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【大学受験 英語の勉強法・参考書】偏差値40~50台から難関大突破

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この記事では、偏差値40~50台からスタートし、難関大を突破するための英語の勉強法や参考書を分かりやすく説明します。大手英会話学校講師(元大学受験予備校講師)のアドバイスも反映しています。

  • 管理者(加藤)は、早大法学部卒。高校生のキャリア支援企業を経て、予備校講師(歴7年)。現在、高校主催の生徒・保護者向け講演会に年80回出講(歴5年)。

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偏差値40~50台からの英語の受験勉強法には、2つのポイント!

偏差値40~50台からの英語の受験勉強法は、英語が得意な人の勉強法とは全く異なります! 押さえたいポイントは、つぎの2点です。

  • 戻る … 英語は、偏差値40~50台から始める場合、基礎(高1の5文型など)まで戻らないと、偏差値が伸びることは絶対にありません。
  • 大量 … 英語は、国語・社会などと比べ、大量に勉強時間が必要となる傾向です。ちょっとしたコツで伸びることはなく、まず量を確保します。

この記事は、下の文章を1発で訳すのはまだ難しい方が対象です。

"Some students insist that their hair is natural even though it is dyed," one teacher told Asahi Simbun. "We ask their parents to confirm these claims as their responsibility."


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英語の受験勉強法のポイント① 戻れ!

上のグラフは、高3生の偏差値の伸び方のイメージです。偏差値は、青い線のように、最初は停滞し、後半に一気に伸びることが多いということは、よく知られています。

しかし、英語だけは異なります。偏差値40~50台からスタートした場合、微妙にアップダウンをくりかえしながら、最終的にほとんど伸びずに終わることが、非常に多いのです。

英語は完全な積み重ね科目!

国語、社会、数学、理科に対し、英語は完全な積み重ね科目。つまり、基礎が揺らいでいれば、何百時間勉強しても、絶対に伸びない科目だと言えます。英語は、高校受験の経験から、1年死ぬ気でやれば伸びると考え努力してきた受験生の志望校への思いを粉砕することが多い科目です。

筆者の初期の教え子でも、MARCHへ向けて1年間懸命に努力した受験生が、英語の伸び悩み原因で、帝京大に入学することになった事例があります。その後、英語の勉強法指導を立て直しましたが、筆者にとって苦い思い出となっています。

戻る? 具体的に、何をするの?

英語を偏差値40~50台から伸ばすには、基礎に戻ることが大切。では、どこに戻れば良いのでしょうか? 簡単に言うと中3~高1内容ですが、思い切って絞れば、動詞と単語となります。ただし、動詞の学習は、5文型を踏まえてその型に注意します。

"Some students insist that their hair is natural even though it is dyed," one teacher told Asahi Simbun. "We ask their parents to confirm these claims as their responsibility."

上の文章を理解するためには、まず、どこに動詞が使われているかを判別する、単語力や文型の知識(SVの語順)が必要です。

Some students insist that their hair is natural even though it is dyed.

isは簡単ですが、insistについては、初めから動詞だと知っているか、Some studentsを主語と考え、語順から動詞と推測できることが重要です。さらにinsistについて、次の知識が必要です。

  • 意味は「主張する」
  • insist A(またはthat節)の形で、A(that以下)を主張するという形をとる(第3文型)

英語は、カタマリに分ける発想も重要です。

Some students insist/that their hair is natural/even though it is dyed.

すると「たとえ染めていても、自分の頭髪は自毛だと言い張る生徒もいる」と訳すことができます。

動詞の意味と型がカギを握っている!

……one teacher told Asahi Simbun. "We ask their parents to confirm these claims as their responsibility."

もとの文章の後半の部分では、文型に関係した、動詞の知識が必要です。

  • tell … tell 人 A の形をとり、人にAを話すの意味となる(第4文型)。
  • ask  … ask A to doの形をとり、人に~することを頼むの意味となる(第5文型)。

例文では、≪主語 tell 人 A≫の形が、《A, 主語 tell 人》に変化しているのがポイントです。このような文型の知識があれば、上の部分は「ある1人の教師が『たとえ染めていても、自分の頭髪は自毛だと言い張る生徒もいる』と朝日新聞社に話した」と訳すことができます。

(注)ask A to doは、第4文型とする学説もあるが、受験英語では第5文型と考える。

"Some students insist that their hair is natural even though it is dyed," one teacher told Asahi Simbun. "We ask their parents to confirm these claims as their responsibility."

