大学・大学院の心理学部 志望理由書の例文と書き方のコツ

新入試、面接

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大学・大学院の心理学部を受験する方のために、心理学部や公認心理師の志望理由書の例文と、書き方のコツを分かりやすく説明いたします。


受験ネットをご覧いただきありがとうございます!


・心理学系のゼミの志望理由対策にも触れています。

フジテレビ ニュースJAPAN出演時

著者 加藤純
早大法学部卒。予備校講師を経て国家資格・キャリアコンサルタント(登録番号20022587 登録証)。高校内講演に年80回出講(出講例)。プロフィール詳細・運営者情報




心理学系統の志望理由書のコツは?

心理学系統の志望理由書
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心理学系統の志望理由書は、どのように書けばいいのでしょうか?

はい。上の構成が一般的です。前半に自己紹介代わりに「きっかけ」「将来像」、後半に志望理由本体として「学びたいこと」「ほかの学校にないもの」を書きます。これは、大学入試も、心理関係の大学院入試も全く同じです。


600~800字の場合は、上の①②③④の4段落構成がおすすめです。1000字を超える場合は、上の図の青い丸の部分に段落を増やして、5段落以上とします(画像)。

学びたいことの明確さが合否を分ける!

志望理由書のなかで合否を分けるのは、「学びたいことの明確さ」です。これは、大学入試、大学院入試での差は全くありません。

まず、大学入試の方は、心理学で学ぶ内容がよく分からないという理由で「きっかけ」等に字数を割き、不合格になるケースが続出しています。決して難しい内容ではないので、心理学の基本は絶対に押さえましょう。


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例えば上がり症の治療。赤ちゃんは、数百人の聴衆を前にしても緊張しません。しかし、高校生や大学生は緊張します。これは、あがり症の人が、群衆→緊張を学習してしまったのが原因。実験心理学で有名なパブロフの犬の知識を使うと、あがり症は治すことができます。

分類説明(分類は、大学によって異なります)
実験心理学人間の行動を「知覚、認知、運動」に分け、その仕組みを、実験を通じて調べる学問。行動には、経験、学習、習慣などが関与しています。
※基礎心理学に含まれます。このほか、発達心理学、社会心理学を基礎心理学に含む大学もあります(筑波大学など)。
===実際の現場に応用したのが下記===
臨床心理学うつ病などの治療で知られます。精神障害、心身症、心理的な問題、不適応行動などを研究。
教育心理学発達、学習、教え方などを研究。教育の現場で経験的に行われている方法の有効性を、実際にデータを取って確かめるなど。
産業心理学会社等の組織に心理学を応用します。
※教育心理学、臨床心理学、産業心理学以外に、災害心理学、スポーツ心理学などもあります。

大学受験生は、入門書を必ず1冊読みます(下に挙げてあります)。そして、興味のある領域についてはよく調べ、志望校でどんなゼミ、研究室が設置されているかを、必ず確認して、志望理由書の「学びたいこと」に盛り込みます。

迷った場合は、『高校生に知ってほしい心理学』がおすすめです。

大学院入試を受ける方へ

公認心理師や臨床心理士をめざし、大学院入試を受ける方も、大学院で学びたいことを詳しく記述します。学部での勉強を踏まえつつ、大学院の教授の専門分野(論文・書籍を見る)、学生の卒論を調べ、志望理由書の「学びたいこと」に盛り込みます。

PDFはこちら

教授の論文や学生の卒論は、すべて読むのは大変ですが、必ず冒頭に結論と考察があります。どのような問題を、どのような方法で実験、検証し、どんな結論(データ)が出て、どう考察したかをまず把握します(心理学系の論文の構成)。そのあと、関心がある部分を中心に読んでみます。

※系統的脱感作については、少し上の吹き出し(あがり症の治療)に説明があります。
※書籍についても、前書き、もくじ、後書きから、結論を把握すると読みやすくなります。

