【受験用】自己PR文の書き方・例文|大学・短大・専門学校


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大学・短大・専門学校受験用、自己PR文の書き方をわかりやすく説明します。また、400字、600字、800字を目安とした、自己PRの例文も掲載しました。

内容はもくじから。


自己PRとは? 分かりやすく説明すると……

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そもそも自己PRって、どういう意味なんですか? いろいろな説明を見ても、すごくあいまいで分かりにくいです。

はい。自己PRとは、人間的な能力をPRすることです。

1番分かりやすいのは、長所にエピソードを添えるパターンです。長所をただ書いても、読む人(試験官)は本当かどうか分かりません。そのため、それを証明するようなエピソードを添えてください。

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長所や能力? 自分の場合は、初対面の人と話せることかな?

はい。それで大丈夫です。書く前に、面接だと思って練習すると、うまくいきますよ。

「では、自己PRをお願いします」

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はい。私のPRしたい点は、様々な人と分け隔てなく話せることです。もともと引っ込み思案だったのですが、建設のアルバイトで様々な年齢の人と話すことで、段々得意になって来ました。高校の調べ学習では、地域の人にインタビューをする担当となり、さらに初対面の人と話すのが得意になりました。

OKです! 長所を話すさいは「以前はできなかったが、努力して成長した」という話し方をすると、対比効果で印象に残りますので、ぜひ覚えておいてください。

自己PRは長所だけではない?

高校生の場合、就職試験では「長所・短所」を聞かれるケースが多いですが、大学・短大・専門学校の入試では「自己PR」となることが多いようです。なぜ、自己PRという用語を使うのでしょうか?

それは、取得した資格について話してもよいし、長所が思い当たらなくても、高校での活動内容をPRできるからです。簡単に言えば、長所より幅が広く、人間的な能力全般を聞くのが、自己PRです。

自己PRでは、次の3パターンがあります。

  1. 長所+エピソード(長所を証明するエピソード)
  2. 資格+エピソード(取得の苦労話や、勉強法など取得を通じて得た能力)
  3. 高校生活+得た能力・成長点(例えば、部活動を通じて協調性を得たなど)

自己PRを考える 実際の生徒の例文

上の表を見ながら、ある高校の生徒3人に、PRしたい点を1つか2つ挙げてもらいました。

左の男子は、分け隔てなく話せるという長所を、建築現場のアルバイトのエピソードで伝えようということですね。真ん中の女子は、2つ挙げてくれました。右の男子は、全商簿記2級の取得のPRですが、それではひとことで終わってしまうため、取得の苦労話や得た能力を添えようということですね。

代表して、左の男子に、面接方式でまとめてもらいます。

「では、自己PRをお願いします」

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はい。私のPRしたい点は、様々な人と分け隔てなく話せることです。もともと引っ込み思案だったのですが、建設のアルバイトで様々な年齢の人と話すことで、段々得意になって来ました。高校の調べ学習では、地域の人にインタビューをする担当となり、さらに初対面の人と話すのが得意になりました。

はい。OKです。自己PRを文章にするときは、専門学校受験の場合、400字程度が多いでしょう。2段落構成がおすすめです。また、入試のさいは、進学後どう生かすかを書くと、評価が上がります。

自己PR 400字の例文(専門学校受験など)

私がPRしたい点は、さまざまな人と分け隔てなく話せることです。私は、中学時代はとても引っ込み思案で、家族や友人と話すのが精一杯でした。しかし、高校1年次から始めた、建設現場のアルバイトで様々な年齢の人と話すことで、段々人と話すのが得意になってきました。アルバイトでは、上は60代、下は同級生と幅広い年齢層が協力して作業に臨みます。最初は苦手だった敬語も、上の人の指導で徐々に慣れてきました。高校2年次、総合的な探求の時間の調べ学習では、地域の過疎化について調べました。私は地域の人にインタビューをする担当となり、さらに初対面の人と話すのが得意になりました。

進学後は、さまざまな地域から来た人と、一緒に建築を学ぶこととなります。私は、長所を生かし、早く溶け込み、皆で資格取得に向け努力してゆきたいです。また、将来、2級建築士として仕事に就いた際にも、この長所は生かせるものと考えています。(393字)

自己PR 600字の例文(大学・短大受験など)