ある1人の教師が「たとえ染めていても、自分の頭髪は自毛だと言い張る生徒もいる」と朝日新聞社に話した。「われわれ教師は、保護者に、責任を持って子の(自毛だとの)主張を確認するように依頼している」と言うのだ。

英語は動詞の型と単語力がカギ!

このように、英語を偏差値40~50台から伸ばすためには、参考書を横に置き、動詞の型にこだわりつつ大量の問題を解く。出てきた単語を覚えつつ、単語集も進めてゆく。この学習が基本となります。

そして、同時に様々な英文法の知識を押さえてゆくと効率が良いのですが、ズバリ絞れば、次の4要素が最優先です。

  • 時制
  • 関係代名詞・関係副詞
  • 不定詞
  • 現在分詞・過去分詞・不定詞・分詞構文

(まとめ)戻る? 具体的に、何をするの?

偏差値40~50台から英語の勉強をスタートする場合、一般的な勉強法(参考書、問題集、単語集を進めるだけの学習)では、絶対にMARCHや国立クラスの大学に行くことは困難です。しかし、英語の勉強を始める時期に、以下を踏まえれば、逆転は可能です。

  • 動詞の意味と、どの型を取るのか(文型を意識)を徹底
  • 単語を増やす
  • 時制
  • 関係代名詞・関係副詞
  • 不定詞
  • 現在分詞・過去分詞・分詞構文

英語の受験勉強法のポイント② 大量!

国語は、中学までに蓄積した読解経験や背景知識によって、成果が大きく異なります。しかし、英語は、単純に、勉強量が成果に直結しやすい科目です。

入試では英語の比重が高めに設定されています。これは、センスや育った環境に左右されない、努力を問うことができる科目だからだ、と考えることもできます。努力の目安とは、土日に10時間以上の勉強をし、部活動がない平日は5時間以上の勉強をすることです。偏差値40~50台からスタートする場合、勉強時間のうち、半分を英語に割いても構いません。

軌道に乗れば、中毒性があるのが英語

英語は、偏差値40~50台からスタートする場合、最初は大量の勉強時間が必要です。しかし、英語は、ある段階(偏差値55~60程度)を超えると、正解率が跳ね上がり面白くなる、中毒性がある科目です。

英語は入試のキー科目

私大国立2次センター
文系のキー科目英語英語数学
理系のキー科目理科理科数学

キー科目とは、合格者と不合格者の平均点の開きが大きな科目で、代ゼミなど大手予備校で使われている概念です。

文系の場合、私大および国立2次試験で、英語がキー科目になっています。つまり、英語の得点力が合否に直結しているのです。さきほど、MARCHを志望し猛勉強を重ねながら、帝京大に進んだ生徒の事例を出しました。彼の場合も、国語と社会は目標に達しましたが、英語が伸び悩んだ結果、2ランク下の大学に進学することになったのです。

理系では、英語がキー科目となる例はありません。しかし、難関大ほど、数学・理科の点数差がつきにくくなり、英語がキーとなるケースもあります。また、理系生は英語の勉強時間が少なくなる傾向があり、英語は差をつけやすい科目です。

英語の受験勉強法のポイントは、戻れ+大量

英語の受験勉強で、まず押さえたいことは、以下の2点でした。

  • 戻れ! … 英語の偏差値が40~50台の場合、動詞の意味と型、英単語を軸に、時制、関係代名詞・関係副詞、不定詞、現在分詞・過去分詞・分詞構文を徹底的に固める。
  • 大量! … 土日は10~13時間、部活動のない平日は5時間以上勉強し、英語の偏差値が40~50台の文系生の場合、夏までは半分を英語にあてても良い。理系生は、理科と英語の両輪を回転させる。

偏差値40~50台から英語の受験勉強法 3つのジャンルの攻め方

英語の勉強には、大きく分けて、3ジャンルがあります。どのように攻略すれば良いのでしょうか?

