【分かりやすい】学校推薦型、総合型選抜、一般選抜とは何?どう対策?| 専門家が説明


受験ネット
受験ネット

2021年度大学入試(2020年秋~2021年3月実施)から、大学入試の仕組みが大きく変わります! この記事では、高校生や保護者が理解しておくべき、学校推薦型選抜、総合型選抜、一般選抜の仕組みを分かりやすく説明します。

記事内容は、もくじをご覧ください。リンクは自由です。

筆者プロフィール、お問い合わせ

著者プロフィール

【2021年度】新入試について知っておくべきことはこれだけ!

受験ネット
受験ネット

2021年度の入試から、仕組みが変わると聞いたんですが、大学に行けなくなっちゃわないか心配です!

現在の高校3年生が受験する、2021年度の入試(2020年秋~2021年3月実施)から、新しい大学入試が導入されますね! 心配をしている人も多いと思いますが、この記事で全て解決します。まず、次の内容だけ押さえておきましょう。

名前は入試から選抜に変わります!

新入試(出願開始日程順)
  • 1
    総合型選抜
    AO入試から変更。文武両道型の入試(勉学のほか、スポーツに限らず、総合的な経験値を問う)
  • 2
    学校推薦型選抜
    指定校制・公募制推薦入試 からの変更。勉学重視。
  • 3
    一般選抜
    一般入試からの変更。

名前が、入試から選抜せんばつに変わります。なぜなのでしょうか?

理由は、これまでの入試が、狭い意味の学力(知識や技能)だけを試すものだったことへの反省があります。知識しかなく、指示しないと動けない大学生が多すぎる!という、企業からの要望が背景にあります。

幅広い学力(自ら、協力して、頭を使って、伝える)の要素を加えて、広い視野で高校生を選抜するものに変えるということです。

幅広い学力が新入試全体のキーワード

これまでの学力指示された内容をひとりで暗記型で覚えこむ
幅広い学力自ら協力し頭を使って伝えよう
(主体性)(協働性)(思考力)(表現力)

幅広い学力(自ら、協力し、頭を使って、伝えよう!)は、新入試のキーワードになりますので、頭の片すみに置いておいてください!
(♪余談ですが、私は講演会で忘れないように、マスカット=MKATと覚えています。M自ら・K協力し・A頭を使って・T伝えよう)

受験ネット
受験ネット

例えばある大学の総合型選抜では、「活動報告書」で、主体性、協働性を審査し、「読書レポート」で思考力、表現力を審査することにしています。

名前はどのように覚えたら良いの?

名前が大きく変わり覚えにくくなりますが、略称は以下のようになるでしょう。

  • 一般選抜 → 一般
  • 指定校制学校推薦型選抜 → 学校型(または指定校)
  • 公募制学校推薦型選抜 → 学校型(または公募)
  • 総合型選抜 → 総合型

まず基本をひとことで教えて!

受験ネット
受験ネット

学校推薦型選抜は、「学」の文字があるように、勉学重視です。

4つのキーワードは、①推薦書(必須)、②調査書(出願に評定基準があることが普通)、③資料・書類(積極的に活用)、④学力検査(必須)です。

受験ネット
受験ネット

総合型選抜は、「総合」の文字があるように、文武両道型です。武というのは、スポーツに限らず、高校生活や学修計画が問われます。

4つのキーワードは、①資料・書類(積極的に活用)、②調査書(高校生活を従来より細かく記入)、③面接(学校推薦でない分、カギになりやすいと予測)、④学力検査(必須)です。

この記事で分かることは?

「学校推薦型か総合選抜型か未定」という高3や、高2以下はどうすればよい?

受験ネット
受験ネット

自分の高校は、一般はほとんど受けないんですよ。でも、学校推薦型か総合選抜型のどっちを選ぶかはわからないので、今からやっとくことありますか?

学校推薦型、総合選抜型の説明の前に、一般を受けないことだけは決まっている、という方に簡単に対策を説明します。おもに次の方が当てはまります。

  • 指定校(学校推薦型選抜の一種)を狙っているが、校内選考で通らなければ、総合型選抜を受ける。
  • 高校の先輩が、ほとんど一般を受けていない(専門学校進学者も多い高校が、これに当てはまる)
  • 工業高校、商業高校、農業高校のため、一般選抜に授業が対応していない。
  • 高校の偏差値が目安として40以下(45くらいだと、一般組も半分くらいいるはずで、勉強が得意かそうでないかによる)

一般選抜は受けない可能性が高い方のための対策法

一般選抜を受けない方は、学校推薦型か総合型を受けることになりますが、結論からいうと、調査書がしっかり埋まる生徒は合格に近いと言えます。

1つ注意しておきたいのは、学力検査が必ず課されるということ。学校推薦型、総合選抜型では、小論文、口頭試問等(※)が、必ず採用されます。

(※)共通テスト、小論文、プレゼンテーション、口頭試問、実技、各教科・科目に係るテスト、資格・検定試験の成績等。

受験ネット
受験ネット

学力検査として採用が多くなりそうなのは、小論文、口頭試問、資格・検定試験の成績が挙げられます。小論文対策は、一定数の採用が見込まれるプレゼンテーションの対策としても通用します。

関連 【小論文】書き方・構成を分かりやすく教えてください

3つの入試に共通|新しくなった調査書に書かれる内容とは?

