範囲が多く含まれるため、基本ですが順位は下げてあります。

古文文法第40位 四段、下二段があれば、下二段は使役か謙譲

(頼む、かづく、給ふの分析ができるか)

(例)今はこの世のことを思ひたまへねば

「ね」は打消「ず」ですので、接続は未然形。通常なら「たまはね」となりそうです。「給ふ」には、四段と下二段があることが分かります。下二段の場合、意味は使役か謙譲です

口語訳:今は現世のことは考えさせていただきませんので。

(例)……紅葉葉は 風のかづくる 錦なりけり

「錦」は体言(名詞)ですので、接続は連体形。通常なら「かづく(錦)」となりそうです。「かづく」(=被る)には、四段と下二段があることが分かります。

口語訳:紅葉の葉は、風が被せる錦の着物であることよ

参考書の紹介

古文文法に関しては、当サイトの情報と、高校で配布される古文文法書だけで十分です。古文文法書は、網羅性が高いので辞書としても使えますが、量が多すぎて、覚えられません。それを当サイトが補う形です。しかしながら、冊子形式も便利なものですので、2冊良書を紹介いたします。

(1)望月光 古典文法講義の実況中継①② 当サイトの古文文法ベスト40よりは、少し多いですが、参考書としてはかなり絞り込んであります。当サイトと説明の手順が異なるため、読み比べて頂くと、知識が深まっていきます。

(2)土屋の古文公式222 電車で立ち読みできるような冊子です。古文文法の基礎、標準が固まり、少し興味が出て、深めてみたいときにおすすめです。苦手な段階では向きませんが、標準から応用の段階におすすめです。

日本史の学習法はこちら

 

英語の学習法はこちら

 

古文文法 21位~40位のまとめ

古文文法第21位 「なめり」などの理解

(戻し方が分かるか。重要なのは下に来る語の文法的意味)

①「なめり」は、なんめり、なるめりと戻し、下の語は必ず推量系で、上の語は原則それ以外。

②「る」が欠落した感じ+推量系の助動詞。あかざたな+なり・めり が多い。

例 駿河の国にあなる山=静岡にあるという山=富士山

 

古文文法第22位 敬語の敬意の対象

(丁寧、尊敬、謙譲の敬意の方向を言えるか)

① 先生!今日うちに、茨城のおじいさんが来ます

丁寧語は、話者→聞き手への敬意

② 今日、茨城のおじいさんがいらっしゃるって。

尊敬語は、話者→動作の主体への敬意

③ 今日、茨城のおじいさんがいらっしゃるって、先生に申し上げたの?

謙譲語は、話者→動作の受け手への敬意

 

古文文法第23位 丁寧語は2語

(網羅できるか)

侍り・候ふ

訳あります、おります(2語共通)

 

古文文法第24位 尊敬語は身体系の6系統

(網羅できるか)

思す・ご覧ず・聞こす・仰す・給ふ・おはす

お思いになる・ご覧になる・お聞きになる・おっしゃる・お渡しになる・いらっしゃる

 

古文文法第25位 謙譲語は神社系の6語

(網羅できるか)

参る  奉る  申す

まかる 賜はる 承る

訳 参上する・差し上げる・申し上げる

訳 退出する・頂く・伺う

 

古文文法第26位 接続助詞を・に・が・ど・ばの用法

(3用法を言えるか)

① 接続助詞は、通常「 、」の前に来る(約7割)。

② ト、ノデ、ガの全部または一部の用法があると、押さえればよい。

※それぞれ、単純接続、順接の確定条件、逆接の確定条件と呼ぶ。

③ 接続助詞「て」も押さえる。主語が変わらないことに注意。

 

古文文法第27位 已然+ば

(最低2種類の訳を言えるか)

① ノデ、ト

② ~スルトイツモ

 

古文文法第28位 助動詞る・らる と す・さす

(意味を言えるか。応用として判別の仕方を言えるか)

① る・らるの意味は自可受尊(=自発・可能・受身・尊敬)

② 識別は文脈判断(ただし「可能」は平安期までは打消しを伴う確率が極めて高い、「自発」は感情に関連する語につく確率がある程度高い、この2点は押さえておくと便利)

③ す・さすの意味は、使役・尊敬

 

古文文法第29位 願望want to(約4語) 

(網羅できるか)

 願望want toの意味を持つ、助動詞や助詞は4語あります

・まほし

・たし

・てしがな、にしがな(助詞)

