大学・専門学校入試の面接対策 自己PR・長所・短所・自己紹介の徹底対策!

      2018/11/07

大学・短大・専門学校の面接が近づいていますか? この記事では、高校での多数の指導例に基づき、自己PR・長所・短所・自己紹介の徹底対策をお伝えします!

筆者:元予備校講師。現在は年に約80の高校で面接、小論文などを指導しています。

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入試面接での自己PRは、資格、活動実績、長所の3要素から2つ!

大学、短大、専門学校の入試面接における自己PRとは、何を指すのでしょうか?

高校生の中には、自己PRは長所を述べるものだと考えている人が多いですが、実際には次の3つの要素があります。

  1. 資格

  2. 活動実績

  3. 長所

自己PRをしてください、と言われたら、とくに時間指定がない限り、上の3要素から2つを45秒前後(280字前後)で話すのが、標準的です。回答例を挙げておきます。

「自己PRをしてください」

はい。私は、高校で、全商簿記実務検定1級を取得しました。数値や専門用語が多く難解でしたが、先生の指導や、同じ資格を目指す友人との協力で合格することができました。

また、粘り強いという長所もPRしたい点です。資格取得以外に、私はバスケットボール部の部活動を3年間継続してきました。練習自体が厳しく、遠征が多いため資格取得やテスト勉強との両立に大変苦労しましたが、何とか引退試合まで休まずに継続することができました。以上がPR点です。

214字、37秒

資格について

自己PRの要素として、もっともおすすめできるのが資格です。資格は、主催団体が発行した取得証などがあるため、証拠が十分で、大学や専門学校も無条件で信頼できるものだからです。

進学先での勉強や就職活動に全く関係のない資格や、小中学生向けの資格は場違いな印象ですが、英検2級(準2級)、全商簿記実務検定試験1級など、各大学の推薦・AO入試の優遇対象の資格は評価されます。

活動実績について

自己PRの要素として、活動実績もおすすめできます。例えば部活動で3年間活動した実績のようなものは、嘘をつくことができず、大学や専門学校としても評価しやすいです。具体的には、部活動、係、委員会、生徒会、地域活動、ボランティアなどがあてはまります。

非常に短期間のもの、例えば3日間清掃活動に参加したなどは、ほとんど評価されません。目安として、半年以上の継続は必要でしょう。なお、海外短期留学や被災地でのボランティア活動のように、ハードルが高いものは短期間でも評価されます。

長所について

自己PRの要素としての長所は、資格や活動実績に比べると、やや根拠に欠く感(いわゆる言った者勝ち)はあります。自己PRは、長めの回答時間が想定され2つ程度は盛り込めるため、長所を述べる場合、もう1つは資格や活動実績にするとバランスが良くなります。

長所は、証明書のようなものがありませんので、必ず証拠となる体験を挙げるようにします。下の例では、「バスケットボール部の部活動を3年間継続」という体験が証拠に当たります。このほか、高校の先生の言葉も、証拠の1つとなります。

また、粘り強いという長所もPRしたい点です。資格取得以外に、私はバスケットボール部の部活動を3年間継続してきました。練習自体が厳しく、遠征が多いため資格取得やテスト勉強との両立に大変苦労しましたが、何とか引退試合まで休まずに継続することができました。以上がPR点です。

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入試面接で「長所」を聞かれた場合の答え方

大学、短大、専門学校の推薦・AO入試面接では、長所を教えてくださいと聞かれる場合があります。その場合、自己PRのように長く時間をかける必要はありません。端的に長所を説明します。

「長所を教えてください」

はい。私の長所は協調性です。高校では3年間、バスケットボール部の副部長を務め、高校2年時は、生徒会の書記も務めました。いずれも意見の違いが目立ちましたが、率先してまとめ上げるように努力しました。

