このページでは、推薦書(大学・短大入試の学校推薦型選抜で必須)の書き方と例文を、高校の先生向けに説明します。受験生が、推薦書参考資料を作成するさいにもご利用ください。
【押さえておきたい】推薦書に書くべき内容を文科省はどう定めている?
もともと推薦書は、旧一般入試では拾えない受験生を評価するために、もっぱら「人物像」を記すものでした。しかし、新入試では「学力」の記載も求められるようになりました。
時期 | 入試名 | 推薦書に記す内容 |
旧入試 | 公募制推薦、指定校推薦 | 人物像 |
新入試 | 学校推薦型選抜 | 学力(=学力の3要素)と人物像 |
推薦書において(1)本人の学習歴や活動歴を踏まえた「学力の3要素」に関する評価を記載すること、及び(2)大学が選抜でこれらを活用することのどちらも必須化することとします。(文部科学省)
学力の3要素には、従来の学力観である「知識・技能」(例えば日本史や英単語の知識、全商簿記資格等)も含まれ、これは評定平均等で推し量れますが、推薦書に書いても構いません。
ただし、ほかの2要素である「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」が推薦書に書くべき中心の内容です。なお後者は、「学びに向かう力、人間性」と言い換えられることもあります(2023年8月大学入試センター審議役の森下平氏講演や、文科省資料)。
文科省の方針を受け、従来「人物像」(部活動、係、委員会、生徒会、ボランティア、地域活動、留学など)を中心に書かせていた各大学は、例えば、次のような書式への変更を行っています。
- 学力、人物像を併記させる書式。
- 学力中心の書式
- 直接的指示はないが、学力を記すことが、暗黙の前提となっている書式。
- 従来と変化がない(人物像中心)=ごく一部の大学
推薦書に書くべき内容は、正確には、各大学の最新の募集要項をご確認ください。下の事例は、過年度入試のものです。
大学名 | 分量 /字数目安 | 指示内容 |
獨協大 | 13行 約390字 | 被推薦者の学習歴や活動歴を踏まえ、今後さらなる成長が見込まれる点も含めて記載してください。(PDF) |
京都府立大 | 12行 約360字 | 本学部・学科で学ぶ能力があると認められた理由を、本学部・学科のアドミッション・ポリシーに照らして「学力的資質」及び「人物」の観点から記載してください。(PDF) |
福井工大 | 6行 約180字 | 「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」に関する評価を記入してください。 |
岡山大(経済) | ①8行 ②9行 | ①学業(勉学態度及び成績の全般的特徴) ②人物など (PDF) |
都留文科大 | ①6行 ②6行 | ①志願学科に対する適性 (筆者注 暗に学力の記載を求めている) ②志願学科に対する意欲 |
帝京短大 | 各3行 | ※「学力の3要素」を踏まえてご記入ください。 ①学習について ②人物・行動について ③課外活動等について (PDF) |
横浜商科大学 | 14行 462字 | 指示なし 下記の者を、貴大学入学試験志願適格者として推薦いたします。 (注)神奈川県の13大学では、2025年度入試から統一書式(サンプル)になります。 |
字数は、長くとも400字程度が多いようです。担任の負担を考慮し、生徒の志望理由書(600~800字が相場)よりも短くなっています(ただし、国立大で1600字規模の推薦書を見たことがあります)。神奈川県の私大が、全国統一の書式を10行300字前後で提唱しており、今後字数は減ってゆく可能性があります。
段落数の判断は、400字なら4の数字を2で割ってみてください。400字なら、2段落構成が読みやすいです(300字も同様)。200字なら段落分けは不要です。この裏ワザは、志望理由書指導で教えています(志望理由書の書き方、出張講義も行っています)。