受験ネット
受験ネット

新入試では、幅広い学力(主体性、協働性、思考力、表現力)、高校生活の充実、学びたいことが問われることが特徴で、それは調査書の内容とほぼ一致します。

高2生や、志望校、受ける入試の種類がはっきり決まっていない人は、調査書を軸に考えるとよいです。出願先が決まっている方も、調査書を理解し、根本を押さえることで、資料(書類)から、学力検査、面接まで、狙いが分かる分有利になります。

新入試で新しくなった調査書に書かれる内容は、以下の通りです。内容が多く埋まるほど、学校推薦型、総合型とも有利になります。

(注)正確には「総合的な学習の時間の内容・評価」。2022年入学の生徒からは、総合的な学習の時間は、総合的な探求の時間に改められる(文科省資料の5ページにある)。

具体的には、以下の4つの質問に答えられれば、調査書はうまります。

答えられますか?どう問われる?
①毎日勉強時間をとり、深く理解する努力をしていますか?
自分の評定平均値を知っていますか?
・口頭試問
・各教科、科目にかかわるテスト
・共通テスト
・調査書
②親戚に自慢できる高校生活を送っていますか?
ヒント 係、委員会、生徒会、部活動、地域、ボランティア、留学、資格。
・資料(書類)の1種である活動報告書、自己PR書など
・面接
③授業、宿題以外に自分でテーマを見つけて調査、研究しレポートに書いたことがありますか?
(幅広い学力)
・推薦書(学校推薦型のみ)
・資料(書類)の1種である活動報告書
・プレゼンテーション
④大学で学びたいことを調べ、将来像を考えていますか?
関連 志望理由書の書き方
・資料(書類)の1種である志望理由書
・面接

まとめると、次の内容をしっかり進めることで、学校推薦型にも総合型にも対応できるようになります。このほかに、学力検査が必ず課されるので、小論文、総合問題、口頭試問などへの対策にも注意します。

① 毎日勉強時間をとり、深く理解する努力をしていますか?
自分の評定平均値を知っていますか?

受験ネット
受験ネット

定期試験前の詰め込み勉強では、学力検査の口頭試問各教科・科目に係るテスト共通テストに対応できません。高3生は、夏休みが挽回のチャンスです。

高2以下なら、苦手教科を中心に必ず毎日勉強し、評定を上げてください。評定A段階(評定平均値5.0〜4.3)に上がると、国公立や人気私立大学の学校推薦型選抜が視野に入ります。

(注)学校推薦型選抜には、原則として評定基準があり、例えば平均4以上でないと受けられない、3.5位以上でないと受けられないといった、制限が設けられます。

高3生は、受験しそうな大学をなるべく多く調べ、口頭試問、各教科・科目に係るテスト、共通テストが課される場合、夏休みを中心に、復習を進めます。

② 親戚に自慢できる高校生活を送っていますか? 係、委員会、生徒会、部活動、地域、ボランティア、留学、資格。

受験ネット
受験ネット

総合型選抜では、生徒自身が書く資料(書類)が、選抜の1つの軸になります。学校推薦型選抜では、推薦書や調査書が軸になるものの、資料(書類)も、とくに公募タイプでは必須になるでしょう。

総合型でも、学校推薦型でも、係、委員会、生徒会、部活動、地域、ボランティア、留学、資格は重要です! とくに部活動に加入していない方は、「資料(書類)に書くことがない!」となりやすいため、特に意識してください。

高3生で、高校生活に自慢できる要素がない方は、夏休みにボランティアや地域活動に参加してみてください。ボランティア探しは、こちらが便利です。

(注)指導上参考となる諸事項には下の記入欄が新設されます(文科省Ⅱ2に記載)

  1. 各教科・科目及び総合的な学習の時間の学習における特徴等
  2. 行動の特徴、特技等
  3. 部活動、ボランティア活動、留学・海外経験等
  4. 取得資格・検定等
  5. 表彰・顕彰等の記録
  6. その他

旧入試との違い ③授業、宿題以外に自分でテーマを見つけて調査、研究しレポートに書いたことがありますか?(幅広い学力)

幅広い学力(思考力・判断力・表現力、主体的に協働して学ぶ)は、新入試で初めて登場する、非常に大切な要素になります。とくに、学校推薦型選抜の推薦書(先生が書く)で問われますが、総合型選抜でも、資料(書類)面接、小論文、プレゼンテーションなどを通じて、問われることになります。

例えば、日本史が好きな人は、地元の古墳やお寺を調べてみるなど、得意科目に関連して、土日や長期休業期間にレポートを書いてみましょう。そのときに、誰かの協力を得る(協働性)要素があると、有利です。

受験ネット
受験ネット

評定、志望理由、高校生活、資格などは、これまでの入試にもあったものですよね? 幅広い学力というのが、大きな変更点ですね?!

はい。よく気づいてくれました! 変更点は、まさに幅広い学力です。幅広い学力とは、「自ら、協力し、頭を使って、伝えよう!」です。もう1つ重要なことは、旧入試と異なり、学力検査も必須であるということです!

覚え方 幅広い学力=ら、力し、を使って、えよう!
筆者は、高校での講演でとっさに出てくるように、幅広い学力はマスカットと覚えています。

学力検査の例は以下の通りです。大学が1つまたは複数を指定します。

  • 共通テスト、小論文、総合問題、口頭試問、プレゼン、実技、各教科・科目に係るテスト、資格・検定試験の成績等。
旧入試の要素+ 新入試で加わる変更点= 新入試
・評定
・志望理由
・特別活動
・資格
・幅広い学力(自ら、協力し、頭を使って伝えよう!)
・学力検査
・学校推薦型選抜
・総合型選抜

④大学で学びたいことを調べ、将来像を考えていますか?

志望理由書は、新入試では「資料(書類)」の1種となりますが、学校推薦型選抜、総合型選抜を問わず、非常に多くの大学で採用されると考えられます。仮に志望理由書提出がなくても、面接では100%問われますので、準備が必要です。

具体的には、パンフ、Webサイト、Webオープンキャンパスなどを使って、志望理由を深めてゆきます。そのことで、志望理由書に加え、進学後の学修計画書も書けるようになります。

当記事のリンクやご活用は自由です。ご活用の場合、高校などのウェブサイトからのリンクを頂くようお願いいたします。

学校推薦型選抜とは? |学力検査、幅広い学力などが特徴

受験ネット
受験ネット

定期試験さえがんばれば、指定校推薦で大学行けたはずなのに、オレの人生を返せ!

旧入試新入試分類
・公募制推薦入試
・指定校推薦入試
・(自己推薦入試)
学校推薦型選抜①公募制学校推薦型選抜
②指定校制学校推薦型選抜

おもに公募制推薦、指定校推薦の後がまである学校推薦型選抜は、「学」の文字があるように、勉学やや重視の選抜方法です。まず、大学・短大が決めた評定平均値をクリアすることが、第1条件であり、総合型選抜にはない推薦書(幅広い学力などを担任が記入)が必須となります。

総合型選抜は、推薦でも学力検査が必ずある!

