このページでは、やや難解な『7つの習慣』のレポートや感想文の書き方を、具体例を中心に、分かりやすくかつ深く知ることができます。高得点、高評価のレポート、感想文の作成のヒントとなります。
レポートや感想文のおすすめの構成
『7つの習慣』のレポートや感想文は、どう構成すればいいの?
はい。まず段落数は、100の位を2で割るのがおすすめ。例えば、600~800字程度(レポート用紙1枚程度)なら、8÷2の計算で、4段落構成がおすすめです。
第1段落(要点) 7つの習慣全体に触れつつ、特に取り上げたい習慣を書く。
7つの習慣とは、依存から自立、相互依存へ至る人の成長の道しるべだ。表面的に取り繕うことを良しとせず、内面を磨く「人格主義」がその土台にある。今回のレポートでは、このなかから第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」を取り上げたい。
第2段落(くわしく) その習慣を簡単に説明したあと、自分なりの解釈を書く。
第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」とは、文字通り、他人から理解してほしいなら、まずその人を深く理解せよという意味である。一般に人は、自分を理解してほしいという欲が先に立ち、相手の人となりやこだわり、意見、趣味と言ったものの理解が後回しになりがちだ。最も分かりやすい例が、学校の生徒と先生の関係である。ほとんどの生徒が、先生は自分を理解するのが仕事と考え、先生の趣味やこだわりなどは、尋ねたこともないという人が多いはずだ。……
第3段落(くわしく) その習慣に関して、自分自身の反省点、改善の方向性を書く。
第5の習慣に関して、私は同世代の親しい友人にはこれを実践してきたと考える。しかし、やや疎遠である知人、年齢が上の先輩、教師、両親に対しては、全くと言ってよいほど実践を怠ってきた。先日、両親と次のようなやり取りがあった。……
第4段落(要点) 今後の、学生生活や仕事への生かし方をまとめる。
以上、7つの習慣のなかの第5の習慣を扱ってきた。新社会人となれば、年齢が異なる人との付き合いが非常に多くなる。コミュニケーションの際に、第5の習慣を生かし……
※1200字の場合は、12÷2より6段階構成がおすすめ。くわしくの段落を4つに増やします。例えば、第4の習慣に関して解釈、改善の方向性の2段落、第5の習慣に関して解釈、改善の方向性の2段落といった構成が考えられます。
※最初の要点を序論、くわしくを本論、最後の要点を結論と呼ぶことがあります。
第1段落に書く「7つの習慣」とは?
「7つの習慣」の全体像を確認しましょう!
「7つの習慣」はアメリカをはじめ、世界で4000万部以上読まれた、経営学者コヴィー博士のビジネス理論です。日本では、240万人が読んでおり、経営者やビジネスマンが多いですが、学生にも徐々に広がっています。
「ニーチェの3態」を知っておくと全体がすぐ分かる
・第1の習慣 主体性を発揮する
・第2の習慣 目的をもって始める(終わりを思い描くことから始める)
・第3の習慣 最優先事項を優先する(優先順位の法則)
・第4の習慣 Win-Winを考える
・第5の習慣 理解してから理解される(まず理解に徹しそして理解される)
・第6の習慣 相乗効果を発揮する(シナジーを創り出す)
・第7の習慣 刃を研ぐ
「7つの習慣」ですね。全体的に理解するのは、難しそう!
はい。確かに7つというのは、少し複雑な印象かもしれません。しかし、哲学者・ニーチェの3態を知っておくとカンタンです。あ、余計な人物が増えた!と思うかも知れませんが、ニーチェを知っている人は、モテます。今から、知っておいて損はないですよ?