教授や研究室についてしっかり調べておくと、それがそのまま「ほかの大学院にないもの」となります(どの教授も、先行研究と被らないようにジャンルを定めるため、ほかの大学院にない内容となることが多い)。もちろん、設備・施設・業界とのつながりなど、志望する大学院の強みについて書いても構いません。

志望理由書という呼び方が誤解を招くのですが、実質は「学びたいこと、研究したいことを書け」という書類だと考えてください。また、大学院の選択=卒論指導教授の選択という側面が大きいです。

大学入試、院入試共通 これが落ちる「学びたいこと」
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心理学系の志望理由書の中心が「学びたいこと」。落ちる志望理由書は、次のような例です。

× 心理学について幅広く学びたいです。 … 「幅広く」「さまざまな」は完全なNGワードです。調べるのが面倒だから「幅広く」と書いていると捉えられ、相手にされません。
× 〇〇教授のもと、うつ病の治療法を学びたいです。 … 高校生ならOKですが、院入試ではNG。うつ病を研究している教授は多数。うつ病のどのような治療法を学びたいのかを書きます。


心理学系統の志望理由書
きっかけよりは、短く印象的に!
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心理学部をめざす方は、小中高校のどこかで、本人や兄弟、友人が心理的なトラブルを抱えたことがある方が多いようです。大学側も、その点には関心がありますので、志望理由書に含ませてもよいでしょう。

しかし、きっかけは書きやすく、ついつい筆が進んでしまう(字数が増えてしまう)ことに注意が必要です。字数が簡単に埋まるので、難解なイメージがあり調べるのが面倒な「学びたいこと」の字数を減らす「逃げ」に行きついてしまうことがあります。

心理学は、一応文系に属しますが、統計や実験など理系要素を含むハードな学問です。また、目標資格となる公認心理師、臨床心理士も、取得がハードな資格です。志望理由書の段階で、考えること、調べることから逃げている高校生、学部生は、真っ先に落とされると考えてよいです。

きっかけは、自己紹介代わりです。短く印象的な、を目標とすると合格につながります。添削もぜひご利用ください。


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将来像はどうすればよい? 公認心理師、臨床心理士、企業
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心理学系の志望理由書で、将来像は必要なのでしょうか?

大学院入試の方は、将来像は定まっているはずですが、大学入試の方は、未定という方も多いはずです。大学は、専門学校(=職業訓練施設)ではありませんので、将来像は明確でなくても構いませんし、学びながら視野を広めて決めてゆくという考え方も歓迎されます。

しかし、心理学は多少なりとも職業訓練の要素はあります。そのため、大学入試の方でも「方向性」だけは出しておくと安心です。

(例)将来は、子どもや青少年に関り仕事に就き、心理学を生かしたいと考えています。

また、心理学部では、大学院まで進むことで、公認心理師、臨床心理士の資格をめざすことができます。相当負担が大きな資格となりますので、しっかりと調べたうえで、資格を選びます。

大学院には行かずに、企業、公務員、教育機関で心理の知識を生かす手もあります。

  • 企業の場合は、心理学をビジネスに生かすということですが、心理学で学ぶ内容は方向性にずれがあります。経営・商学部のマーケティングと比較してみましょう。
  • 公務員の場合は、どの学部に属しても、別に対策が必要ですので、心理学部のデメリットは少ないです。興味があれば、心理学を学んでもよいです。
  • 教育機関の場合は、教職免許が必要ですので、取得できる種類の確認が必要です。中高の国社は倍率が高い傾向があります。

志望理由書の書き方は、下のページでいつでも見られます。

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心理学部の志望理由書 例文(添削前)

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心理学部の志望理由書の添削前の例文(添削前)です。なお、通信制で学ぶ方も、同様の内容です。

添削前の志望理由書(心理学部)