学校推薦型選抜 総合型選抜

学校推薦型選抜は、かつては公募制推薦、指定校制推薦と呼ばれたもので、文科省の「原則として学力検査を免除し」という方針もあり、学科試験はほとんどありませんでした。しかし、学校推薦型選抜では、学力検査は必須となりました。

公募制・指定校制推薦 総合型選抜 (2020年秋の実施から)
学力検査原則なし①大学入学共通テスト、②各大学独自の評価方法(小論文、プレゼンテーション、口頭試問、実技、各教科・科目に係るテスト、資格・検定試験の成績等)のいずれかの学力検査を必ず採用
調査書1枚高校生活の記入欄が細かくなり、枚数制限を撤廃。
推薦書原則あり必須。とくに幅広い学力を重点的に書くように定められた。
資料(書類)志望理由書、自己PR書生徒が書く、志望理由書・活動報告書(自己PRに近い)・学修計画書などの資料(書類)を積極的に活用する。

表の根拠:総合型選抜における評価方法(文部科学省)

  • 学力検査には、共通テスト、小論文、総合問題、口頭試問、プレゼン、実技、各教科・科目に係るテスト、資格・検定試験の成績等があります。
  • いまのところ、小論文、口頭試問、資格・検定試験の成績が、多く採用されそうです。
  • 国公立や人気私大では、プレゼンテーションなど高度な内容、教科にかかわるテストなど、学力を正面から問う内容が予想されます。

担任が書く推薦書も大きな特徴

受験ネット
受験ネット

学校推薦型選抜では、担任が書く推薦書の存在が大きな特徴です。とくに新しい学力を中心に書くことが定められています。

推薦書は、担任の先生が書いてくれますが、事前に参考資料の提出を求められることも多いと見込まれます。下は、先生用の記事ですが、ちょっとのぞいてみてください。

【学校推薦型選抜】推薦書の書き方・例文|高校教員向け

学校推薦型選抜では、推薦書が必須ですが、資料(書類)も積極的に活用すると決められています。生徒自身が書く資料(書類)の提出も求められる可能性が高いです。

志望理由書学部や大学を選んだ理由を書くもの。どの大学・短大でもほぼ必須となると予想される。(志望理由書の書き方
活動報告書高校時代の活動実績(部活動、係、委員会、生徒会、資格、地域、ボランティア、趣味、アルバイト等)に絞って書くもの。
学修計画大学・短大進学後に、どんな研究内容をテーマに、どんな講義を取り、どんなゼミ(研究室)を候補として考え、また大学外を含め、どんな取り組みをしてみたいかを具体的に書くもの。
自己PR活動実績(部活動、係、委員会、生徒会、資格、地域、ボランティア、趣味、アルバイト等)、長所を書くもの。

学校推薦型選抜の4つのキーワード

総合型選抜の4つのキーワード
  • 1
    推薦書
    必須の条件です。幅広い学力を中心に、高3担任が書きます。
  • 2
    調査書
    評定平均値の基準が設定される可能性が高くなります。
  • 3
    資料(書類)
    必須ではないですが、提出となる大学・短大はかなりの数にのぼりそうです。志望理由書、活動報告書、学修計画書が主なものです(生徒自身が書きます)。
  • 4
    学力検査
    必須の条件です。小論文、教科テスト、口頭試問などの対策が必要です。

学校推薦型選抜はいつから?|日程と準備のスケジュール

受験ネット
受験ネット

新型コロナの影響がありますが、学校推薦型選抜の日程に、大きな変更はありません。

指定校・公募推薦学校推薦型選抜(2020年秋の実施から)
時期・日程11月1日以降出願/発表日は自由11月1日以降出願/12月1日以降に合格発表

※新型コロナの影響を考慮した日程変更は、ない予定です。

高2まで

  • 評定平均値を上げる … 定期試験対策を、直前だけでなく、毎日行う。
  • 幅広い学力対策 … 思考力、表現力、主体的に協働して学ぶを実践し、自主的なレポート作成など。
  • 志望理由を深める … とくに「大学で学びたいこと」を詳しく調べてゆく。
  • 特別活動など … 部活動、係、委員会、生徒会、資格、地域、ボランティア、趣味、アルバイト等を行う。

資格 英検などの資格は、出願に有利になるため、特に重視します。
ヒント 新たに口頭試問として英語、数学、理科などの基本問題の説明が求められる大学があります。定期試験対策は、1週間前に絞らず、毎日少しずつ深めることで、口頭試問に強くなります。

評定アップ、英検対策に加え、口頭試問、小論文対策にもなるスタディサプリは、学校推薦型選抜対策に必須といえます。講義は全教科4万本を収録しますが、苦手部分を1分だけ学ぶことも可能です。スマホからも学習できます。

【スタディサプリ】動画授業で苦手を克服

高3の1学期

高3の1学期
  • 1
    三者面談
    志望校の決定
  • 2
    学力検査への準備
    共通テスト、小論文、プレゼンテーション、口頭試問、実技、各教科・科目に係るテスト、資格・検定試験の成績等
  • 3
    資料(書類)の作成準備
    志望理由書、活動報告書、学修計画書など
  • 4
    担任側の準備
    推薦書の作成準備

高3の夏休み

高3の夏休み
  • 1
    Webオープンキャンパス
    志望校の最終確認と、志望理由書、学修計画書の補強。
  • 2
    学力検査対策
    志望校の出題内容に絞って。
  • 3
    資料(書類)の作成
    志望理由書、活動報告書、学修計画書などの完成。
  • 4
    面接対策
    余裕があれば面接の対策を行う。
  • 5
    職員会議
    学校推薦型選抜のなかの指定校タイプは、高校側で内部選考を行う(通常夏休み~9月)

高3の2学期

  • 出願書類や面接の準備(ただし学校推薦型選抜のなかの「指定校タイプ」は、高校選考に選ばれなければ、志望校を変える必要がある)。
  • 出願と入試本番(11月1日以降)
  • 発表(12月1日以降)
  • 発表後1週間程度で、学費の振り込みが必要なため、保護者に知らせておく。

総合型選抜とは? |学力検査、自身で書く資料(書類)などが特徴

吹奏楽部の全国大会に行って、AO入試で大学と考えていたのに……。私の人生を返して!!