じゃあ、やります!(笑)
ニーチェの3態とは、人間のこころの成長の3つの状態という意味です。
- 子猫 欲望のまま、指示に従うだけの存在。おおむね幼稚園児や小学生のイメージですが、社会のなかでの「中高生・学生」、会社組織のなかでの「若手社員」も当てはまります。
- ライオン 強い自我が芽生え、周囲と対立する時期。おおむね中学生のイメージですが、一部の大学生や、中堅社員も当てはまります。
- 母 受容と主張のバランスが取れた時期。おおむね成熟した大人のイメージです。
ドイツの哲学者ニーチェは、人の一生はラクダ、獅子(ライオン)、幼子(赤ちゃん)のように変化すると考えました。ラクダ、幼子はわかりにくいため、子猫、やさしいお母さんに言いかえてあります。
7つの習慣の全体像(要約)
7つの習慣は、受け身の子猫(依存)が、ライオン(自立)を経て、母(相互依存)をめざすプロセスと言えますね! 通常中高生、学生や若手社員が学ぶことが多いようです。
第1の習慣 主体性を発揮する
主体性というのは、自主性のこと? それなら、小学生の頃からよく言われてきたから、分かってるつもりなんだけど。
はい。実は、7つの習慣の主体性は、もう少し深い部分を持っています。
スマホに読者登録したユーチューバーの更新のお知らせが届く→すぐ見る
この行動を何度もくり返すと、脳が学習して自然にそうしてしまう(刺激-反応理論)のですが、「→すぐ見ずに、勉強のごほうびにする」という選択もできますよね? これが主体性です。
7つの習慣は、一見簡単そうな要素があり、分かったつもりになっている人や、誤解したまま発信している人も多いのですが、「刺激-反応理論」が土台にあります。
人間の行動はすべて、過去に蓄積した「刺激に対する反応」のパターンのくり返しにあり、個人差があり、その仕組みを意識することで、行動は買えられるということです。
ん? 思ってたのと違いますね!
はい。親に叱られる→反抗するも、体に染みついた反応なのですが、「刺激-反応理論」を理解していれば、「→親に、なぜそう思うのか聞いてみる」という選択肢もできますよね? これが主体性です。
人間も動物ですので、もともとはネズミと同じ。ネズミは、台所にチーズが置いてあると、捕まる危険があっても飛び出してきます。それで、物音がすれば一目散に逃げる。これは、どの個体も同じです。
人間はネズミと同じ。ただし気づけば変わることもできる(ネズミ理論)。
このネズミ理論は、第1の習慣(主体性を発揮する)の深い理解につながります。
大事な試験の1週間前。スマホに読者登録したユーチューバーの更新通知が届いたらどうしますか?
いや、普通見るでしょ? と言いたいところですが、「第1の習慣 主体性を発揮する」や「刺激-反応理論」を知っていれば、ちょっと待て?ほかに選択肢はないか??と考えますよね。
はい、大正解です。ほかに、勉強のごほうびに取っておくという選択肢も作れます。そのほうが、勉強に集中でき、動画もより一層楽しめそうですね。
高校生活のなか、朝から晩まで、人は多くの刺激(スマホの更新通知など)を受けます。それに流される人と、いつも選択肢を意識する人では、大きな差がつきます。はっきり言ってしまえば、進学校の生徒ほど、この「第1の習慣 主体性を発揮する」を身につけている傾向があります。
なるほど。土日は部活終わりにいつもマックに行っていたけど、「今日は家の用事あるから、やめとくわ」と帰るのもありですね。
はい、その通りです。友達づきあいも大切ですが、自宅で勉強時間を2時間取れると、結構な差になります。
第2の習慣 目的をもって始める(終わりを思い描くことから始める)
卒業式の夜、あなたは高校(大学)生活をどうふり返っていますか? 机の上には何がありますか?
卒業式の夜? いい友達できたな~。机の上には、卒業旅行の写真かな?
はい、普通はそうなると思います。でも「家を建てる人は2度建てる」という言葉の意味が分かるでしょうか?
家を建てるのは、数千万円単位のお金がかかるため、賃貸で済ます人もいます。でも、ぜひ建てたいと思って建てた人のなかには、ある共通項があります。
頭のなかで、1度建てたということ?