 私は公認心理師を目指しています。そのために、貴学で心理の基礎知識と教養を得たいと考えています。
 心理学に興味を持ったきっかけは、幼い頃からの友人に、発達障害の子がいたことです。友人の母親は、フルタイムの仕事を退職し、ある程度つきっきりにならざるを得ませんでした。さらに中学校のとき、塾の先生がうつ病にかかりました。熱心で教え方も上手な先生でしたが、ある時から授業の代講が目立つようになり、結局担当を外れてしまい、高校受験の前にも会うことはできませんでした。これらの出来事を通じて、心理学の分野に進むことを決意しました。
 貴学を選んだのは、コミュニケーションを重視した仕組みが目立つからです。スタートアップセミナーでは、ほかの学部の同級生と5人でグループを組むアクティブラーニングが用意されています。私は、勉強に関しては自主的に取り組むことができるのですが、仲間づくりは上手ではないので、スムーズに大学に溶け込むことができると感じます。また貴学の心理カウンセリング学科では、卒業論文を見ると子どもの心理の問題を扱っているものが多くありました。貴学では、養護教諭の養成にも力を入れており、 子どもの心理には特に強みがあります。これは将来、自閉症や子どものうつ病に取り組みたいと考えている私にとって、最適の環境です。
 以上が貴学への入学を志望する理由です。(579字)

全体の印象

  • 心理学部を志望したきっかけが、詳しく具体的に書かれています。ただ、全体から見ると少し長すぎるかも知れません。
  • スタートアップセミナーについては、ほかの大学にないものでもあり、また進学へ向けての安心材料になっていることと思います。ただ、あくまで短期間のものであり「子どもの心理の問題」の部分(学びたいこと)を、もう少し書き込みたいです。より詳細に、大学の講義、ゼミ(研究室)、教授を調べる必要があります。

上の「志望理由書マップ」については、下のページに説明があります。

分類説明(分類は、大学によって異なります)
実験心理学人間の行動を「知覚、認知、運動」に分け、その仕組みを、実験を通じて調べる学問。行動には、経験、学習、習慣などが関与しています。
※実験心理学は、基礎心理学に含まれます。このほか、発達心理学、社会心理学を基礎心理学に含む大学もあります(筑波大学など)。
===実際の現場に応用したのが下記===
臨床心理学うつ病などの治療で知られます。精神障害、心身症、心理的な問題、不適応行動などを研究。
教育心理学発達、学習、教え方などを研究。教育の現場で経験的に行われている方法の有効性を、実際にデータを取って確かめるなど。
産業心理学会社等の組織に心理学を応用します。
※教育心理学、臨床心理学、産業心理学以外に、災害心理学、スポーツ心理学などもあります。

大学により異なりますが、心理学の全体像も参考にしてください。

添削後の志望理由書(心理学部)

 私は公認心理師を目指しています。そのために、貴学で心理学の基礎知識と教養を得たいと考えています。
 心理学に興味を持ったきっかけは、幼い頃からの友人に、発達障害の子がいたことです。友人の母親は、フルタイムの仕事を退職し、ある程度つきっきりにならざるを得ませんでした。さらに中学校のとき、塾の熱心な先生がうつ病で休みがちになるのを見てきました。これらの出来事を通じて、心理学の分野に進むことを決意しました。
 貴学の心理カウンセリング学科の卒業論文を見ると、発達障害や不登校など、子どもの心理の問題を扱っているものが多くありました。これは、貴学に養護関係のゼミナールが複数設置されているところも大きく、なかでも「養護実践研究室」に私は興味を持ちました。扱うテーマのなかでは、学校不適応、いじめ、発達障害に特に興味があるため、1年次から発達心理学など、基礎をしっかり学んでゆきたいです。こういった環境は、将来、子どもの発達障害などに取り組みたいと考えている私にとって、最適のものです。さらに、貴学のスタートアップセミナーでは、仲間づくりがしやすいことに安心できますし、子ども学部の新入生と共に学べることも魅力に感じます。
 以上が貴学への入学を志望する理由です。私は、高校では文系科目はほぼ評定5を獲得し、数学についても、統計学は意識して得意にしてきました。公認心理師は、難度の高い資格ですが、貴学の恵まれた環境を生かし、夢を現実にしたいと決意するところです。(628字)