旧入試新入試
AO入試総合型選抜

かつてのAO入試は、部活動など好きなことに打ち込み、かなりの成果を出せばそれだけでも合格しやすい入試でした。評定平均値の基準がなく、書類以外に試験がない大学もありました。

しかし、AO入試の後継である総合型選抜は、総合の文字から分かるように、文武両道型(勉学 + スポーツに限らない高校生活、学修計画を重視)。勉強面も、かなり本格的に問われるようになります!

総合型選抜は、推薦でも学力検査が必ずある!

学校推薦型選抜 総合型選抜

総合型選抜は、かつてはAO入試と呼ばれたもので、文科省の 「知識・技能の修得状況に過度に重点を置いた選抜基準とせず」という方針もあり、学科試験はほとんどありませんでした。しかし、総合型選抜では、学力検査は必須となりました。

AO入試 総合型選抜 (2020年秋の実施から)
学力検査原則なし①大学入学共通テスト、②各大学独自の評価方法(小論文、プレゼンテーション、口頭試問、実技、各教科・科目に係るテスト、資格・検定試験の成績等)のいずれかの学力検査を必ず採用
調査書1枚高校生活の記入欄が細かくなり、枚数制限を撤廃。
推薦書必要なし必要なし
資料(書類)志望理由書、自己PR書生徒が書く、志望理由書・活動報告書(自己PRに近い)・学修計画書などの資料(書類)を積極的に活用する

表の根拠:総合型選抜における評価方法(文部科学省)

  • 学力検査には、共通テスト、小論文、総合問題、口頭試問、プレゼン、実技、各教科・科目に係るテスト、資格・検定試験の成績等があります。
  • いまのところ、小論文、口頭試問、資格・検定試験の成績が、多く採用されそうです。
  • 国公立や人気私大では、プレゼンテーションなど高度な内容、教科にかかわるテストなど、学力を正面から問う内容が予想されます。

自分で書く資料(書類)も大きな特徴

受験ネット
受験ネット

総合型選抜では、学力検査に加え、生徒自身が書く資料(書類)も大きな特徴です。AO入試時代から資料(書類)採用が目立っていたため、その点では大きな変化はありませんが、新入試では、幅広い学力を理解したうえで資料(書類)を作ってゆく必要があります。

学校推薦型選抜の推薦書のように、幅広い学力を中心に問うものはありませんが、資料(書類)や面接のなかで、必ず幅広い学力を問うように設計されます。

資料(書類)は、学校推薦型選抜の推薦書と異なり、高校の先生ではなく受験生自身が書きます。内容は、大学側に任されていますが、次のようなものが予想されます。

志望理由書学部や大学を選んだ理由を書くもの。どの大学・短大でもほぼ必須となると予想される。(志望理由書の書き方
活動報告書高校時代の活動実績(部活動、係、委員会、生徒会、資格、地域、ボランティア、趣味、アルバイト等)に絞って書くもの。
従来と異なり、幅広い学力に重きを置いて審査する大学もある。
学修計画大学・短大進学後に、どんな研究内容をテーマに、どんな講義を取り、どんなゼミ(研究室)を候補として考え、また大学外を含め、どんな取り組みをしてみたいかを具体的に書くもの。
自己PR活動実績(部活動、係、委員会、生徒会、資格、地域、ボランティア、趣味、アルバイト等)、長所を書くもの。

総合型選抜の4つのキーワード

総合型選抜の4つのキーワード
  • 1
    資料(書類)
    必須ではないですが、提出となる大学・短大が大半となりそうです。志望理由書、活動報告書、学修計画書がよく求められます(生徒自身が書きます)。幅広い学力も審査されます。
  • 2
    面接
    学校推薦型選抜でも面接は重要ですが、総合型選抜は、高校の担任・学校長の推薦という要素がないため、面接での発言内容は特に厳しく見られるでしょう。
  • 3
    調査書
    評定基準は、設定しない大学・短大が多いと見込まれますが、高校生活の部分は詳しく見られます。
  • 4
    学力検査
    必須の条件です。小論文、口頭試問、プレゼンテーションなどの対策が必要です。幅広い学力も審査されます。

総合型選抜はいつから?|日程と準備のスケジュール

受験ネット
受験ネット

総合型選抜は、従来より1ヶ月遅い9月1日出願以降となり、夏休みにしっかり準備できるようになりました( 文科省発表内容)。さらに、新型コロナの影響で、出願は9月15日以降となりました(2020年のみの可能性あり)。

AO入試総合型選抜(2020年度実施から)
時期・日程8月1日以降出願/9月1日以降に発表9月1日以降出願/11月1日以降に合格発表

変更 新型コロナによる準備遅れの関係で、出願は9月15日以降に変更となりました。

高2まで

  • 幅広い学力 … 推薦書こそないが、総合型選抜でも、幅広い学力を重視する大学・短大が多くあると予想される。
  • 特別活動など … 部活動、係、委員会、生徒会、資格、地域、ボランティア、趣味、アルバイト等を行う。
  • 志望理由を深める … とくに「大学で学びたいこと」を詳しく調べてゆく。
  • 評定平均値 … 出願基準とする大学・短大は多くないと予想されるが、学力検査の口頭試問などに影響があり、選考において、評定平均値を参照する大学・短大もあるとされている。

資格 英検などの資格は、出願に有利になるため、特に重視します。
ヒント 新たに口頭試問として英語、数学、理科などの基本問題の説明が求められる大学があります。定期試験対策は、1週間前に絞らず、毎日少しずつ深めることで、口頭試問に強くなります。

評定アップ、英検対策に加え、口頭試問、小論文対策にもなるスタディサプリは、学校推薦型選抜対策に必須といえます。講義は全教科4万本を収録しますが、苦手部分を1分だけ学ぶことも可能です。スマホからも学習できます。

【スタディサプリ】動画授業で苦手を克服

高3の1学期

高3の1学期
  • 1
    三者面談
    志望校の決定
  • 2
    学力検査への準備
    共通テスト、小論文、プレゼンテーション、口頭試問、実技、各教科・科目に係るテスト、資格・検定試験の成績等
  • 3
    資料(書類)の作成準備
    志望理由書、活動報告書、学修計画書など

高3の夏休み

高3の夏休み
  • 1
    Webオープンキャンパス
    志望校の最終確認と、志望理由書、学修計画書の補強。
  • 2
    学力検査対策
    志望校の出題内容に絞って。
  • 3
    資料(書類)の作成
    志望理由書、活動報告書、学修計画書などの完成。
  • 4
    面接対策
    余裕があれば面接の対策を行う。

高3の2学期

  • 出願書類や面接の準備。
  • 出願と入試本番(2020年は9月中旬~10月上旬以降)
  • 発表(11月1日以降)
  • 発表後1週間程度で、学費の振り込みが必要なため、保護者に知らせておく。

学校推薦型選抜と総合型選抜の違いは?