はい、その通りです。家を建てた人は、何歳のときに、どんな風にお金をためて、どこにどんな家を建てるのか、場合によっては設計図まで作っていたそうです。
人の脳は、潜在意識と呼ばれる部分が、大部分をつかさどっています。そのため、目的を決めておく、具体的に言えば「終わりを思い描く」ことで、自動的にそれに近づく行動を取る仕組みがあります。
よく、お金持ちは子どもに、お金持ちになるにはトイレ掃除を欠かさないこと、と教えると言われます。お金持ちという「終わりを思い描く」ことを習慣づけ、自動的にそれに近づく行動を取らせようとしているのかも知れません。
なるほど。卒業式の日、机の上に並べたいものを具体的にイメージするとよいですね。
はい、その通りです。「7つの習慣」は大人向けですので、自分の葬式の日を思い描くように指示しますが、中高生、大学生の場合は、まずは卒業式の日を思い浮かべ、達成していることを、具体的にか条書きにしてみましょう。若手社員の場合は、転職や退職の日が良いかも知れません。
第2の習慣は葬式理論なのですが、高校生は「卒業式理論」と考えるとよいでしょう。
第3の習慣 「緊急でないが重要なこと」を優先する(優先順位の法則)
旅行(プレゼン)の前夜、あなたは何をしていますか?
旅行(社会人ならプレゼン)の前夜ですか? 支度が間に合わずテンパってます。
はい。普通はそうですよね。人は「緊急かつ重要なこと」に日々追われる存在です。例えば、宿題、明日の仕事の準備などです。
しかし、できる生徒は、修学旅行後に提出するレポートの流れを考え、スマホのメモ帳に、見てくるべきポイントを打ち込んでいるかも知れません。また、できる社員は、前日に、明日の仕事の報告書の書ける部分は、書いてしまっています(仕事のあとは気が抜けて面倒になるため)。
この生徒がやっていた作業は、つぎのどれにあたりますか?
- ①緊急かつ重要なこと
- ②緊急でないが重要なこと
- ③緊急だが重要でないこと
- ④緊急でも重要でもないこと
高校生にとってレポートの評価は、進路に関わるから「緊急でないが重要なこと」かな?
はい、正解です。第3の習慣は、「緊急でないが重要なこと」を最優先事項とするため、優先順位の法則とも呼ばれます。
第3の習慣は、例えば「2年後の留学(転職)の準備をいま始める」というようなことです。
関連が深い第1~第3の習慣
第3の習慣 優先順位の法則は、第2の習慣 目的をもって始める(終わりを思い描くことから始める)とも関係があるのですが、分かりますか?
修学旅行前夜に、受験に関係があることをしていたのだから……この高校生は、志望校を決めていますね☆
はい、名推理です!
目的が決まっている(習慣②)からこそ、優先順位(習慣③)が決定でき、行動を選択できる(習慣①)のように、第1、第2、第3の習慣は、互いに関連があります。
高校生活や人生の成功を手に入れる、やさしいお母さんをめざそう
高校生活や人生の成功を手に入れる「やさしいお母さん」になるためには、第4から第6の習慣が必要ですね!
・第4の習慣 Win-Winを考える
・第5の習慣 理解してから理解される(まず理解に徹し、そして理解される)
・第6の習慣 相乗効果を発揮する(シナジーを創り出す)
第4の習慣 Win-Winを考える
Win-Winは何となくイメージしやすいですね。
はい、その通りです。「第1の習慣 主体性を発揮する」「第2の習慣 目的をもって始める」は、一見簡単そうで、誤解が多いのですが、Win-Winについては、ほぼイメージ通りでよいと思います。
7つの習慣(抜粋) | 誤解 | 本来の意味 |
第1の習慣 主体性を発揮する | 何事も自分で決めてやることが大切 | 「刺激-反応理論」により、場面に応じた行動パターンは、人により決まっているが、実は行動は選べることを意識する。 |
第2の習慣 目的をもって始める | 《現在から見た漠然とした未来》 今年やりたいことを10個挙げてみる。 | 《未来から見た明確な過去》 ・高校生 卒業式の日に、どんな具体的な成果を手にしているのか。 ・大人 人生最後の日に、どんな人間になり、どんな功績を積んでいるのか。それらの土台となる原則や価値観を宣言する。 |
