面接

【面接裏ワザ】大学・専門入試と高卒就職の入室・マナー、服装・髪型・靴を徹底解説

更新日:


大学・短大・専門学校入試と高卒就職試験を受ける方のために、入室と退室の作法、礼などのマナー、服装・髪型・靴を徹底解説します。

  • 管理者(加藤)は、早大法学部卒。高校生のキャリア支援企業を経て、予備校国語科講師(歴7年)。現在、高校主催の生徒・保護者向け講演会に年80回出講(歴5年)。

面接のどこで合格・不合格が決まるのか

大学入試(一般選抜を除く)、短大入試、専門学校入試、就職試験の入試で必ず課されるのが面接。面接のどの部分で合格・不合格が決まるのでしょうか?

分類特に合否への影響が大きいもの
入退室・マナー入室(特にドアを開けたあとのあいさつ)、姿勢と声の出し方
質問への回答内容志望理由、自己PR(自己紹介)、高校生活

面接の評価は、入退室・マナーと、質問の回答内容に分けることができます。このページでは、入退室・マナーを扱います。入退室のなかでは、退室より入室が重要です。なぜなら、面接官は、入室時にある程度点数をつけ終わってしまいますし、第1印象の影響は大きいからです。そのため、面接練習は、入室7割、退室3割の比重がおすすめです。

そして入室のなかでは、次の点を見ています。

チェックポイント重要度
ノックとドア開け覚えれば容易なため、点差は付かない。ノックは2~3回、ドア開けは両手で。
入室直後の失礼しますのあいさつ【重要】生徒によって大きな差が出やすい。教える先生によっても、差が出やすい。
歩き方、立ち姿勢、イスのどちらに立つか歩く姿勢、立ち姿勢は、練習すれば差はつかない。イスも覚えれば、差はつかない(左側に立つ)。
座り方集団面接の場合、ほかの人が答えているときの座り方で差は出やすい。

【動画】人気ユーチューバーからの受験生応援メッセージ



受験ネットから進呈

大学・専門・高卒就職の面接では、控室でのマナーが見られることも

面接の順番を待つ間は、控室にいます。控室は教室、会議室等です。待つ間は、面接の予習をします(スマートフォンの使用は、係員の許可を得ますが、勉強しているイメージは薄いため、参考書やノートを開くほうが良いです)。

なお、待ち時間が長い場合は、読書をしても構いませんが、文庫本か新書がおすすめです(大学受験生は、一般選抜を受ける予定がなくても、参考書の方が好印象)。または、時事問題に備えて、現代用語の基礎知識(学習版)でも構いません。

控室でのマナーが見られることも

高卒就職や専門学校の場合、普段の姿を見るために、控室でのマナーがチェックされることもあります。正しい姿勢を取り、私語を控えれば問題はありません。千葉県のある専門学校では、オープンキャンパスのときにも、あいさつの有無などをチェックしているとのことです。

大学の場合は、基準が明確なため、面接本番での質疑応答が重視されますが、控室で大きなミスがないように心がけます。

大学・専門・高卒就職の面接のノックとドア開け

面接の入室方法

係員の指示で面接会場の前で待機します。係員または面接官から合図があったら、いよいよ入室です。

ポイント1ドアのノックは2~3回
ポイント2ドアは両手で開け閉めする(なるべくおしりを向けない)
ポイント3ドアを開けたままあいさつをしない(面接官と目が合った場合は、軽いおじぎだけ)

ドアのノックは2~3回

大学・短大・専門学校入試と高卒就職試験では、ドアのノックは2回か3回のどちらでも構いません。高校で統一していることが多いので、それに従います。全国の高校では2回が主流でしたが、最近は3回が増えています。これは、大卒就職で3回を主張するマナー講師が増えた影響ですが、本来どちらでも構いません。

高校生が注意すべき点は、ノックのあと、どうぞの声を待たずにドアを開けてしまうことがあることです。面接は、他人の家を訪ねるのと同じですので、返事がない限り、ドアを開けないようにします。

ドアは両手で開け閉めする

ドアは両手で開け閉めします。これは、レストランでスタッフがメニューを置くときに、両手で置くのと同じ理由です。良いマナーとは、省略をしないこと。あえて面倒な手段を選び、そのことで相手への心遣いを伝えます。

ドアを開けたままあいさつをしない

ドアを開けると面接官の姿が見えますが、ドアを開けたままあいさつをすることは避けます。良いマナーとは、同時の動作をしないこと。レストランでも、左手でメニュー、右手でお水を出すのはマナー違反です。効率よりも、相手への心遣いを優先します。

失礼しますというあいさつは、ドアを閉めて直立姿勢を取ったあとに行います。もしドアを開けている途中で面接官と目が合った場合は、軽い会釈だけに留めます。

【最重要】入室直後の失礼しますのあいさつ

ドアを閉めたら、いよいよ最初のあいさつです。入退室の得点の大半は、入室で決まります。そして、入室の評価は、最初のあいさつの動きと声でほぼ決まります。最初のあいさつは、注意すべき点が多く、指導者によって驚くほどの差が出ます。

ポイント1同時の動作をしないことが最大のポイント!
ポイント2声は大きく、姿勢はまっすぐ。
ポイント3お辞儀は普通礼(敬礼)で良い。

同時の動作をしないことが最大のポイント!