受験ネット
受験ネット

学校推薦型選抜と総合型選抜って、結局、学力検査もありーの、書類もありーので似てる気がするんだけど、違いが分からない!

学校推薦型選抜と総合型選抜の違いが分からない! もっともなご意見です。違いは以下のようになります。

学校推薦型選抜 総合型選抜

学校推薦型選抜と総合型選抜も、バランスが求められるのだけど、担任の先生から見える、勉強面での成果が大きめの生徒は、学校推薦型選抜が向いているんですね! 私は、部活をがんばった人だから、やっぱり総合型選抜ね。

一般選抜とは? |幅広い学力や実社会での応用を問う問題に注意

受験ネット
受験ネット

従来型の一般入試では、知識(試験の点数)しか問われませんでした。新たな一般選抜では、①幅広い学力、②実社会で活用できる学力が問われます。

一般入試一般選抜(2021年度)
学力検査大学側が自由に実施①大学入学共通テストを積極的に活用
②独自試験では、幅広い学力や、実社会で活用できる能力を問うように努力。具体的には、国語を中心とした記述式、英語4技能評価(外部試験含む)の導入など。(文科省23ページに記載)
調査書1枚まで。開封しないことが大半。評定平均値を記載。高校生活を記す部分は、枚数制限を撤廃。積極的に活用(現時点では、合否判定への利用や得点化を行わない大学も多い)。
資料(書類)原則なし志望理由書・活動報告書・学修計画書などを、積極的に活用(現時点では、合否判定への利用や得点化を行わない大学も多い)。

幅広い学力、実社会で活用する能力はどう問われる?

幅広い学力は、新入試全体に共通する特徴です。企業側が、知識・技能を詰め込んだ学生は、伸びないと判断していることが背景にあります。

これまでの学力指示された内容をひとりで暗記型で覚えこむ
幅広い学力自ら
(主体性)
協力し
(協働性)
頭を使って
(思考力)
伝えよう
(表現力)

共通テストでは、複数の資料を比較し思考力(=幅広い学力)を問う問題が、教科を問わず増加する見込みです。資料のなかには、実社会で用いられている素材が登場します。

各大学の独自試験でも、国語を中心とした記述式の拡充などで、思考力や表現力(=幅広い学力)が問われる見込みです。また、取りやめとなった共通テストとは異なり、英語の外部試験を採用する大学も一定数見られます。

なお、主体性や協働性(=幅広い学力)については、一般選抜でも書類の提出を予告している大学が多数ありますが、得点化や合否判定の材料とするのは少数派です。

調査書が得点化される可能性は?

受験ネット
受験ネット

下は、2020年7月3日現在の、一般選抜に関する公表内容の例です。中堅レベルの大学では、活用に前向きさも見られますが、全体に慎重な大学が目立ちます。

  • 難関大 東京理科大 … 調査書は合否判定には利用しない方向(公式4番に記載)
  • 難関大 成城大 … 調査書については合否判定に用いることはせず、入学後の学習指導上の参考資料としてのみ活用(公式3段落目に記載)
  • やや難 駒沢大 … 活用を検討するが、得点化はしない方向(駿台予備学校調べ)
  • やや難 東京農業大 … 調査書は合否判定には利用しない方向(公式3番に記載)
  • 中堅 駿河台大 … 調査書を書類審査に組み入れる方向(公式
  • 中堅 明海大(浦安C) … 調査書の「指導上参考となる諸事項」の記載項目を合否判定のさいに重視(さらに出願申請書の志願理由等を評価対象)。(公式

そもそも一般選抜は、学習面に優れた高校生を選ぶ狙いがあるので、調査書や資料(書類)の比重が急激に高まることはないと考えられます。これまで通り、試験での得点力を上げることが優先課題です。

ただし、もともと推薦を積極的に行ってきた中堅大学では、調査書の評価に積極的な部分も見られます。

なお、学力検査(教科の試験)では、幅広い学力や実社会で活用する能力を問う方向に傾向が変わることは確実です。すでに、記述式の新たな導入や、新しい学力に沿った出題への変更を予告している大学もあります。


[対策]一般型選抜の日程と対策

一般入試一般選抜(2020年度実施から)
日程2月1日以降実施/4月20日までに発表2月1日以降実施/3月31日までに発表

一般選抜の対策

一般選抜を狙うなら、基本は勉強で良いということですね?

はい。一般選抜を狙う場合、調査書対策よりも勉強がまずは優先です。

近年は、定員厳格化に加え、新入試への不安から、中堅大や地方の大学まで、かなり難しくなっています。勉強の質と量は、かなり強化しないと、高校の先輩が楽々合格していた大学でも、間違いなく落ちることになります!

ただ、調査書に書くことが全くないのも困りますので、幅広い学力(思考力、表現力、主体的に協働して学ぶ)をPRできるような活動はしておきましょう。

関連 【特別寄稿】偏差値45~55から10Upするための全科目勉強法|早慶MARCH国立を狙う、英語、数学、地歴公民、古文、理科、その他勉強法。

関連古文文法 頻出ベスト40(助動詞等)

関連【予備校直伝】日本史通史の覚え方・まとめ方と通史勉強法


[対策]学校推薦型選抜 合格への対策

学校推薦型選抜の対策を、推薦書、調査書、資料(書類)、学力検査、面接の順に説明してゆきます!