その他の書式例(過年度のものです)
推薦書の構成をわかりやすく/すぐマネできる例文
推薦書の構成例と例文を示します。
上は、神奈川県の私大が提唱する標準書式です(現在は神奈川県の15大学のみ採用)。字の大きさにもよりますが、おおむね35文字×10行として350字。2段落構成が読みやすいです。「学力の三要素を踏まえた」とありますが、人物評価を記しても構いません。他己紹介代わりに短くを守りましょう。
前半では、余り担任の熱意を見せずに、数値、実績、ほかの先生の評価など、客観性を持たせるのがコツです。このことで、大学側は、信用できる記述という印象を持ちます。
上は例文です(読みづらい場合、少し下の再掲載をご覧ください)。段落の冒頭は1字下げます(段落を作らない場合は下げなくてもよい)。くり返しになりますが、数値等の客観的根拠をできるだけ用います。数字は全て半角(1234……)でも構いませんが、1ケタの場合全角で書くと読みやすいです。
大学側に記述内容の信頼性を感じさせるよう、前半は客観的に書きます。十分に信頼を得た後、最後に先生の主観を書き込むと、効果的です。
推薦書例文
負けん気が強く、甲子園出場歴(2019年秋)もある野球部部員を、3年間継続することができている。面倒見が良く、特に後輩から慕われていると、野球部顧問(佐藤)は話していた。勉学の面では、部活動との両立に苦労はあったものの、地歴公民、国語分野を中心に高い評定平均値(地理歴史は4.8)を残している。特に古墳や遺跡類への関心が深く、高校2年時の夏季休業期間には、当県内の古墳を5か所巡り、畿内との関連性というテーマを立て文化祭で展示発表をした。これは地歴の担当者から見ても、評価できる調査だったと聞く。
粘り強い性格と、地歴分野への高い関心は、貴学・地域環境学部での主体的な学びに直結すると考えられる。この生徒は、高校入試は不本意な結果だったと聞き、逆転を胸に日々を重ねてきている。ぜひこの熱意を評価して頂きたい。
ヒント 推薦書は、自己PR書の「先生執筆版」とも位置付けられます。自己PRの「R」はRelations(関係の意味)ですので、進学後の生かし方も必須と考えてよいでしょう。
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(QA)接戦を制し、合格する推薦書を書くコツ
Q 生徒が難関大を受験するのですが、落ちやすい推薦書はどのようなものですか?
はい。担任の熱意が強い余り、主観的に感じる推薦書は、多少割り引かれます。読み手は大学人であり、ファクトチェックの発想は、必ず入ってきます。数値や役職など、事実確認が可能な記述を多用しましょう。
× 随所でリーダーシップを発揮(随所、様々なといった、曖昧な言葉は、NGワードです)
〇 地域の阿波踊りにおいて、中高生のまとめ役を3年間務め、リーダーシップを発揮した。
Q 担任としての熱意は書き込まない方が良いでしょうか?
いいえ。大学側は、客観性が確認でき信頼を感じる記述なら、その次の段階で、先生の熱意も見てきます。
×(冒頭)推薦する生徒は、数学科で学ぶ高い適性と能力を備えており、強く推薦したい。
〇(末尾)以上のように、この生徒は、数学科の教員から見ても、数学研究の一翼を担わせたい適性と能力を持っていると言える。ぜひ貴学にて学びの場を与えて頂きたいと考えている。
Q 大学側が承知しない固有名詞など、具体的な言葉は避けるべきですか?
いいえ。ときには具体的な言葉(固有名詞など)を使用した方が、印象に残ります。
〇 「課題研究」の授業では、地域の鈴木製菓(株)の協力を仰いだ新たな名物の開発で……、
× 探究の授業では、地元企業の協力を仰いだ新たな名物の開発で……、
Q 生徒に不利になることは書かない方がよいですか?