  • 単語
  • 文法
  • 長文

英語の受験勉強① 英単語

英単語の覚え方について、塾の大学生の先生は、この方法が良いと力説することが多いようです。参考にはなりますが、自分自身の体験からこの方法が良いと主張しているようにも見えます。受験生の英語力、強み、性格は千差万別です。

  • 塾の先生の指導に従い、英単語と意味の組み合わせの1:1対応型暗記を続けたが、記憶力が弱いので、偏差値が伸びず受験に失敗した。
  • 書いて覚えるのは意味がなく、音声教材を使えと塾で強く言われたが、勉強法としてあまり好きになれず、時間だけが過ぎてしまった。
  • 長文を中心に英単語を覚えるように高校で指導されたが、長文アレルギーが強く、全く伸びずに受験を迎えてしまった。

筆者は、予備校で千人単位を対象に学習法を研究し、また多くの英語科講師と情報を交換してきました。その結果わかったことは、英単語の覚え方に1つの正解はない、ということです。ただし、3つの方法(1:1対応型暗記、例文型暗記、長文型暗記)のなかに、あなたに合った正解があるはずです。英単語暗記の3つの方法は、次の記事をご覧ください。

こちら→ 英単語の覚え方 予備校が開発した記憶術を完全公開!

英語の受験勉強② 英文法編

英文法の学習は、簡単に言うと次の3段階があります。偏差値は目安となります。例えば、偏差値が55付近の方は、動詞の型、核になる文法事項、全般的な文法事項の3方向を攻めるのがおすすめです。

  • 中学校の英文法を復習する(偏差値:~45)
  • 動詞の型を、5文型を背景に学ぶ。時制、関係詞、不定詞、分詞の核になる文法事項中心に、参考書をメインに学ぶ(偏差値:45~55)
  • 問題集をメインに、参考書を併用し、全般的な文法事項学ぶ(偏差値:50~)

おすすめの参考書や問題集は、以下の通りです。

中学校の英文法Mr. Evineの中学英文法を修了するドリル(参考書・問題集が合体しています)
参考書(偏差値45~55)総合英語Forest
問題集(偏差値50~)Next Stage 英文法・語法問題(1474問)、アップグレード UPGRADE英文法・語法問題(1261問)

英文法の学習は、1冊の問題集をくり返し解くことが重要です。問題集に答えを書き込まずに、間違った問題番号にチェックをしておきます。翌日に間違った問題を再度解き、再度間違えた場合、チェックマークを増やします。

チェックマークが多い問題は、日を開けて改めて解きます。受験直前には、自分の弱点集が完成します。

英語の受験勉強③ 長文

英語の長文学習は、いつ開始するのが良いのでしょうか?

正解は、動詞の型を数多くマスターし、核になる文法事項(時制、関係詞、不定詞、不定詞、分詞)を参考書をメインに学んだあとです。文法事項の中でも、英語の文章を読むのに、絶対に必要なのが、動詞の型と核になる文法事項だからです。

もし興味があれば、動詞の型と核になる文法事項を学びながら長文学習を始めても構いませんが、文の構造が取りにくいため、効率は落ちます。文法学習では、短文が多く出てきますので、まずは短文に慣れるのが良いでしょう。

長文学習の正しい順番は?

長文学習の正しい順番は、短文、中文(中くらいの長さ)、長文の順に勉強することです。

  • 短文 … 短文は、文法学習で触れてゆきます。まず、時制、関係詞、不定詞、分詞に絞ります。単語を例文学習する場合は、そこでも触れます。
  • 中文 … 1ページの3分の1程度の中文は、必ず全文の日本語訳(=英文解釈と呼ぶ)で学習します。この全訳の過程を飛ばすと、伸びません。
  • 長文 … ときどき日本語訳を導入しても良いですが、基本は、問題を解き、単語、熟語、文の構造を完全にマスターして音読で仕上げます。自分のレベルに合ったものが基本ですが、英語が好きになってきている場合、あえて難度の高い長文に食らいつくと、爆発的に伸びることがあります。

レベル別に、おすすめの問題集は、以下の通りです。偏差値は、勉強スタート時の目安です。中長文学習に入る時期には、+5程度となっているはずです。なお、下の表で取り組める英語長文は30題程度です。高校の授業、映像教材(スタディサプリ)、気に入ったテーマの長文問題集などを足し、最低100題は解いてゆきます。

