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【来談者中心療法】ロジャースとフロイトのアプローチ|キャリコン基礎理論対策#03

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来談者中心療法で知られるロジャースの考え方は、キャリアコンサルの基本中の基本となるもの。キャリコンの実技試験の中核をなし、キャリコンの仕事全体を貫くものです。フロイトのモデルも扱います。

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このページのまとめ
  • ロジャースの来談者中心療法の核心は、問題解決の方法はクライエントが一番良く知っている。自身の心に真に触れる機会を作り、◯◯◯◯を促せば良いというものです。
  • 来談者中心療法の3つの柱は、無条件の肯定的関心、カウンセラーの自己一致、もう1つは何でしたか?(漢字5文字)
  • 多くの悩みは、自己概念が関わります。どのように関わるのでしたか?
知らないと損する情報だよ!

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ロジャースの来談者中心療法

人間は、誰もが自己成長力を内に秘めており、問題解決の方法は当人が一番知っている。そのため、自分の心に真に触れる機会があれば良い、というのが、ロジャーズの来談者中心療法の考え方です。

現在のカウンセリングは、どの流派も傾聴しクライエントの自問自答を促すことで一致が見られます。患者という言い方を、クライエント(依頼者)に変えたのもロジャースです。

ロジャーズは、北アイルランド紛争に、カウンセリング手法を持ち込み、ノーベル平和賞候補だったという説もあります。

来談者中心療法の基本的態度

  • 無条件の肯定的関心
  • 共感的理解
  • カウンセラーの自己一致
無条件の肯定的関心受容的態度。レッテルを貼らないこと。
共感的理解クライエントの内的世界を、クライエントの内的準拠枠で見る(自分のメガネを外して、クライエントのメガネをかける)。
ただし、共感であって、自分の経験に重ね合わせる同感(必要以上にしんみりしたり、前ののめりになり過ぎたり)ではない。
カウンセラーの自己一致カウンセラーが、精神的に安定していることが重要。

同感が望ましくないのは、クラエイエントの経験は、自分の経験と全く同じではないことによる

無条件の肯定的関心

アラフォーの会社員です。
主は手取り14万円です…
都内のメーカー勤続12年で役職も付いていますが、
この給料です…
何も贅沢出来ない生活
日本終わってますよね?

2019年の10月、ネット上の発言が話題になりました。堀江貴文氏が、日本がおわってんじゃなくて「お前」がおわってんだよwwwと発言するなど、批判も相次ぎましたが、キャリコンの姿勢と正反対のものです。

厳しい条件で仕事を続けられてきたことに敬意を払い、あえて辞めない理由を尋ねるのが受容的態度です。

共感的理解

それぞれの人は、ものごとを見る基準を持っています。これを、内的準拠枠(理解の及ぶ幅と深さ) と呼びます。相手の内的準拠枠に沿って物事を見るようにします。

×CL(クライエント):いま大学生は売り手市場ですから、準備しなくても大丈夫だと思っています。
CC(キャリコン):甘く見ていませんか? 選ばなければ就職先があるということに過ぎませんよ。
CL (クライエント): いま大学生は売り手市場ですから、準備しなくても大丈夫だと思っています。
CC(キャリコン): 確かに就職率は高くなっているので、余裕を持って、選ぶ気持ちで臨まれるのは良いことですね。ところで受ける会社はどのように選ばれるのですか?

自己概念が、悩み解決のカギ

自己概念
(承認欲求)
期待や要求
(承認の条件)

ある新入社員は、誠心誠意やればお金はあとから付いてくると思い、まずは丁寧な顧客対応に精を出していますが、上司は否定的です。

このような場合、受容的態度( 無条件の肯定的関心 )や共感的理解を示し、クライエント自身の言葉で語ってもらうなかで、クライエントが、周囲の理想(期待や欲求)と自己概念の隔たりを発見できるように援助します。

CL(クライエント):そういえば、その上司は、1年目に売り上げ部門で賞を取ったそうです。売り上げ、売り上げで突っ走るのも、1つのやり方ではあるんでしょうね。

周囲の理想と現実の自己を、適度な努力と適度なあきらめによって近づけてゆくようにアドバイスすることが必要です。

CL:コンサルティングのあと、売り上げ目標も立てるようにしたところ、無駄な仕事が省け、お客のためにもなったような気がします。結果も出ました。

自己概念と一致しない経験と出会ったクライエントは、新しい経験を受け入れることで、成長が促されることがあります。

フロイトの精神分析的カウンセリング

フロイトは、無意識の存在を提唱し、心の構造の見える化を行いました。下の4つが主要概念です。キャリアカウンセリングの場面では、防衛機能の体系は、とくに利用しやすいものです。

  • 局所論(心のモデル)
  • 構造論(外界を含む心のモデル)
  • 防衛機能
  • 心理的発達論( 性的エネルギーを重視)

局所論(心そのものの構造)

意識>>>前意識(夢など)>>>無意識

人は、意識に置いておけないものを無意識に押し込むことがあります。カウチソファを使った自由連想法や、夢の分析によって、深部にアプローチが可能です。

構造論(外界を含む構造)

外界|超自我  ⇔ 〈 自我 ⇔ エス(本能)〉

自我と、無意識下にあるエス(本能)が葛藤するとき、超自我がバランスを取り、外界と調整を図ります。

防衛機制

意識への受け入れ困難なことを、自我が受け入れ可能な形で処理する、無意識のはたらきです。クライエントが気づかないまま、防衛機制が働いていることがあります。他者による無条件の肯定的関心(信頼と受け入れ)が、自己受容を促し、自己防衛の解除に至ることがあります。

(例)自分と馬が合わない上司により、不当に低い査定を受けた。

抑圧ショックから、査定の内容そのものを思い出せなくなっている(こころの奥底の無意識には存在している)。
否認 査定の存在を無視し、見て見ぬふりをしている。
反動形成周囲に、厳しくてすばらしい上司だと話して回る(本音ではない)。
置き換え恋人や家族にやつ当たりする。
合理化低レベルの人間に低い評価をされても仕方ないと考える。
同一化(他人のまねをする)
補償副業で成果を出し、自分を納得させる。
知性化本(外部に評価軸を置くなといった内容)を読んで、思考により納得する。
ユーモアそんなことは何でもないよと自分を励ます。
昇華上司に評価されなかった考え方を、外部に発表して新しい流れを作る。

心理性的発達論

口唇期→肛門期(排泄)→男根期(身体や同性への愛着)→潜在期→性器期

性的エネルギー(リビドー)を重視した発達論です。

フロイトの精神分析療法

  • 自由連想法   カウチに横たわり、思い浮かぶ言葉を発してもらう。
  • 夢の分析
  • 介入と解釈
  • 抵抗の分析
  • 転移の分析と逆転移

フロイトの分派

  • アドラー  … 性→主体性(労働者階級の診断が多かった)
  • ユング  … 集合的無意識(人類に共通)
  • ブリル  … 職業選択と昇華
  • ボーディン
このページのまとめ
  • ロジャースの来談者中心療法の核心は、問題解決の方法は◯◯が一番良く知っている。自問◯◯を促せば良い、というものです。
  • 来談者中心療法の3つの柱は、無条件の肯定的関心、カウンセラーの自己一致、もう1つは何でしたか?
  • 多くの悩みは、自己概念が関わります。どのように関わるのでしたか?
知らないと損する情報だよ!
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