はい。推薦書ですので、原則として生徒の不利になることは、書く必要がありません(指導要録等に書かれていても、推薦書に転記する必要はありません)。
・面倒見が良く、特に後輩から慕われている → 先輩受けはあまり良くないがあえて書かない
・地歴公民、国語分野を中心に高い評定平均値 → 評定が低い理数系には触れない
・文化祭で展示発表をした → 実は紙を張り出しただけだが「展示発表」なら嘘にはならない
ただし、正直な「自己開示」は、印象に残ることもあります。
〇 決して目立つ性格ではないが、「総合的な探究の時間」では、授業では接点がない公民科の先生に、何度も質問に来るなど、協働性の素養も十分に見せている。
また、生徒の許可が取れ合格率への貢献があれば、プライバシーへの言及もときには検討すべきと、筆者は考えます。なお、プライバシーへの言及は一切すべきでないという意見もあります(元大妻女子大学教授 伊平保夫氏)。
〇 推薦する生徒は、兄弟の就職活動の成果が不十分だった(=生徒の許諾次第)という背景もあり、貴学経営学部での資格取得に、特に必要性を感じている
Q 大学への敬意を示すうえで、ですます調の方が良いでしょうか?
いいえ。文体は、だ・である調が主流です(元大妻女子大学 伊平保夫教授による)。推薦書は書類の1種ですので客観性が求められ、小論文などと同等のだ・である調がふさわしいと筆者も考えます。ただし何か意図があれば、「です・ます調」でも構いません。
Q 書類を提出する際に注意すべき点はありますか?
封筒左下に「親展」と朱書きし、のり付けした後「緘」の封印を押します。これは、本来の手続きである学校長→大学長の手渡しを割愛し、担任、生徒や入試課が介在することによります。
Q 学力の3要素を踏まえて等の指示がある場合、旧入試のような人物像の記述は、しないほうがよいですか?
いいえ。確かに、新推薦書では学力の3要素が主役です。しかし、冒頭から、淡々と証拠を挙げて学力を記しても、人物像が分からない以上、心にスッと入りにくいものです。
× 推薦する生徒は、高校2年次に「全商簿記実務検定1級」を取得し、3年次には「日商簿記検定の2級」取得を目指している。
〇 推薦する生徒は、野球部の副部長を務めたように、真面目できめ細かな配慮に長けている考えている。普段のあいさつやマナーも良い水準であると、他の教諭からも評価されている。勉学面でも、高校2年次に「全商簿記実務検定1級」を取得し、3年次には「日商簿記検定の2級」取得を目指している。
Q 読点が多過ぎると良くないでしょうか?
いいえ。大学側としては、数多くの推薦書を読みますので、1文1文が短く、読点が多いとありがたいものです。読点は、ミステリー作家の西村京太郎氏のように「打てるだけ打つ」がおすすめです。
× 推薦する生徒は弓道部の副部長を務めたように、きめ細かな配慮に長けている考えている。普段のあいさつやマナーも良い水準であると他の教諭からも評価されている。勉学面でも、高校2年次に「全商簿記実務検定1級」を取得し3年次の2月には「日商簿記検定の2級」取得を目指している。
〇 推薦する生徒は、弓道部の副部長を務めたように、きめ細かな配慮に長けている考えている。普段のあいさつやマナーも良い水準であると、他の教諭からも評価されている。勉学面でも、高校2年次に「全商簿記実務検定1級」を取得し、3年次の2月には「日商簿記検定の2級」取得を目指している。
午後六時過ぎのこだまで、一人の男が、熱海に降りた。小さなバッグを一つ持っている。もう若くはない。といって、老人というにはまだ若い。四十歳丁度といったところか。身長は一七八センチくらいで、この年令にしては、大きい方だろう。顔が少し青白い。ゆっくりと階段をおり、通路を通って、改札口に出る。
西村京太郎『熱海・湯河原殺人事件』(徳間文庫)
以下は、推薦希望の生徒様に紹介頂けると幸いです。コメント欄にて、アドバイスも行っていますので、担任の先生の負担軽減になります。
推薦書の例文集(強調要素のない生徒、箇条書き)