共通テスト地理を的中した「ブラタモリ」。今週は「放送のお宝、歴史と未来」とのことです。226事件や、玉音放送が登場します。日本史選択者はぜひ確認してみてください。

大学院入試(心理系統)の志望理由書 例文

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大学院入試(心理系統)の志望理由書の例文です。大学院入試の場合、「です・ます調」でなく、「だ・である調」でも構いません。また、きっかけとして、社会的課題を加えるのも、ハイレベルな志望理由書に仕上げるコツです。

志望理由書(大学院心理系統)

 私は、貴学大学院心理学研究科に進学し、若年層の対人苦手意識の心理を研究し、大学等若年層のキャリアに関わる職を目指したいと考えている。
 私は、〇〇大学の心理学部に所属しているが、就職活動に苦労する学生の姿を見てきた。もともと現代の若者は、人と接するのが苦手な層が多いことが課題であり、対人苦手意識が高い学生ほど就職活動に苦戦していると言える。新型コロナウイルス感染拡大で、若年層のアルバイト先や就職口が減るなか、これはますます大きな課題となっている。また、私自身も上がり症の部分があり、心理学部で学んだ、ジョセフ・ウォルピの系統的脱感作の効果に、大きな衝撃を受けた。このことも、対人苦手意識に関心を持ったきっかけの1つである。
 進学後は、若年層の対人苦手意識に関して、いくつかの論文を発表されている○○教授に師事し、研究を深めたいと考えている。 対人苦手意識の克服には、相手の立場や考え方を理解することや、何らかの妥協を持ち込むことが有用だと考えられるが、いずれもハードルは高いと言える。しかし、〇〇教授は「接近方略」の重要性を強調しており、これは若年層にも受け入れやすいと言える。一方で「対人苦手意識は、物理的な近接性と時間の共有性が高い身近な他者に対して生じやすい」(日向野智子 東京未来大学こども心理学部准教授)という研究もあり、ここに若者の課題があるように考えている。私は、〇〇教授の指導を仰ぎつつ、さらに研究を発展させてゆきたいと考えている。なお、貴学大学院は、緑が多いだけでなく敷地も広く、感染の不安なく研究に打ち込めることも利点である。
 以上が貴学大学院心理研究科を志望した理由である。進学後は、目標とする研究を進めつつ、社会に還元する準備を整えてゆきたい。(738字)

ヒント 学部で心理学を学んだ経験を生かし、学部の教科書や、さまざまな教授の論文・書籍等からの引用を積極的に行ってください。

添削もぜひご利用ください。

先着5名|元予備校講師が小論・志望理由書添削します 高校講演は年80校、ブログ・受験ネットは1700万閲覧。

頂いた質問

公認心理師(臨床心理士、心理カウンセラー)になりたい理由は、どのように書けばよいですか?

公認心理師(臨床心理士、心理カウンセラー)の守備範囲は、医療、教育、福祉、企業(メンタルヘルス)、司法(少年・家事事件)が中心となります。

  • これまでに、上の領域に関心を持ったきっかけは、志望理由の1つの候補です。例えば、ご自身や周囲の不登校経験、うつ病などです。
  • 上の領域のなかの課題への興味も、志望理由となります。例えば、企業の人間関係への不適応による休職の問題、離婚や母子家庭の増加などです。
  • 学部時代に学んだ内容への興味も、志望理由の候補の1つとなります。

なお、公認心理師と臨床心理士の違いについては、下のページをご覧ください。

心理学系のゼミの志望理由は、どのように書けばよいですか?