先言後礼は、失礼しますと言い終わってから、礼をするという意味。

入室時のあいさつは、ドアを閉めてから行うこと、失礼しますと言い終わってからおじぎをすることがポイントです。先言後礼(せんげんごれい)または、語先後礼(ごせんごれい)と教える高校もあります。

  • 高校では、ドアの形状から、開けたままあいさつを練習してしまう場合があり、多少差がつきます。
  • 先言後礼(せんげんごれい)は、ほぼ全員がマスターして入試(入社試験)に臨むため差はつきませんが、ミスは許されないところです。

本当に差がつくのは、入室直後のあいさつで、動作をなるべく小刻みに分けることです。なぜなら、同時の動作はしないというルールがありますし、小刻みにわけることで、驚くほど印象が良くなるからです。具体的には、ドア閉め、直立、失礼しますと言う、おじぎ、直立、歩行と意識して動作を分けます。

なお、女子の場合、手は組んでも組まなくても構いません。組む場合は、右手を下にして、両手を組みます(左手の親指が、右手の真ん中付近に来る)。これは、右手は人を攻撃する利き腕のため隠すという意味があります。

声は大きく、姿勢はまっすぐ

入室直後のあいさつでは、基本は先言後礼(せんげんごれい)、差がつくのは動作を細かく分けることなのでした。もう1つ、声の大きさと姿勢でも差がつきます。

声はなるべく大きく出します。ただし、笑顔で話す習慣がある人は、声がやや小さくてもカバーはできます。大きな声か笑顔のどちらかがあれば良いでしょう。男子は大きな声、女子は笑顔で勝負する人が多いようです。

また、入室直後に限りませんが、姿勢に気をつけます。頭のてっぺんを天井から糸で吊られている意識を持つと良いです(これは日本航空のフライトアテンダントが教わる考え方です)。

お辞儀は普通礼(敬礼)で良い

お辞儀は、角度から3種類あります。廊下であったときにする会釈、普通礼とも言われる敬礼、お詫び会見ぐらい丁寧な最敬礼です。面接では全て普通礼でも構いません。普通礼は、面接官に自分の髪の生え際を見てもらう気持ちがちょうど良いです。

  • 会釈 … 相手におでこを見せるくらい
  • 普通礼 … 相手に髪の生え際を見せるくらい(2m先の床を見るくらい)
  • 最敬礼 … 相手に頭のてっぺんとおでこの間を見せるくらい

余裕がある場合は、着席直前と席を立ってすぐのおじぎは、最敬礼にするとさらに丁寧です。

面接での歩き方、イスのどちらに立つか

面接での歩き方は、すぐ上でも説明した通り、頭のてっぺんを天井から糸で吊られている意識を持つと良いです。立ち姿勢(起立の姿勢)でも同様です。手は指を閉じて、中指を体の真横に置きます。女子は前で組んでも構いません(左手の親指が、右手の真ん中付近に来るように)。

また、椅子は左側に立ちます(ヨーロッパのマナーから)。ただし、左側に立つという覚え方は、面接会場の配置次第では混乱しやすいため、右手で触る側に立つと覚えておくと便利です。

なお、椅子の左側が狭い場合や、集団面接でほかの受験生がみな右側に立った場合は、無理に左側に立つ必要はありません。

面接での座り方

面接で座る姿勢は、背もたれにもたれかからず背筋を伸ばすこと。手はひざの上(男子は軽く握り、女子は手を組む)。この2点ができていれば十分です。男子は、手を握るときに親指は、握らないようにします。女子は、左手の親指が、右手の真ん中付近に来るようにします。

足は、余り気にしなくても良いですが、男子は肩幅より少し狭く、女子は隙間なく両足をくっつけます。なお、こういった男女別のマナーは、性差を教育に持ち込まないという観点から、今後大きく変わる可能性もあります。


面接時の服装・髪型・靴について

面接時の服装は、高校の制服がベストです。私服の高校の場合、男子は綿のパンツ、えりのある上着。女子は、上品で高校生らしい服装をセレクトします。

女子の服装・髪型・靴

服装は、まず首元を見られますので、制服の場合はリボンのゆがみに注意します。高校のパンフレットなどに載っている、正しい着方を確認しておきます。スカートの長すぎ、短すぎにも注意します。靴は、履き慣れた古すぎないものが良いです。ソックスは、無地のものを履きます。

髪型は、眉(まゆ)や目が前髪で隠れないように、カットします。ロングヘアの場合は、ゴムで結ぶなどして、すっきり見せる工夫をします。ノーメイクが望ましいですが、必要がある場合最小限にします。

男子の服装・髪型・靴

服装は、まず首元を見られます。男子の場合、目立つのはネクタイです。(第1ボタンを締めることになっている制服なら)第1ボタンを締め、ネクタイにゆがみがいように整えておきます。

男子は、パンツも見られます。しわや汚れ、腰履き、裾(すそ)のほつれなどが減点ポイントです。靴は、履き慣れた古すぎないものが良いです。ソックスは、無地のものを履きます(ショートソックスは近年の流行のため避けます)。

髪型は、なるべく短めにさっぱりとしたものとします。できれば左右対称の方が、まじめに見えます。面接の日は、ワックス等で遊びをつけるのは避けた方が良いです。

関連記事

大学・専門学校入試の面接対策【2】 頻出質問例「ベスト25」一覧と模範解答

大学・専門学校入試の面接対策【3】 志望理由(志望動機)と自己PRの攻略と例文

大学・専門学校入試の面接対策【4】 長所・自己紹介と学校の呼び方

大学・専門学校入試の面接対策【5】合格の5つのコツ(注意点)

大学・専門学校AO推薦入試 面接対策最終チェックポイント

高卒就職(高校生入社試験) 面接対策最終チェックポイント


関連コンテンツとスポンサーリンク


受験ネットから進呈

-面接

Copyright© 受験ネット , 2019 All Rights Reserved Powered by STINGER.