第4の習慣 Win-Winを考える | 「お互いに得をする」でだいたい正解。 | Win-Loseの国アメリカで生まれた法則。日本の高校生は、LoseーWinの関係や、LoseーLoseの関係がベースとなっており、少し捉えたかを変える必要がある。 |
Win-Loseの国アメリカ
7つの習慣が生まれたアメリカは、貧富の差が激しく、食うか食われるかの国と言えます。そのため、人々はWin-Loseの関係(食うか食われるか、人を蹴落とす)が支配しがちなことに悩んでいます。そこに登場したのが、Win-Winの法則です。
現在のアメリカでは、より突き詰め、「Win-Win or No Deal」(ウインウインにならないなら、その話はナシだ)と考えることもあります。
一方、日本の高校生はWin-Loseではなく、LoseーWinの関係や、LoseーLoseの関係がベースになっています。
LoseーWinの関係とは、自分を出さないで、人に合わせる感じですよね。いまの高校生は、それがデフォです💦
その通りです。一方、LoseーLoseの関係は、どうせ頑張っても将来は知れてるから、お互いそこそこで行こうぜ、何お前だけ本気出してるの? という関係です。日本の国としての力が下降線であり、頑張っても将来が見えづらいことが影響しています。
確かに、クラスでも、頑張っていることは言いにくい雰囲気はあります。
高校によっても、少し異なるかも知れません。
切磋琢磨し学力も部活レベルも高めの高校 | 一般的な高校 | |
雰囲気 | ・Win-Loseの関係 … 競争心 ・Win-Winの関係 … 互いに高めあう | ・LoseーWinの関係 … 相手に合わせる。クラスの雰囲気に合わせる。 ・LoseーLoseの関係 … 頑張っていることを言いにくいし、(部活を除き)お互いにすごく頑張る雰囲気はない。 |
いま必要なこと | 将来に向けWin-Winの関係をさらに理解すると良い | Win-Winの法則を学ぶべき。 ・相手やクラスの雰囲気にただ合わせるだけでなく、自分も周りもうまく行くように、自己主張する。 ・お互いに頑張るのが当たり前の関係をめざし、良い意味で競争する。 |
ちょっと複雑ですね💦
かんたんに言えば、勇気と思いやりの上手な調整をめざすことです。
友だちに合わせ自分だけが犠牲になってしまいそうなときに、勇気をもって意見を言います。そのときに、相手のことも思いやる必要があります。また、勉強や努力をしていることを勇気をもって公言し、相手もそうできるといいという、思いやりの心を持つことです。
少年ジャンプの法則
週刊誌の『少年ジャンプ』は、勇気と思いやりを持って仲間も自分も勝つというテーマを感じさせますので、
Win-Winの法則は、少年ジャンプの法則(勇気&思いやり)と例えてもよいでしょう。
第5の習慣 理解してから理解される(まず理解に徹し、そして理解される)
第5の法則……。そろそろ疲れてきました(笑)
そうですか(笑) では、第5の習慣はたとえ話で、一気に理解しましょう。第5の習慣、理解してから理解される(まず理解に徹し、そして理解される)は、
かんたんに言えば、SNSでいいねをした相手からいいねされやすい法則と同じです。
X(ツイッター)やインスタでいいねを集めるのは大変ですが、自分からいいねをしてゆくと、すぐにいいねが集まってきます。普段、他人の意見に興味を持ったり、理解したりしようとする人は少ないですが、自分に興味を持ち認めてくれる人には興味を持つ傾向があります。
なるほど! 「いいね」は、興味を持ったことと、理解し認めたことを同時に示すサインですね。
はい。あとは、第1の習慣(主体性を発揮する)の応用でも理解できます。第1の習慣は、人間はネズミと同じ。ただし気づけば変わることもできるという「ネズミ理論」でした。ものごとに本能的に反応するのではなく、自分の反応を選ぼうという内容ですが、言いかえれば、自分の反応以外、つまりコントロールできないことは諦めるということです。
相手を変え、自分に興味を持たせたり理解させたりするのは、不可能。でも、自分が相手を理解することは簡単です。
第6の習慣 相乗効果を発揮する(シナジーを創り出す)
・第1の習慣 主体性を発揮する