前半2つは、推薦書が書きやすいタイプの生徒の例文です。後半には、強調要素に乏しい生徒の例文、箇条書きの例文も紹介しています。
推薦書例文 野球部→地球環境学部(男子)
負けん気が強く、甲子園出場歴(2019年秋)もある野球部部員を、3年間継続することができている。面倒見が良く、特に後輩から慕われていると、野球部顧問(佐藤)は話していた。勉学の面では、部活動との両立に苦労はあったものの、地歴公民、国語分野を中心に高い評定平均値(地理歴史は4.8)を残している。特に古墳や遺跡類への関心が深く、高校2年時の夏季休業期間には、当県内の古墳を5か所巡り、畿内との関連性というテーマを立て文化祭で展示発表をした。これは地歴の担当者から見ても、評価できる調査だったと聞く。
粘り強い性格と、地歴分野への高い関心は、貴学・地域環境学部での主体的な学びに直結すると考えられる。この生徒は、高校入試は不本意な結果だったと聞き、逆転を胸に日々を重ねてきている。ぜひこの熱意を評価して頂きたい。
(353字、10行程度)
推薦書例文 弓道部→地域経済学部(女子)
推薦する生徒は、弓道部の副部長を務めたように、真面目できめ細かな配慮に長けている考えている。普段のあいさつやマナーも良い水準であると、他の教諭からも評価されている。勉学面でも、高校2年次に「全商簿記実務検定1級」を取得し、3年次には「日商簿記検定の2級」取得を目指している。また3年次の「総合的な探求の時間」では、地域の鈴木製菓(株)の協力を仰いだ新たな名物の開発において渉外面の中心的な役割を果たした。この生徒は、商家に育ったこともあり、地域の過疎化の解決にも強い意欲を持っている。これは、貴学のアドミッションポリシーにある「地域に根差した実学」とよく合致すると考える。
地域経済を学ぶに相応しい素養や資格に加え、学生のなかでの潤滑油のような役割も期待できる。当人も、早い段階(高2秋)から貴学地域経済学部を第1志望として、入念に準備してきた。貴学のゼミナール等での活躍のみならず、地域の担い手としての将来像も想定でき、自信を持って推薦させて頂きたい。
(426字、12行前後)
推薦書例文 特に実績がない→指定校で経営学部(男子)
強調要素に乏しい生徒や、消極的に指定校推薦を選んでいる生徒の場合、事前に本人と面談し「なぜ経営学部を志望したのか」を聞き、その時期を確定した上で体験を掘り下げておくと、ヒントが出てくることがあります。
【大学入試】指定校、一般選抜にはどのようなリスク? 高校の先生に聞いた話
先生 推薦書書くんだけど、どうして経営学部にしたの?
生徒 え? 指定校取れそうだったし。
先生 一応ほかの学部もあったよね? 思い出してみると、いつから経営学部を考えてたの?
生徒 ??? ……やっぱ、就職かな?
先生 就職? できればもう少し聞かせてほしいな。
生徒 ……うん。やっぱ、兄貴のことかな。好きなことをやるとか言って、アート系の専門学校に進学したんだけど、あまり合わなくて、いまはフリーターだし。家にもお金入れていないから、母(母子家庭)も大変そうなんです。
推薦する生徒は、家計を助けるためのアルバイト(接客業)に努力してきた。その関係で部活動には加入できなかったが、中学校では水泳部で県大会出場の実績もあり、健康(執筆時点で皆勤)やコミュニケーション力には優れている。実兄の大学卒業時の就職活動の成果が不十分だったため、経営学部での難関の資格取得(現時点では日商簿記や、IT関連の資格)を考えているとのことだ。勉学面では、全教科平均的な成績だが、数学に関しては高い意欲があり、何度も質問に職員室を訪ねている(数学科佐藤教諭による)。
この数学への意欲と、協働性に優れた性格を生かし、貴学では資格取得を目指す学生の輪のなかで、先導的な役割を果たせると期待している。また、兄の就職活動を見てきた経験から、何としても就職活動を成功させたいという意欲はかなり強い。この意欲が、貴学経営学部での継続的な活動を下支えするものと、確信している。
(386字、11行前後)
【大学入試】指定校、一般選抜にはどのようなリスク? 高校の先生に聞いた話