自己PRを文章にするときは、大学・短大受験の場合、600~800字程度が多いでしょう。2段落構成では、1つの段落が長過ぎ、読みづらくなります。前置きとまとめを加えた、4段落構成がちょうど良いでしょう。また、入試のさいは、進学後どう生かすかを書くと、評価が上がります。

私がPRしたい点は、さまざまな人と分け隔てなく話せることです。

私は、中学時代はとても引っ込み思案で、家族や友人と話すのが精一杯でした。しかし、高校1年次から始めた、建設現場のアルバイトでは、様々な年齢の人と話すことを余儀なくされました。現場では、上は60代、下は同級生と幅広い年齢層が協力して作業に臨みます。当初は、自分から話しかけなければ、何か話題を考えなければと焦ってしまう場面が多くあり、スムーズとは行きませんでした。

しかし、相談した高校の担任の先生から、まず相手に興味を持ち、相手の話を聞く姿勢が重要だと教わりました。そして、それ以降は、上司ともアルバイト仲間とも、自然体で接することができるようになりました。最初は苦手だった敬語も、上の人の指導で徐々に慣れてきました。高校2年次、総合的な探求の時間の調べ学習では、地域の過疎化について調べました。私は地域の人にインタビューをする担当となり、さらに初対面の人と話すのが得意になりました。

進学後は、人生経験を積んだ教授や、さまざまな地域から来た学生と、一緒に建築学を学ぶこととなります。私は、長所を生かし、研究室での学習をスムーズに進めたいと考えています。このことは、貴学の「協働性を生かし学ぶ姿勢」というアドミッションポリシーにも合致すると考えます。(560字)

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なるほど。段落のバランスがよく、読みやすい気がします。でも段落分けは、どうすればよいのですか?

はい。小論文や志望理由書と異なり、自己PRでは、前置き(結論)を示せばよい第1段落を除き、段落のパターン化が難しい部分があります。そのため、まずつなげて書いてみて、

  1. 前置き(結論)
  2. 話のまとまり
  3. 話のまとまり
  4. まとめ

となるように分けるとうまくゆきます。

自己PRを考える 指定字数が長めの場合は、2つPRするのも手

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大学受験では、自己PRは600~800字が多いとのことですが、字数は埋まるものでしょうか?

はい。600字程度なら、1つのPR点を深く掘り下げてゆけば何とか埋まりますが、800字ではかなり苦しくなります。その場合、PR点を2つ用意するのもおすすめです。

真ん中の女子生徒は、PR点を2つ用意していますので、800字でも埋まります。

私がPRしたい点は、演劇部の部長経験から得たコミュニケーション力と、手先が器用という長所です。

私の高校の演劇部は、部員が40名以上います。そのため、部員の個性が豊かで、活動に対する考え方もさまざまです。私は、2年生の2学期から部長を務めることになりましたが、活動スケジュールや公演内容の調整に苦労しました。このとき、私は自分で判断する前に、部員全員の意見を、丁寧に聞くように努力しました。個々の意見を忘れてしまわないように、スマートフォンのメモ帳に記録し、丁寧に意見を集約しました。この姿勢を多くの部員が評価してくれたことで、上手く譲歩を引き出せたように感じます。また、苦手意識があった部員の性格も理解でき、コミュニケーション力が育ったと感じました。この能力は、グループ学習や幼稚園での実習など、進学後の勉強はもちろんのこと、将来幼稚園教諭になった後も生かせると思います。保育士は、児童の面倒を見るだけでなく、同僚の幼稚園教諭、園長、保護者とのコミュニケーションが重要と聞いているからです。

また、手先が器用という点も、ぜひPRしたい点です。私は、小学校低学年から母親の影響で刺繍を始め、高学年では、地域の作品展に参加し、努力賞を得たこともあります。お菓子作りは中学生の頃から始め、最近は和菓子の繊細な飾り付けにも慣れてきました。幼稚園教諭は、季節の遊びや行事で、細かな工作をする機会が多いと思います。そのような機会に、手先の器用さを生かしてゆきたいです。

以上2つが、私のPRしたい点です。コミュニケーション力や手先の器用さを生かし、充実した短大生活を送り、優れた幼稚園教諭を目指したいです。(701字)


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