学校推薦型選抜の4つのキーワード
  • 1
    推薦書
    必須の条件です。幅広い学力を中心に、高3担任が書きます。
  • 2
    調査書
    評定平均値の基準が設定される可能性が高くなります。
  • 3
    資料(書類)
    必須ではないですが、提出となる大学・短大はかなりの数にのぼりそうです。志望理由書、活動報告書、学修計画書が主なものです(生徒自身が書きます)。
  • 4
    学力検査
    必須の条件です。小論文、教科テスト、口頭試問などの対策が必要です。

推薦書対策

推薦書は、調査書では「指導上参考となる諸事項」に書かれる、幅広い学力(思考力や表現力を生かし主体的に協働して学ぶ)を、高3の担任が詳しく書くものです。生徒自身が書く資料(書類)とは別になることに注意してください。

「授業、宿題以外に自分でテーマを見つけて調査、研究しレポートに書いたことがありますか?」という質問に答えられるように、るべく高2段階までに成果を残しておくことが必要です。なお、総合的な学習の時間で、自主学習が可能な高校もあります。

教科レポート例
英語英語圏から地域に観光に来る人のために、ガイドブックを作る。観光案内所を訪ね、外国人が地域で困ったことや興味があることを訪ね、資料を入手する。
地歴京都へ行き、豊臣秀吉が京都に残した痕跡を探してくる。高校の歴史の先生や、博物館の係の人に協力をお願いする。
公民ある社会問題について、各政党でどのように考え方が異なるのかを、実際に地元の議員さんに聞いて調べてみる。
理科興味のある単元の化学実験を、化学の先生の協力を得て、実際に行ってみる。また、関連して自分で工場見学を申し込み、インタビューもする。
国語百人一首の和歌をいくつか選び、詠まれた場所(歌枕)を実際に見ることで、当時の人の心のあり方を考えてみる。国語、図書館の先生に協力してもらう。

推薦書の内容としては、幅広い学力が重要ですが、特別な活動を中心とした高校生活についても記入されます。

推薦書の記載例

(大学側の指示例)本人の学習歴や活動歴を踏まえ、学力の3要素(「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」)」に関する評価を含めて記載してください。

推薦書は、担任の先生が書いてくれますが、事前に参考資料の提出を求められることも多いと見込まれます。下は、先生用の記事ですが、ちょっとのぞいてみてください。

【学校推薦型選抜】推薦書の書き方・例文|高校教員向け

調査書対策

学校推薦型選抜では、まず評定平均値が、出願の条件になります(例えば4.0以上などと、定められる)。

大学側が確認するのは、まずは指導上参考となる諸事項です。新入試と同時に新しくなった調査書では、細かい記入欄が新設されましたので、なるべくすべて埋まるようにします。

  1. 各教科・科目及び総合的な学習の時間の学習における特徴等
  2. 行動の特徴、特技等
  3. 部活動、ボランティア活動、留学・海外経験等
  4. 取得資格・検定等
  5. 表彰・顕彰等の記録
  6. その他

このほか、特別活動の記録、総合的な学習の時間の評価も参照されます。

※調査書については、この記事のこちらで説明してあります。

資料(書類)対策

資料(書類)は、高校の先生ではなく、受験する生徒自身が書きます。内容は、大学側に任されていますが、次のようなものが予想されます。

志望理由書学部や大学を選んだ理由を書くもの。
対策 志望理由書の書き方
活動報告書幅広い学力に関する取り組みや、各種の活動実績(部活動、係、委員会、生徒会、地域、ボランティア、趣味、学習)に絞って書くもの。
学修計画書大学進学後に、どんな内容をテーマに、どんな講義を取り、どんなゼミ(研究室)を候補として考え、大学外でどんな取り組みをしてみたいかを具体的に書くもの。

東京都の人気私立大12校の、学校推薦型選抜の予告を見てみます(2020年7月3日現在)。全入試に当てはまるとは限らず、今後変更になる場合もあります。

ヒント 志望理由書、活動報告書、学修計画書は、それぞれがまんべんなく採用されるでしょう。志望理由書がやや目立つ傾向があるかもしれません。

大学名志望理由書活動報告書学修計画書備考
合計数
青山学院大 |2021 年度青山学院大学入学者選抜について
桜美林大 |入試ガイド2021の9ページ読書リポート(活動報告書の1種とも言えるため〇印とした)
國學院大 |総合型選抜・学校推薦型選抜入学試験名称は「活動レポート」
国士舘大 |令和 3 年度以降の国士舘大学入学者選抜について
駒澤大 |2021年度以降の駒澤大学入学者選抜について
駿河台大|学校推薦型選抜 公募制推薦
芝浦工業大|2021年度入学者選抜予告得点化せず
専修大 |2021(令和 3)年度 専修大学における入学者選抜について資料の提出を求める(形式未定)
玉川大|入試情報>学校推薦型選抜資料の提出を求める(形式未定)
東海大 |TOKAI INFORMATION FOR 2021 2021年度入試について探求学習・ポートフォリオを踏まえた志望理由書等
東京電機大 |学校推薦型選抜(公募)資料の提出を求める(形式未定)
東京都市大 |2021年度入学者選抜の基本方針(予告その2)幅広い学力、研究への意欲をWeb出願時に必ず記入(得点化せず)

活動報告書、学修計画書の要素は、志望理由書のなかにも一部含まれます。大学側の入試要項が未定の場合は、まず志望理由書から始めてください。

関連 【大学入試】志望理由書のやさしい書き方講座(新入試対応)

ポートフォリオは、高校の先生、受験生自身、大学側の3者が活用するもの

資料の1つですが、少し性格が異なるのが、ポートフォリオです。ポートフォリオとは、高校の学習を記録する、紙またはウェブ上の仕組みを指します。幅広い学力、特別活動(部活動、係、委員会、生徒会、地域、ボランティア、趣味、学習等)、資格取得などを記録することが期待されています。

ポートフォリオは、高校の先生が推薦書を書くときに使ったり、生徒自身が資料(活動報告書など)を書くときに使ったりします。また、大学側は、入試に使うほか、学生の追跡に利用し、教育内容の改善に利用する計画です。現段階では、提出を求める大学はまだ限られ、合否に使わないケースも多く見られます。

関連 【新大学入試に採用】ポートフォリオとその対策をわかりやすく

学力検査対策

文部科学省は、学力検査について、次のような例を挙げています( 学校推薦型選抜における評価方法 )。

共通テスト、小論文、プレゼンテーション、口頭試問、実技、各教科・科目に係るテスト、資格・検定試験の成績等

東京都の主な私立大の予告内容

東京都の人気私立大について、学校推薦型選抜の予告内容を見てみます(2020年6月現在)。大東亜帝国付近のレベル以上を中心に、知名度が高い大学も加えました。すべての学部、入試にあてはまる訳ではなく、今後変更も予想されます。