・第2の習慣 目的をもって始める(終わりを思い描くことから始める)
・第3の習慣 「緊急でないが重要なこと」を優先する(優先順位の法則)
第1~第3の習慣をマスターした人は、子猫(ラクダ)のような弱い状態から、自分で目的を持って動ける強いライオンのような状態になれます。しかし、みなが思いのままに行動するライオンの群れは、いつか破綻してしまうはず。
・第4の習慣 Win-Winを考える
・第5の習慣 理解してから理解される(まず理解に徹し、そして理解される)
・第6の習慣 相乗効果を発揮する(シナジーを創り出す)
第4、第5の習慣を理解すれば、みながライオンというよりは「優しいお母さん」(幼子)のような存在となり、集団でも力を発揮できます。受験は第1~第3の習慣でも乗り切れますが、大学や専門学校に進学すると、第4~第6の習慣も求められてきます。
第6の習慣は、ちょっと難しいですが、ポリリズムのようなものです。「ポリ」とは、たくさん、複数、重合体という意味です。
第6の習慣は、ポリリズム。
Perfumeの「ポリリズム」では、1:30くらいから、本来は同じ曲に出てこない、複数の拍子を同時進行させる特別な進行(ポリリズムと呼ぶ)が登場します。この様子は、第6の習慣 相乗効果を発揮する(シナジーを創り出す)に近いものです。(なお実際に聴いても、ちょっと難しいので、再生はしなくても構いません)
例えば、文化祭のクラスの出し物を準備するときに、今ひとつやる気がない人が何人かいることがあります。普通なら、説得して協力を求めるのですが、ポリリズムの考えを生かすと、やる気がない人がいま興味を持っていることを、そのまま生かしてやろうということです。
- × 自分(自分たち)と考え方や姿勢が違う人を、批判し変えようとする。
- 〇 自分(自分たち)と考え方や姿勢が違う人を、別なリズムとして取り込もうとする。
第7の習慣「刃を研ぐ」で全体を更新、前進させる
子ども心を残した子猫(ラクダ)のような習慣、そして反抗期の心を残したライオンのような習慣。この2つの良い点を残し、周囲や社会に必要とされ愛されるやさしいお母さん(幼子)的なポジションに昇華させるのが、7つの習慣でした。
これは、哲学の弁証法の影響を受けた、正・反・合の発想とも言えます。弁証法は、すべての事象は①正(元の状態)、②反(矛盾が生じた状態)、③合(双方の良い点を押さえ超越した位置)と発展すると考えます。
「合」の状態にたどりついても、それで止まっては意味がありません。
コヴィー博士は、刃を研ぐことが必要だと説明しますが、その領域は主に4つあります。
- ①肉体を研ぎ澄ます
- ②知性を研ぎ澄ます
- ③関係性を研ぎ澄ます
- ④精神を研ぎ澄ます
第7の習慣に行きつくのは、社会人になってからだと思うけど、①健康管理、②読書、③人間関係を良くすると考えれば、納得がゆきますね。④はまだわからないけど、そのときの課題にします!
まとめ
7つの習慣 | 内容 | ヒント |
第1の習慣 | 主体性を発揮する | 人間はネズミと同じ。ただし気づけば変わることもできる(ネズミ理論)。 |
第2の習慣 | 目的をもって始める(終わりを思い描くことから始める) | 第2の習慣は葬式理論なのですが、高校生は「卒業式理論」と考えるとよいでしょう。 |
第3の習慣 | 「緊急でないが重要なこと」を優先する(優先順位の法則) | 第3の習慣は、例えば「3年後の留学の準備をいま始める」というようなことです。 |
第4の習慣 | Win-Winを考える | Win-Winの法則は、少年ジャンプの法則(勇気&思いやり)と例えてもよいでしょう。 |
第5の習慣 | 理解してから理解される(まず理解に徹し、そして理解される) | かんたんに言えば、SNSでいいねをした相手からいいねされやすい法則と同じです。 |
第6の習慣 | 相乗効果を発揮する(シナジーを創り出す) | 第6の習慣は、ポリリズム。 |
第7の習慣 | 「刃を研ぐ」で全体を更新、前進させる | 「合」の状態にたどりついても、それで止まっては意味がありません。 |
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