高卒就職(高校生入社試験) 面接対策最終チェックポイント

      2016/09/15

9月中旬から高卒就職の入社試験が始まります。この記事では直前のチェックポイントを説明いたします。

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入社面接の入退室は、完璧が大前提!

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高卒就職の面接では、進学組よりも、マナーや作法については厳しく評価されます。入退室は、ほぼ完璧(かんぺき)が大前提です。内容以前の、形式の部分での減点は、ぜひ避けましょう。

基本として以下の内容を確認しておきます。

① ドアのノックは2回(高校によっては3回)。

② 全ての動作は両手で(ドアは、両手で開けます)。

③ すべての動作は別々に(ドアを開けながら、あるいはドアが開いた状態での挨拶は原則として避けます。ドアを開けて面接官と目が合ってしまったら、会釈程度にとどめましょう)。

④ 最初の挨拶は、ドアを閉めたあと室内で(高校によってはドアを開けたまま挨拶させますが、本来は室内が良いです)。

⑤ すべての動作は別々に(直立する、一呼吸置く、失礼いたしますと言う、一呼吸置く、お辞儀をする、一呼吸置く、ゆっくりめに戻す、がポイントです。焦らずに動作を細かく分けると、綺麗に見えます)。

⑥ 椅子は右手で触る側に立つ(椅子の左と覚えると、向きが変わることがあり、混乱しやすくなります。高校によっては入口に近い側と教えます)。

入室時のコツ

ノックは2回、両手で触る、動作は別々に

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受験ネットから進呈

面接の入室で失敗しやすいこと ベスト3

1位  ドアを開けたときに、面接官と目が合い、動作が重なってしまう

ミスがもっとも起こるのは、ドアを開けた瞬間です。ドアを開けながら、失礼します(いたします)と言い、かつお辞儀もしてしまう。これは、本来分けるべき動作が3つ重なっています。動作を重ねるということは、効率を良くする、つまり手抜きをするということです。手間ひまかけるほどの相手ではないという、メッセージになってしまい、マナー違反となります!

一つ一つのミスが合否に直結するわけでないので、過剰に意識する必要はありませんが、スムーズだと印象度が加点されると考えてよいでしょう。

2位  ドアを閉めた後のあいさつを焦ってしまう

ドアを閉めた後のあいさつは、印象の3割以上を決める重要なポイントです。何度も練習して必ず決めましょう。ドアを閉めた後のあいさつは、緊張から、焦って雑になってしまいます。

直立する、一呼吸置く、失礼いたしますと言う、一呼吸置く、お辞儀をする、一呼吸置く、ゆっくりめに戻す、がポイントです。お辞儀は、普通礼で習っている場合は、面接官に髪の生え際が見える程度、最敬礼で習っている場合は、頭のてっぺんが見える程度です。

動作や発言の間で一呼吸置くことで、印象が4割変わります。何度も練習しましょう。

3位  動作は正しいが姿勢が悪い

入室の手順が正しいものの、直立姿勢や歩く時の姿勢が悪く、台無しにしている生徒がよくいます。天井から見えない糸で、頭のてっぺんをつられているイメージを持ち、1センチ背伸びする感覚を持ちましょう。具体的には、次の項目で説明します。

差がつく、状態・様子のマナー

会社員

多くの高校生が、入室の手順(動作のマナー)に気をとられがちですが、状態・様子のマナーが全体の印象に大きく関わっています

① 立ち姿勢 … ミスが多いのは手の位置です。指を閉じ中指を真横に。

② 座り姿勢 … 浅めに腰かけ背筋を伸ばします。女子は脚を完全に閉じ、男子は肩幅より少し狭いくらいが良いです。待合室での姿勢にも、注意してください。女子は膝の上のに手を重ねますが、右手を下に置くが正式なマナーです。男子は手を重ねず、握りこぶしにして、ひざの上に置きます。

③ 服装 … 男子は、ズボンの裾(すそ)に汚れ・ほつれ・破れがないこと、さらに全体にたるみがないことが、とくに重要です。腰ばきをしていないズボン(パンツ)を用意し、クリーニングしておきます。男子の靴下は、現在主流の短いものでなく、長い方が望ましいです。ベルトは、黒か茶以外は、避けてください。夏服は、第1ボタンを締めない校則の高校が多いですが、締めてあると差がつきます(ネクタイがないので、見た目のバランスは微妙ですが、それでも締めてきた心構えが買われます)。

④ 目線 … 質問者の目またはあごの付近を見ます。

※声の大きさ … 状態・様子のマナーとは少し異なりますが、全体の印象に極めて大きく関係してきます。大きめの声がベストです。特に入室直後の、失礼します(いたします)の声の大きさは、全体の印象を2割程度は動かします。午前中の場合は、会社に着くまでに、発声練習をしておきます。