箇条書きによる推薦書の例文
一般に、推薦書は文章の形態で提出されることが多いようです(元大妻女子大学 伊平保夫教授による)。しかし、箇条書きも、読みやすいため一考の余地があります。
理系の先生など、文章が苦手な方におすすめです。ただし、箇条書きは余白が多くなりがちで内容が薄くなることがあります。余白を極力少なくしてください。
推薦書の材料の集めは「他力本願」で効率よく
推薦書の材料の集め方を説明します。
その1 大学の特色と、生徒の持ち味を把握
推薦希望の生徒の志望大学や学部の他大学にない特色を、いくつか理解しておきます。これは、大学側のオープンキャンパスでの説明が最もわかりやすいため、生徒にオープンキャンパスレポートを提出させ、「訪ねた大学や学部の他大学にない特色を3つ挙げましょう」といった質問を設定しておきます。
生徒の持ち味に関しては、2年次までの指導要録(書式はこちら)を確認するほか、部活道の顧問や過去の担任に、どのような生徒であったのかを確認し、簡単にメモしておくと便利です。
その2 生徒本人に「推薦書用レポート」を書いてもらう
分類 | 内容 |
A 知識・技能 | ・好きな教科、頑張っている教科(それぞれ最高評定も記入) ・これまでに取得した資格(それぞれの取得時期を記入。今後の受検予定があれば時期と資格名を記入) |
B 思考・判断・表現 | ・何かをレポートにまとめたり、プレゼンテーションしたりした経験はありますか?(時期と内容を具体的に書く) ・普段よく考えていること。検索や図書館で、よく調べていること。 |
C 主体性・多様性・協働性 | ・自分でテーマを決めて調べものをした経験(時期と内容を具体的に書く) ・地域の人や先生、友人などと協力し学んだ経験はありますか? |
志望校の特色 | ・オープンキャンパスや高校内進路説明会などで聞いた、志望校・学部の特色を箇条書きで3つ書いてください。 |
マッチング | ・ABCで書いた内容は、進学後にどう生かせますか? ・志望校のアドミッションポリシー(大学の公式サイトに掲載)を読んでください。ABCに書いた内容のなかで、合致するものはありますか? |
人物 | ・勉強以外で、自慢できる活動実績はありますか?(具体的に書く。活動期間、人数、成果など、なるべく数字を使ってください) (例)係、委員会、生徒会、部活動、地域、アルバイト、ボランティア、留学等 ・あなたの長所と、それに関係するエピソードを教えてください。 |
その他 | ・その他、志望大学(短大)にPRしてほしい持ち味や経験があれば書いてください。 |
クラス内に推薦希望者が多い場合、「他力本願」がコツです。先生が志望校を調べるのではなく、生徒自身にオープンキャンパスでの説明内容をレポートさせます。また、高校生活の振り返りのレポートを書かせたり、ほかの先生に聞いたりします。
もし推薦希望の生徒が少ない場合や、難関大受験者、落ちそうな生徒がいる場合、単発で面談を組むのもコツです。具体的なカウンセリングの技法は、次のページにのせてあります。
進路多様校の先生向けのLINE公式(無料)
大学、短大、専門学校、就職に希望者が分かれる進路多様校の先生は、指導業務が複雑でご苦労をされていると聞きます。そこで、LINE公式でときどき情報を配信することとしました。
全国の高校現場で拾った、すぐに活用できる取り組みや技術、気づきを共有。配信頻度は少な目。ぜひご登録ください(LINEのプライバシー保護仕様から、登録者の氏名はこちらには分かりません。いつでも解除できます)。
最近のテーマ 進路多様校での小論文の指導法/高卒就職は望んでするもの?/一般選抜対策に計画が必要な本当の理由/理系生が一般選抜を志望する意外な理由/移動式マイクの新製品を試してみた(柔剣道場、小体育館まで対応)/古文が理解できるようになる「別ルート」/進路行事ではレアな「パネルディスカッション」の実情とは/就職者の履歴書・志望動機欄の構成
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