・ばや(助詞)

 

古文文法第30位 願望want A to do(1語)、wantA(1語)

(網羅できるか)

願望want A to do = なむ

wantA = もがな

 

古文文法第31位 序詞、掛詞、縁語の基本用法

(全て登場する百人一首を1つ言えるか)

和歌の序詞、掛詞、縁語は、頻出ですが、難しく感じます。

難波(なには)潟 みじかき芦の ふしの間も 逢はでこの世を 過ぐしてよとや

しかし、序詞、掛詞、縁語は上の和歌1首で全て押さえられます。上の和歌は、百人一首の19番です。この3つの技巧が全て出てくる和歌で1番はじめに出てくる和歌です。百人一首は、1番から学び、途中で挫折する方が多いため、19番なら薄っすらと覚えている方もいるかと思います。

序詞、掛詞、縁語は、教科書や参考書の説明の手順が悪いだけで、実は簡単です。これは別記事で説明する予定です。

完成後、ここにリンクを張ります。

 

古文文法第32位 枕詞

(重要なものを指摘できるか)

枕詞は、中学では重要視される傾向がありますが、大学入試では序詞、掛詞、縁語に比べると、出題頻度が落ちます。主な枕詞を、ざっと押さえましょう。時間に余裕が無い限り、完全な暗記までは必要ないでしょう。

あおによし 奈良
ひさかたの 空・光 (久しぶりのと訳さないこと)
あしびきの 山
あかねさす 紫・日・照る
たらちねの 母
あづさゆみ はる・ひく
あまさかる ひな・日
あらたまの 年・月・春
いはばしる 垂水・滝
うつせみの 命・世・身
からころも 着る・裾・袖
くさまくら 旅・露
しろたへの 衣・袖・雪・雲
ぬばたまの 黒・夜・夢
ちはやぶる 神

古文文法第33位 な~そ、え~ず 

(訳出できるか)

①「な~そ」は、現代語の「~する」に残っている。意味は、禁止(~しないでくれ)。

②「え~ず(打消し)」は、「ありな~い」に残っている。意味は、不可能(~できない)。

 

古文文法第34位 「だに」の用法(2用法)

(基本的な訳語を言えるか。応用として後続内容で訳し分けができるか。

① だに・すら=サエ さへ=マデモ の基本訳をまず絶対に暗記する。

② だに + 打消・否定的内容 は ①

③ だに + 願望・肯定的内容 は 例外で「セメテ~ダケデモ」と訳す。

 

古文文法第35位 「つよいおすさかだつ」 は 完全否定(まったく)

(網羅できるか)

つ よ い お す さ か だ つ + 打消し = 全く~ない

 

古文文法第36位 係り結びの応用(逆接、懸念) 

(逆接の1語、懸念の2語句を言えるか)

①「こそ」は強意以外に逆接もある。

②「もぞ…連体形」「もそこ…已然形」は …したら心配だ

 

古文文法第37位 同格の「の」

(どのような場合に同格になるかと、訳語を言えるか)

①「の」のしばらく後に、意味不明の連体形がある場合、同格。

※直後が体言でもない、係り結びでもない

②「で」という訳語を覚える。

 

古文文法第38位 AをBみ

(訳出できるか)

①訳は「AがBなので」

②Bは形容詞の語幹。語幹用法として「あなかま」(アアヤカマシイ)、「あなかしこ」(アアオソレオオイ)にも注意。

※かまし(形)やかましい、かしこし(形)恐れ多い

 

古文文法第39位 サ・カ・ナ変、ラ変、上一段の動詞

(網羅できるか)

①サ変は、す・おはす・様々な語+す(対面す、ご覧ず、念ずなど)

②カ変は、来

③サ変は、死ぬ・往ぬ(去ぬ)

④ラ変は、あり、をり、はべり、いまそがり

⑤上一段は、きみにいゐひ+る。ただし、「ゐる」として居る・率るが頻出し、射るとの混同に注意。

 

古文文法第40位 四段、下二段があれば、下二段は使役か謙譲

(頼む、かづく、給ふの分析ができるか)

(例)今はこの世のことを思ひたまへねば

「ね」は打消「ず」ですので、接続は未然形。通常なら「たまはね」となりそうです。「給ふ」には、四段と下二段があることが分かります。下二段の場合、意味は使役か謙譲です

口語訳:今は現世のことは考えさせていただきませんので。



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