担当教授の論文や書籍を調べ、研究してみたいことをしっかりと具体的に書き込みます。上に記述がある大学入試や、大学院入試と同様「学びたいこと」が軸となります。

その上で、これまでの大学での勉強が、研究したい内容にどう結びつくのか、あるいはもっと範囲を広げ、大学での私生活や、小中高時代のきっかけにさかのぼることもできます。同時に、この先、研究した内容をどのように生かすのかも書き添えます。

構成例

  • きっかけやこれまでの勉強内容
  • 学びたいこと
  • 将来への生かし方

随所に、担当教授の論文・書籍からの引用や、大学2年までの教科書等からの引用があると、研究生候補としての適性が感じられ、印象が良くなります。

コメント

  1. う〜 より:

    はじめまして。

    出願までもう時間がないのですが、学校の先生の方から「心理に絡めた大学でやりたいことを書いて」と言われています。
    先生は私の特技や関心と絡ませたうえで、社会貢献になることを書いて欲しいようなのですが、勉学以外にどうしても思いつくことがないのでヒントをいただけたらと思いました。
    特技は絵を描くこと、心理学に関心を持ったきっかけは自分自身が不登校だったから、興味関心はLGBTQについて、です。
    皆さん大学での具体的な活動について書くのでしょうか。書いた方がいいことはもちろんわかっていますが、実行に移せることって何でしょう。。

    • 受験ネット 加藤 より:

      コメントありがとうございます。
      現在の大学は、かつてと異なり、勉強以外のことを幅広くやるべきという雰囲気ではなくなってきています。単位がかんたんに取れたことで大学生が遊んでしまったことへの反省、奨学金利用が当たり前になり、アルバイトと勉強で精一杯という学生が増えたためです。
      心理は、文系の中でも理系色が強く「学問中心」という雰囲気は強いと思われます。

      そのため、志望理由書が学問中心でも違和感はありません。
      学校の先生の指導を生かすとしたら、不登校時に勉強を教えるボランティアなどが候補になります。不登校は心理学的に難しい面があり、勉強になるのではないかと思います。ご希望の大学なら、近くに別の大学があり、そこには他大生もOKのサークルが相当ありますので、ボランティア系のサークルも見つかるはずです。その大学のサークルはある雑誌が詳しく、必要であれば、雑誌名はお伝えします。

      • う〜 より:

        お早い返信ありがとうございます。
        先生の思うように書けず参っていたので「学問中心でも違和感ない」と言っていただけたことでだいぶ救われました。
        「不登校児に勉学を教えるボランティア」というのは今までにない発想でした。参考にさせていただきます。雑誌は買って読んで〜としている時間がないので今回は遠慮させていただきますね(;_;)ご丁寧にありがとうございました。

  2. KK(受験ネット側でイニシャルに直しています) より:

    東洋学園大学、人間科学部、人間科学科

     私は、東洋学園大学、人間科学部、人間科学科を志望します。私の将来の夢は、ダンサーです。ダンスで生活していくために、技術はもちろんですが、自分自身が人間について学ばなければならないと思い、人間科学部を志望しました。心理学を学び、人の心に寄り添って物事を考え、自分の視野を広げて将来に繋げていきたいです。私はダンスと心理は関係があると考えています。ダンスは人に伝えるための表現の1つであり、ストレスの発散にもなります。11年間踊ってきて心理的効果があると、身をもって体感してきました。大学では、ダンスと勉強の両立をより頑張り、心理学とダンスを結んだ私にしかできない研究をしていきたいです。
     私は高校生活で、文化祭が1番心に残っています。3年間の中で2回しかできず、心残りがありますが、当たり前だと思っていた生活が変わり色々と考えさせられるきっかけにもなりました。高校2年生の間、コロナウイルスの影響で1番楽しい1年を潰され、思うような生活が送れませんでした。ですが、そんな状況だからこそ、別の行事を考えて下さったり、ダンス部の公演ができない代わりに自分たちで映像を作ったりと、今だからこそ、今しかできないことを考え、実行することができました。何もできないからと1年間無駄に過ごしていたら、と考えると人生の輝いている高校生活の大事な1年を、有意義なものにできてとてもよかったです。最後まで修学旅行に行けなかったり、分散登校になったりと制限された中ですが、学ぶことも楽しむこともできました。
    悪い思い出も辛かったことも、それの全てが私の青春であり、戻ることのできない日々なのだと改めて感じました。大学だと、自分の興味のある分野を学べ、サークルなど新しいことが入ってくるのでより思い出を作れるのではないかとワクワクしています。4年間、有意義な生活を送りたいです。これらの理由で私は、東洋学園大学を志望します。