なお、長めの答え方(45秒、280時前後が目安)、短めの答え方の使い分けは、下をクリックしてください。

長所の具体例

学部を問わない長所 学部によってはふさわしい長所 入試にはふさわしくない長所
誰からも好かれる、落ち着き、根性、集中力、面倒見が良い、悪口を言わない、自主的に行動できる、丁寧に取り組む、リーダーシップ、協調性、責任感が強い、努力家、謙虚、明るい、コミュニケーション力が高い、勉強熱心、温厚、おおらか、礼儀正しい、いつも目標を持つ、計画的、感情表現が豊か、思いやりが強い、行動力、前向き、負けず嫌い、向上心 正義感が強い、話題が豊富、几帳面、考えをはっきり言う、斬新な発想ができる、話が面白いと言われる マイペース、口が固い、欲がない、天真爛漫、クール、倹約家、楽観主義

長所は、大学や専門学校での勉強、就職活動、就職後に生かせるイメージがあるものを選びましょう。

長所が見つからないときは

長所が見つからないときは、保護者や先生に聞くのが最も簡単です。

入試面接で「短所」を聞かれた場合、自己フォローを入れよう

大学や専門学校の推薦・AO入試面接で、短所を聞かれた場合は、次の点に気をつけます。

  • 勉強や就職に向け致命的な短所(人と話すのが嫌い)は避ける。
  • 短所を述べたあと、自分自身でフォローを入れる。

「短所を教えてください」

はい。私の短所は飽きやすい点です。多くのことに興味があり、関心の対象が移りやすい傾向があります。この短所を補うために、勉強の場所を自宅、図書館、高校の自習室というように変えてゆくなど、工夫をしています。

入試面接の自己紹介は、聞かれたタイミングで答え方を変えよう

大学や専門学校の推薦・AO入試面接で、自己紹介を求められた場合は、そのタイミングに注意しましょう。

  • 着席前や着席直後の場合 … 高校名、氏名等の確認の意味で、自己紹介を求められることがある。
  • 着席後の場合 … 自己PRに近い意味で、自己紹介を求める面接官もいる。

着席前や着席直後の自己紹介

着席前や着席直後に自己紹介を求められた場合、面接官は、学校名とお名前をお願いしますと言う代わりに「(簡単な)自己紹介」という言葉を使っていることも多いです。

「(まず)自己紹介をお願いします」

はい。東京都立日比谷高等学校から参りました、受験太郎です。今日はよろしくお願いいたします。

高校名は、東京都立、大阪府立などから始め、高校ではなく、高等学校と言います。なお私立高校の場合、私立は、公立高校との区別のための便宜上の言葉ですので、私立を含めてはいけません。

  • × 日比谷高校
  • 〇 東京都立日比谷高等学校
  • × 私立海城高校
  • 〇 海城高等学校

質疑が本格化してから自己紹介を求められる場合

「自己紹介」は自己PRとの区別が紛らわしく、実際に自己PRを求めているケースもあるようです。どのような高校生活を送ってきたのかが伝わるような内容に、自己PRを1つ加えるような構成が無難です。

「自己紹介をしてください」

はい。私は〇〇県の商業高校で3年間学んできました。自然が豊かで、資格取得に力を入れている高校です。

私も、全商簿記実務検定1級を取得しました。数値や専門用語が多く難解でしたが、先生の指導や、同じ資格を目指す友人との協力で合格することができました。進学後は、さらに上の資格である、日商簿記検定を目指してゆこうと考えています。

 

「自己紹介をしてください」

はい。私は3年間バスケットボール部の活動を継続してきました。県大会でベスト16に届いたこともあり、地域の高校として強いチームで、練習の厳しさでも有名です。

そのため私には、粘り強いという長所があります。部活動を休まず続けながら、定期試験や資格取得でも手を抜かないように心がけました。進学後もこの長所を生かして頑張っていこうと思っています。

(参考)学校の呼び方

  •  … 貴学(書類・面接共通)
  • 短期大 … 貴学(書類・面接共通)
  • 〇〇大短期大部 … 貴学(書類・面接共通)
  • 専門学 … 書面では貴校、口頭では御校
  • 大学(農業大学校など) … 書面では貴校、口頭では御校

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