※特に緊張しやすい方に  …  特に上がり症の方は、深呼吸程度では効果がないのは、言うまでもありません。自己責任の裏技になりますが、「1番安いドリンク剤(または、エナジードリンク)を3分の1だけ、会社に着く30分前に飲んでおく」ことが、有効な場合があります。ドリンク剤は、アルコール分やカフェインが主成分のため、効きすぎることがあります。興味がある場合は、面接より前の日に、2回試して、異常がないか確認することが必要です。1本では多すぎますので、残りは捨ててください。また、この裏技は自己責任になりますので、必ず2回試してから検討してください。

高卒就職   頻出質問の確認

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高卒就職の面接で、よく聞かれるのは以下の通りです。

① 志望動機

履歴書に書いた通りで構いませんが、細かいところまで全く同じでなくても構いません。もし余裕があれば、丸暗記よりは、その場で考えて、少しだけ言いかえながらの方が相手によく伝わることがあります。

② 高校生活の思い出

コツは、理由が「楽しかったから」にならないものを挙げることです。修学旅行ならば、楽しかったからでなく、歴史を学べたからなど、少し背伸びした理由をつけておきます。修学旅行は行き先がそれぞれ異なるため、面接官も興味を持ちますが、体育祭・クラスマッチなどはどうしても内容が似てきます(チームワークが深まった、という話になりがち)。そのなかでの詳しい出来事や、自分が感じたことに絞って、他の生徒との差を出すことがポイントです。

高校生活の思い出を上げる際に、自分の成長に結びつけて話すことができるものがあれば、ぜひそれを選びましょう。例えば、部活動の大会を思い出として挙げる場合、根性や体力などのPRにつなげます。

③自己PR

(1)国家資格、各種資格、(2)部活の大会実績やコンテストの入賞実績、(3)部活動やボランティアの長期間の継続、(4)自身の長所などをPRします。

(1)〜(3)のように、外部から認められたものや、誰かに聞けばわかる客観的ものがベターです。もしない場合は、(4)の自身の長所を使いますが、その場合もそれを証明する体験や、高校の先生の言葉などを付け加え、客観的な事実としてPRすることが必要です。

(例)私がPRしたい点は2つあります。1つめは部活動です。3年間野球部を続け、副部長を務めました。2つ目は漢検2級の資格です。2度失敗しましたが、勉強を重ね、3度目に無事合格することができました。以上2つが私がPRしたい点です。

※ もし可能であれば、自己PRを、入社後に自分ができることに結びつけると、より印象が良くなります。例えば、漢検の資格を、入社後の正しい文書作成に役立てたい、などです。

関連記事   次の記事には、自己PRの話し方の説明があります。

大学・専門学校入試の面接~志望理由(動機)と自己PR~

④ 社会人としての抱負

どんな社会人になりたいかを答えます。遠い将来のことは難しいので、1年目、2年目くらいのイメージで構いません。(創造性や個性を生かそうとする前に)まずは与えられた仕事を覚える、先輩社員によく相談するなど、組織人としてのセンスが感じられると、高評価になります。

⑤ 会社見学での印象

先輩社員が優しかった、丁寧に案内してくれたと答える高校生が、一定数います。しかしながら、会社は教育の場でなく、上司は先生ではありません。この答え方は、やや学生気分という印象を与えられたますので、「しかし、そういった先輩社員に迷惑をかけないよう、自分でも努力をしようと思っています」などフォローをしておくと良いでしょう。

その他「最近のニュース」「短所」「得意教科と苦手教科」などを聞く会社もあります。

「最近のニュース」… 悲惨なニュースや、芸能人関連の軽すぎる話題を避け、まじめなニュースを選ぶことが最大のポイントです。多少突っ込まれても答えられる、詳しく知っているニュースを選ぶのがコツです。

「短所」… 高校でも習っていると思いますが、改善の努力をしていることを付け加え、「自己フォロー」をしておきます。「協調性がない」「人づきあいが苦手」など、会社が求める能力と180度異なる短所は、いくらフォローしても、悪い印象が残りますので、できれば避けてください。

「得意教科と苦手教科」 … 苦手科目に国語または数学が来ると、面接官は仕事に支障があるのではないかと、心配になります。社内や対外的な書類、あるいは電話応対で、言葉のミスが多いと会社の信頼を損ねるからです。実際に、筆記試験がある会社では、かんじや言葉の問題が、必ず含まれます。数学は、業務のなかでの数字の計算のほか、生産や営業のコストや成果を分析するのに必要なため、苦手意識が強いと多少不利になります。もし苦手な場合は、入社までに、漢字、書き言葉と話し言葉の区別、敬語、四則計算の練習を行うプランを立てておけば、好印象になります。

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以下の記事はタイトルは大学・専門学校となっていますが、就職も全く同じですので参考になるはずです。

大学・専門学校入試の面接対策【5】合格の5つのコツ(注意点・チェックポイント)


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