ヒント 小論文、教科テスト、口頭試問の3種類は、まんべんなく採用されそうです。

小論文プレゼン口頭試問教科テスト検定(資格)備考
合計数11
青山学院大
桜美林大
学習院大
学習院女子大
杏林大
国士舘大
芝浦工業大(女子)
順天堂大
聖心女子大
専修大
大東文化大講義要約
拓殖大〇(作文)
玉川大
東海大
東京電機大
東京都市大
東京理科大
小論文プレゼン口頭試問教科テスト検定(資格)

小論文対策

小論文カード 基本

小論文対策は、当サイト・受験ネットでほとんどできるようになっています。筆者は、予備校(7年間)に加え、高校での小論文指導も6年間行っていますので、分かりやすく、確実に伸びる方法となっています。

詳しく【小論文】書き方・構成を分かりやすく教えてください

教科テスト対策

教科テストとは、英語・数学・理科などの筆記試験です。学校推薦型選抜では、基本的な問題が問われる可能性が高く、出題範囲や傾向が分からない段階では、共通テスト(センター試験過去問を含む)対策が有効です。

難関大の一般選抜のような、非常に高度な設問の出題は少ないと予想されます。基本的なことを深く学んでおくのがコツです。基本に強い、スタディサプリの活用もおすすめです。

詳しく 【特別寄稿】偏差値45~55から10Upするための全科目勉強法|早慶MARCH国立を狙う、英語、数学、地歴公民、古文、理科、その他勉強法。

公式 【スタディサプリ】動画授業で苦手を克服

口頭試問対策

口頭試問とは、面接のなかで、英語・数学・理科など、教科の基本的な知識を問う質問が入ることです。口頭で答えるほか、ホワイトボード等を使用しての説明を求められることもあります。

教科テスト以上に、基本的事項の深い理解が問われると予想されます。基本に強い、スタディサプリの活用もおすすめです。

詳しく 【特別寄稿】偏差値45~55から10Upするための全科目勉強法|早慶MARCH国立を狙う、英語、数学、地歴公民、古文、理科、その他勉強法。

公式 【スタディサプリ】動画授業で苦手を克服

検定(資格)対策

求められる検定(資格)は、大学によって異なりますが、英検など、英語系資格採用が多くなると見込まれます。スタディサプリの資格講座がもっともスムーズです。

公式 【スタディサプリ】動画授業で苦手を克服

プレゼンテーション対策

プレゼンテーションとは、与えられたテーマに基づき、パワーポイントや模造紙なども用いて分かりやすく発表することです。自己PR型と、研究発表型があります。

  • (自己PR型)経営学をどのような視点で学び、将来どう生かしたいか。
  • (研究発表型)近年伸びている企業を取り上げ、その戦略の成功点、失敗点を紹介せよ。

出題テーマが決まれば高校の先生に指導してもらうことができますが、それまでは、大学進学後の学修計画づくりや、小論文の勉強が有効です。

小論文は、文章で書くと同時に、話の流れを分かりやすく示す図や、根拠となるデータなどの図表を、同時に作成しておくとプレゼンテーション向けの力がつきます。書いた小論文の内容をある程度記憶したうえで、高校の先生の前でプレゼンテーションの練習を重ねてゆきます。

詳しく【小論文】書き方・構成を分かりやすく教えてください

(勉強法がよく分からない場合、ココナラからお問い合わせください)

先着5名|元予備校講師が推薦一般対策をご相談します 現在独立し、年80校の高校から講演を依頼されています。

面接対策

面接対策は、当サイト(受験ネット)で進められます。筆者は、6年間に渡り、高校で面接指導を担当してきていますので、最新の大学入試に対応した内容となっています。

詳しく 【面接質問ベスト18】回答例・裏ワザも完全公開! 大学・短大・専門学校対応


[対策]総合型選抜 合格への対策

総合型選抜は、学校推薦型選抜に比べ、推薦書(高3の担任が、幅広い学力をメインに記す)の提出がなく、評定基準がないことも多いのが特徴です。その代わりに、自分自身で書く資料(書類)や面接が重要になると考えられます。

総合型選抜の対策を、資料(書類)、面接、調査書、学力検査の順に説明してゆきます!

総合型選抜の4つのキーワード
  • 1
    資料(書類)
    必須ではないですが、提出となる大学・短大が大半となりそうです。志望理由書、活動報告書、学修計画書がよく求められます(生徒自身が書きます)。幅広い学力も審査されます。
  • 2
    面接
    学校推薦型選抜でも面接は重要ですが、総合型選抜は、高校の担任・学校長の推薦という要素がないため、面接での発言内容は特に厳しく見られるでしょう。
  • 3
    調査書
    評定基準は、設定しない大学・短大が多いと見込まれますが、高校生活の部分は詳しく見られます。
  • 4
    学力検査
    必須の条件です。小論文、口頭試問、プレゼンテーションなどの対策が必要です。幅広い学力も審査されます。

資料・書類対策

資料(書類)は、高校の先生ではなく、受験する生徒自身が書きます。内容は、大学側に任されていますが、次のようなものが予想されます。

志望理由書学部や大学を選んだ理由を書くもの。
対策 志望理由書の書き方
活動報告書活動実績(部活動、係、委員会、生徒会、地域、ボランティア、趣味、学習)に絞って書くもの。
学修計画書大学進学後に、どんな内容をテーマに、どんな講義を取り、どんなゼミ(研究室)を候補として考え、大学外でどんな取り組みをしてみたいかを具体的に書くもの。