    • 受験ネット 加藤 より:

      志望理由書の投稿ありがとうございます・
      良い点
      ・身体と心理を結びつける視点は、ユニークなもので、志望学科の内容に合います。ただし「心理・カウンセリングコース」志望の場合は、かなりずれてきますので、「スポーツ健康コース」と明記しておくのがおすすめです。
      改善点
      ・「ストレスの発散にもなります。」とありますが、ダンスの心理的影響を狭くとらえ過ぎているようです。ストレス発散以外の心理的影響(個人の範囲内ではなく、人と人の間の心理も考える)を含め、3つ程度は例を挙げておくとよいです。
      ・「私は高校生活で、文化祭が1番心に残っています。3年間の中で2回しかできず、……」の内容は、高校生活の思い出ならOKですが、志望理由書に求められている内容とは言えません。「ダンス部の公演ができない代わりに自分たちで映像を作った」ことから得たものをどう生かすかという角度で、字数を相当減らして(現在348字→150字くらいが限度)書き直すとよいです。字数が減った分は「ほかの学校にないもの」(特色)を書いてみてください。参考ページ【大学入試】志望理由書のやさしい書き方と例文集
      ※「ですが、」「下さったり」は、話し言葉または略語のため使用できません。提出前に高校の先生の添削や、ココナラの使用も検討してみてください。

  3. けんた より:

    私は将来の夢が決まっておらず就職を考えています。心理学部に志望したきっかけは心理テストなどが好きで心理に興味を持つようになり、おもしろいと思ったからです。例にあるような印象のあるきっかけなどがないのですがどのように書くのが良いでしょうか。高校で学んだことをどういかすかなども将来の夢が決まっていないので書きづらいです。成績的には体育のみが4でそれ以外は5なので問題はありません。
    また、私が志望する大学では臨床心理学や社会心理学というように特定の心理学のみを学ぶのではなく、自分の関心に合わせて5種類の心理学について履修することができます。そこで志望理由に心理学について幅広く学べるからと書こうとしていたのですが、当サイトでは幅広くというような書き方はNGとしています。この場合はどのように書くのが良いのでしょうか。幅広く学びたいという意思を示しつつも、特にどの科目に興味があるかなどを書いた方がいいのですか。

    • 受験ネット 加藤 より:

      コメントありがとうございます。
      きっかけについては、やはり心理テストならば入試では書かない方がよいと考えられ、別の方向で、自然なきっかけづくりを考えてみてください。例えば、不登校の問題を知ったのをきかっけに、適応障害等何らかの症状に興味を持ち、本を読んだなどです。もちろん、犯罪者の心理、新型コロナウイルス感染拡大における行動の違いなど、社会的なものでも構いません。

      「幅広く」については、5種類すべてを学ぶにしても「学びの軸としたい領域」あるいは複数領域にまたがる「特定のテーマ」を持つのが普通です。軸を持たず、全てを20%ずつ、あるいはテーマや問題意識を持たずまんべんなくという姿勢の場合、大学側から見ると心理学の質や量を少なく見積もっているのではないか?という疑念は持たれてしまうはずです。幅広く学びたいという意思を示しつつも、とくにこの領域、このテーマという書き方であれば、問題はありません。

      • けんた より:

        返信ありがとうございます。
        考えてみたのですが、犯罪心理などもっと専門的なもので書いた方がいいのでしょうか。指摘お願いします。
        私が心理学に興味をもったきっかけは、保険の授業でうつ病について調べる際にうつ病についての本を読んだことがきっかけです。その本を読むまで私はうつ病について精神的な症状があるという認識でした。しかし、精神的な症状のみでなくて倦怠感、不眠、食欲低下など身体的にも症状が出ることを知りました。私自身、緊張による腹痛など心の状態が身体的にも影響が出ることがありました。そこから心と体の相互作用について深く知りたいと思いました。

        • 加藤 より:

          コメントありがとうございます。
          心理テストについては大衆的過ぎ、心理学を象徴しているかどうか微妙でおすすめしませんが、
          ほかは、犯罪心理、うつ病、統合失調症、適応障害、発達障害など、何でもよいと思います。

          例示されている、うつ病についてのエピソードは、冷静過ぎる感じがあり、印象には残りづらいと思います。
          印象に残るのは、自身の不登校、兄弟の精神障がい、深く影響を受けた実体験、相当深い自主研究などです。
          心理学の場合、試験官も多少なりとも心情的な部分は見てくるはずで、感情を伴った筆致と志望理由書用のきっかけは見分けるはずです。
          事実であったとしても、感情表現を入れる、具体的な書籍名や抜き出しを入れるなど、リアルな要素が必要です。

          なお、きっかけは、志望理由書では「自己紹介代わり」に当たるところで、絶対に重要という訳ではありません。
          逆に言うと、問いの中心である「学びたいこと」を突き詰めていないので、きっかけの表現が濃くなって来ない可能性はあります。

  4. のんこ より:

    将来の夢が決まっていない場合はどう書き始めたら良いのでしょうか?
    私は中学から高校にかけて、身近に不登校の友人や兄弟、従兄弟がいる環境で育ちました。
    そこで、心理学を学ぶことが出来る大学に行きたいのですが、学んだことを将来直接職業に生かせるとは正直思っていません。公認心理師になってみたい気持ちはあったのですが、家庭の事情で院まで行くことができなくて諦めました。
    また、志望理由書には学んだことを活かしてどのような社会問題を解決していきたいかというようなことも書かなければならないと先生から言われました。しかし、将来の夢も決まっていないのに、そんなことを書けるはずがない、そもそも社会問題って何?というふうに、まったく手がつけられません。
    ただ、心理学について学んでみたいというだけでは、推薦で行くには弱いのでしょうか?(ちなみに、学校側から推薦の打診は受けていて、評定の方も問題ありません)
    長文で申し訳ないのですが、本当に悩んでいます。お答えいただけると嬉しいです。

    • 受験ネット 加藤 より:

      ご質問ありがとうございます。

      まず「将来像」ですが、大学は専門学校(=職業訓練の場所)ではないので、必須ではありません。一方で、心理学のように、ある程度進路の幅が想定される場合は、大学側もある程度の記述を期待している面もあります。

      その辺も踏まえつつも、やはり将来像のイメージが難しいという場合は、純粋に学問として興味があるということをしっかり書き、将来像については、大学で学びながら視野を広げつつ考えたいというスタンスでもよいと思います。
      ただ、そうであっても、よく調べたのに全くの未定ということはないはずで、例えば「子どもや青少年に関わる仕事」のようなニュアンスでも構いません。これは、進学後変更しても差し支えありません。大学としては「全くの未定」よりは、安心材料になります。

      「社会問題」については、2つのパターンがあると思いますが、いずれもオプション的なものです。受験生の視野の広さを印象付ける狙いがあります。
      ・パターン1 きっかけとして、社会問題を提示し、その解決策を大学で学べるとするもの。
      ・パターン2 最後のまとめの部分に付け加えて、広がり教養を印象付けるもの。
      必ず必要という訳ではありませんが、一部の予備校や高校(進学校)では、必ず盛り込むように指導しています。

      例えばきっかけとしてもりこむなら、以下のようなパターンです。

      私は中学から高校にかけて、身近に不登校の友人や兄弟、従兄弟がいる環境で育ちました。そこで、不登校について『〇〇』という書籍(論文)で調べてみると、よく知られる「いじめ・叱られ心配型」から、「良い子の息切れ型」というケースまで多種多様であることを知りました。現在は新型コロナウイルス感染拡大で、さらに複雑になっていると考えられます。私は、心理学部でそれらを研究し、子どもや青少年が少しでも安心できる社会を作る一助になりたいと考えました。将来は、子どもや青少年に関わる仕事を現時点では考えています。

      論文例この論文は、心理学のオペラント条件付けを知っておくと理解しやすいです。

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