基礎(偏差値~45)「入門英文解釈の技術70」 →「イチから鍛える英語長文Basic」→ 「イチから鍛える英語長文300」→過去問等
標準(偏差値45~55)「基礎英文解釈の技術100」 →「イチから鍛える英語長文500」→「イチから鍛える英語長文700」→過去問等
応用(偏差値55~)「基礎英文解釈の技術100」→「イチから鍛える英語長文700」→難度の高い問題集(好きなテーマの長文が多いもので良い)→過去問等

(注)「英文解釈の技術100」(入門、基礎がつかないもの)は、早慶レベルです。

英文解釈の技術100シリーズは、長く評価を維持している定番の参考書です。イチから鍛える英語長文300シリーズは、2015年に発売された、歴史の浅い問題集ですが、これまでの問題集を研究し尽くした感がある内容です。

イチから鍛えるシリーズのメリットは、以下の通りです。

  • 入試頻出テーマが強く意識された、具体性が高く印象に残る長文が多い。
  • 長文中に出現した英単語を、覚えるための別冊ページがある。
  • 最新の音読型の学習を前提とし、方法も明記。別冊として長文+全文和訳のページがあり、書込みなしの音読が可能。音声(CD)つきである。
  • 速読に不可欠なスラッシュリーディングのページがある。
  • 本文解説、問題解説とも詳しいが、持ち運びに適したサイズ感。

なお、「イチから鍛える英語長文300」のように、末尾につく300、500、700は長文のワード数であり、問題は各冊子とも15問です。問題数は少な目ですので、一気に2冊続けて仕上げるようなペース感覚が必要です。

取り組む長文の数を増やしたり、苦手な文法単元を補足したりするために、スタディサプリは必ず加入しておきます。

(参考)英語得意への裏ワザ スラッシュリーディング

英語長文が得意な生徒は、ほぼ間違いなくスラッシュリーディングの方法を知っています。

通常の和訳は、日本語として正しい語順となるように、和訳します。

"Some students insist that their hair is natural even though it is dyed," one teacher told Asahi Simbun. "We ask their parents to confirm these claims as their responsibility."

(通常の和訳)ある1人の教師が「たとえ染めていても、自分の頭髪は自毛だと言い張る生徒もいる」と朝日新聞社に話した。「われわれ教師は、保護者に、責任を持って子の(自毛だとの)主張を確認するように依頼している」と言うのだ。

一方、スラッシュリーディングの場合、読む速さを優先し、なるべく英語の語順のまま、次のように訳します。

"Some students insist/ that their hair is natural /even though it is dyed," one teacher told Asahi Simbun. //"We ask their parents/ to confirm these claims as their responsibility."//

(スラッシュリーディング)一部の生徒は言い張る/(どんなふうに?)自分の頭髪は自毛だと/たとえ染めていても/ある1人の教師が朝日新聞に話した。//われわれ教師は、保護者に依頼している/(何を?)彼らの主張が正しいか、親の責任で確認して欲しいと。//

スラッシュリーディングをマスターすれば、英語長文を読む速さは、少なくとも数割、速くなります。

なお、慣れるまでは、節はカッコに入れたほうが良いでしょう。

"Some students insist【that their hair is natural /even though it is dyed,】" one teacher told Asahi Simbun. //"We ask their parents/ to confirm these claims as their responsibility."//

(まとめ)【大学受験 英語の勉強法・参考書】偏差値40~50台から難関大突破

以上、【大学受験 英語の勉強法・参考書】偏差値40~50台から難関大突破でした。

英語は、大学受験のカギになる科目ですが、偏差値40~50台からスタートする場合、やり方を誤ると、低迷したまま受験期を迎えることになります。大学は生かし方次第とはいえ、偏差値ランクが低い大学は、就職時に大きく不利になります。

まず自分の実力を正しく把握しましょう。模試データがない場合、センター試験や全統マーク模試の過去問を解いてみます。

筆記の得点(200点満点)偏差値の目安文法学習のスタート目安
100点偏差値45中学文法、動詞の意味と型
120点偏差値50動詞の意味と型、核になる文法事項
140点偏差値55核になる文法事項、その他の文法事項

(注)核になる文法事項 … 時制、関係詞、不定詞、不定詞、分詞

偏差値40~50台からスタートする場合、ただ単に、Next Stage(ネクスト) 、アップグレードのような人気問題集に手をつけても、結果を出せずに終わることが多いです。何から始めるのか、どこに力点を置くのかが非常に重要となります。

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