東京都の人気私立大の総合型選抜の予告内容を見てみます(2020年7月3日現在)。全学部・全入試で提出が求められるとは限らず、今後変更になる場合もあります。

ヒント 志望理由書、活動報告書、学修計画書は、それぞれがまんべんなく採用されるでしょう。志望理由書がやや目立つ傾向があります。

志望理由書活動報告書学修計画書備考
合計数13
青山学院大
桜美林大ほかに自己申告書
学習院大2020年度入試の情報
学習院女子大2020年度入試の情報
杏林大
國學院大活動レポート(活動報告書の1種)、課題レポート、授業レポート、自己アピール
国士舘大ほかに出願基準証明書、スポーツ活動調書
駒澤大自己推薦書(志望理由+学修計画)、個人調書(いずれも2020年度入試の情報)
成蹊大課題レポート
聖心女子大志望理由はエントリーシートに含まれる
専修大あり(形式不明)
大東文化大自己推薦書
拓殖大未定
玉川大コミュニケーションシート(志望理由+活動報告)
東海大志望理由書等
東京電機大未定(7月中旬発表)
東京都市大
武蔵大推薦状、紹介状、自己アピール文、課題レポート、将来計画書
明治学院大志願票、自己推薦文、レポート

活動報告書、学修計画書の要素は、志望理由書のなかにも一部含まれます。大学側の入試要項が未定の場合は、まず志望理由書から始めてください。

関連 【大学入試】志望理由書のやさしい書き方講座(新入試対応)

面接対策

面接対策は、頻出質問対策と入退室(面接マナー)に分けることができます。以下のページをご覧ください。

面接質問ベスト18面接マナー

調査書対策

総合型選抜で、大学側がまず確認するのは、指導上参考となる諸事項ではないかと思われます。新入試と同時に新しくなった調査書では、細かい記入欄が新設されましたので、なるべくすべて埋まるようにします。

  1. 各教科・科目及び総合的な学習の時間の学習における特徴等
  2. 行動の特徴、特技等
  3. 部活動、ボランティア活動、留学・海外経験等
  4. 取得資格・検定等
  5. 表彰・顕彰等の記録
  6. その他

このほか、特別活動の記録、総合的な学習の時間の評価、学習成績の概況も参照されます。

※調査書については、この記事のこちらで説明してあります。

学力検査対策

文部科学省は、学力検査について、次のような例を挙げています( 総合型選抜における評価方法)。

共通テスト、小論文、プレゼンテーション、口頭試問、実技、各教科・科目に係るテスト、資格・検定試験の成績等

東京都の主な私立大の対応

東京都の人気私立大の総合型選抜の予告内容を見てみます(2020年7月3日現在)。大東亜帝国レベル以上を中心に、知名度が高い大学も加えました。すべての学部、入試にあてはまる訳ではなく、今後変更も予想されます。

ヒント 小論文、教科テスト、口頭試問の3種類は、まんべんなく採用されそうです。サンプルが少ないので断言はできませんが、学校推薦型選抜よりも、検定(資格)が有利になる入試が多い可能性もあります。

小論文プレゼン口頭試問教科テスト検定(資格)備考
件数11
青山学院大
桜美林大
学習院大
学習院女子大
杏林大共通テスト、授業受講、事前課題
國學院大
国士舘大
駒澤大2020年度入試のもの
芝浦工業大未発表
順天堂大未発表
成蹊大総合分析力審査、討論力審査、資料読解力・文章表現力審査
聖心女子大
専修大
大東文化大
拓殖大
玉川大
東海大
東京電機大未定(7月中旬発表)
東京都市大適性検査
武蔵大
明治学院大
小論文プレゼン口頭試問教科テスト検定

小論文対策

小論文カード 基本

小論文対策は、当サイト・受験ネットでほとんどできるようになっています。筆者は、予備校(7年間)に加え、高校での小論文指導も6年間行っていますので、分かりやすく、確実に伸びる方法となっています。

詳しく【小論文】書き方・構成を分かりやすく教えてください

教科テスト対策

教科テストとは、英語・数学・理科などの筆記試験です。学校推薦型選抜では、基本的な問題が問われる可能性が高く、出題範囲や傾向が分からない段階では、共通テスト(センター試験過去問を含む)対策が有効です。

難関大の一般選抜のような、非常に高度な設問の出題は少ないと予想されます。基本的なことを深く学んでおくのがコツです。基本に強い、スタディサプリの活用もおすすめです。

詳しく 【特別寄稿】偏差値45~55から10Upするための全科目勉強法|早慶MARCH国立を狙う、英語、数学、地歴公民、古文、理科、その他勉強法。

公式 【スタディサプリ】動画授業で苦手を克服

口頭試問対策

口頭試問とは、面接のなかで、英語・数学・理科など、教科の基本的な知識を問う質問が入ることです。口頭で答えるほか、ホワイトボード等を使用しての説明を求められることもあります。

教科テスト以上に、基本的事項の深い理解が問われると予想されます。基本に強い、スタディサプリの活用もおすすめです。

詳しく 【特別寄稿】偏差値45~55から10Upするための全科目勉強法|早慶MARCH国立を狙う、英語、数学、地歴公民、古文、理科、その他勉強法。

公式 【スタディサプリ】動画授業で苦手を克服

検定(資格)対策

求められる検定(資格)は、大学によって異なりますが、英検など、英語系資格採用が多くなると見込まれます。スタディサプリの資格講座がもっともスムーズです。

公式 【スタディサプリ】動画授業で苦手を克服

プレゼンテーション対策

プレゼンテーションとは、与えられたテーマに基づき、パワーポイントや模造紙なども用いて分かりやすく発表することです。自己PR型と、研究発表型があります。

  • (自己PR型)経営学をどのような視点で学び、将来どう生かしたいか。
  • (研究発表型)近年伸びている企業を取り上げ、その戦略の成功点、失敗点を紹介せよ。

出題テーマが決まれば高校の先生に指導してもらうことができますが、それまでは、大学進学後の学修計画づくりや、小論文の勉強が有効です。

小論文は、文章で書くと同時に、話の流れを分かりやすく示す図や、根拠となるデータなどの図表を、同時に作成しておくとプレゼンテーション向けの力がつきます。書いた小論文の内容をある程度記憶したうえで、高校の先生の前でプレゼンテーションの練習を重ねてゆきます。

詳しく【小論文】書き方・構成を分かりやすく教えてください

面接対策

面接対策は、当サイト(受験ネット)で進められます。筆者は、6年間に渡り、高校で面接指導を担当してきていますので、最新の大学入試に対応した内容となっています。

詳しく 【面接質問ベスト18】回答例・裏ワザも完全公開! 大学・短大・専門学校対応


コメント

タイトルとURLをコピーしました