音楽(ミュージシャン、ダンス、作詞作曲等)の専門学校と音響の専門学校の違い どっちがいい?

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音楽(ミューシャン、作曲等)の専門学校やコースと、音響の専門学校やコースで迷っている方や、違いを知りたい方のためのページです。学ぶ内容、就職先などから比較します。

フジテレビ ニュース出演時

運営 受験ネット(代表 加藤)
東日本で高校への講師派遣、通信・個別指導事業を展開。代表加藤は、早大卒、予備校講師を経て国家資格キャリアコンサルタント(登録番号20022587登録証)。高校内講演に年80回。代表プロフィール詳細※ページ内にAmazon等のプロモーションリンクを含む場合があります。


ひとことで言うと 音楽(ミュージシャン、ダンス、作詞作曲等)の専門学校と音響の専門学校

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音楽(ミュージシャン、ダンス、作詞作曲等)の専門学校と、音響の専門学校は、ひとことで言えば、次のように説明できます。

  • 音楽(ミュージシャン、ダンス、作詞作曲等)の専門学校・コース …表に出るアーティスト(表方おもてかた)を育成する
  • 音響(PA、ミキサー、レコーディングエンジニア等)の専門学校・コース …裏方を育成する

上のように説明できます。例えば日本工学院専門学校のように、1つの専門学校にミュージックアーティスト科(表方)、音響芸術科(裏方)を設けている学校もあります。ESPエンタテインメント東京(専門学校)も音楽アーティスト科と、音楽芸能スタッフ科を設けています。

一方、東放学園音響専門学校は裏方専門の学校、TSM 東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校は、やや表に出るアーティスト(表方おもてかた)寄りの専門学校です。

表方は、とびぬけた才能やファンを集める力が問われます。裏方は、技術のほか長時間の作業に耐える体力も問われます。どちらにより魅かれるか(興味)、他人から見てどちらに向いているか(適性・能力)が判断材料です。

※舞台では、表方・裏方の意味が異なります。

学ぶ内容 音楽(ミュージシャン、ダンス、作詞作曲等)の専門学校と音響の専門学校

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音楽(表方)のコースではボイストレーニングなど、音響(裏方)のコースでは音響機器などを学びます。

学ぶ内容の例(学校によって異なります)

音楽(ミュージシャン、ダンス、作詞作曲等)音響
ボイストレーニング
リズムトレーニング
演奏実技
アンサンブル
楽曲理論
楽曲製作
アレンジング
レコーディング技術
音響機器
楽器論
音楽理論
著作権
音響技術演習
PA演習
レコーディング演習
ビデオ制作

多くのファンを獲得する技術を磨くのか、裏方としてアーティストを支える技術を磨くのかという、違いがあります。

目標資格の例(学校によって異なります)

音楽(ミュージシャン、ダンス、作詞作曲等)音響
ヤマハ音楽教育システム講師
舞台機構調整技能士
映像音響処理技術者
音楽療法士
リトミック指導員
コンサートPA
ライブハウスPA
レコーディングエンジニア
MAミキサー
音響効果

表方と言っても、音楽教室の先生のように、ファンではなく比較的少人数の生徒を相手にする仕事もあります。また、裏方と言っても、アーティストの意向を尊重しながらも、自分自身の音の趣向やセンスが反映するやりがいもあります。

就職先 音楽(ミュージシャン、ダンス、作詞作曲等)の専門学校と音響の専門学校

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一見、表方は実力勝負で進路位が限られるようにも感じますが、レコード会社や芸能プロダクションへ進む道もあります。

音楽(ミュージシャン、ダンス、作詞作曲等)の専門学校の就職先の例音響の専門学校の就職先の例
レコード会社
芸能プロダクション
ライブハウス
楽器関連企業
音響事務所
音楽出版社
ゲーム製作会社
イベント会社
コンサートPA
ライブハウスPA
レコーディングエンジニア
MAミキサー
音響効果

デメリット 音楽(ミュージシャン、ダンス、作詞作曲等)の専門学校と音響の専門学校

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いずれも、学費が高い点がデメリットです。卒業後の奨学金の返済額が高くなりますが、とくに表方志向の場合、アルバイトしながら夢の実現を目指すことも多く、奨学金返済はかなりの負担になります。

音楽(ミュージシャン、ダンス、作詞作曲等)の専門学校のデメリット音響の専門学校のデメリット
・学生の能力や意欲のバラつき
・音楽業界以外の一般企業への就職や、アルバイトをしながら音楽活動をする人も多い。
・学費が比較的高い
・学費が比較的高い
・基礎は身につくが、実際の業界で即戦力とまではいかない。
・ライブやイベントが主体の場合、収入は不安定。

困ったら、コメント欄でご相談ください。後半、「専門学校の雰囲気も重要」に続きます。

とくに高3生の場合 専門学校の雰囲気も加味

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高3生の場合、学ぶ内容も重要ですが、専門学校の雰囲気もよく見てください。

例えば、駅前の雰囲気、駅から学校へ道、そしてキャンパスの雰囲気。平均して2年間毎日通う場所ですので、雰囲気が合うかは、意外に重要です。中学や高校は、どの学校でも構造自体は似ていますが、専門学校は大小さまざまです。

そして、町やキャンパスの雰囲気以上に大切なのが、生徒の様子、キャラクターです。専門学校では、多くの授業を、同じクラスの仲間と受講します。自分と話が合いそうかどうか、またやる気のレベルが合いそうかどうかも重要です。

困ったら、コメント欄でご相談ください。

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