【日本史通史】13世紀を分かりやすく暗記!

      2018/12/08

日本史の通史を学んでいますか? この記事では通史学習や暗記のために、日本史13世紀の重要事項を取り上げます。1~5世紀には、全300の重要事件のうち16件が含まれます。

通史の学習法:【予備校直伝】日本史の覚え方と通史学習の方法論

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日本史通史13世紀の重要事件は、ズバリ16件

日本史では、全時代を通じ、通史として覚えるべきできごとは300あります。日本史通史13世紀の暗記すべき重要事件は、下の16件です。赤字は、見やすさのために使われており、重要性とは関係がありません。

日本史通史ベスト300 13世紀
1203 北条時政,執権就任
1205 『新古今和歌集』撰上
1213 和田義盛を倒し,北条義時,執権の地位確立
1219 三代将軍源実朝暗殺
1221 承久の乱
1225 評定衆設置
1226 藤原頼経,将軍就任(=摂家将軍)
1232 御成敗式目制定
1247 宝治合戦
1249 引付衆設置
1252 宗尊親王,将軍就任(=皇族将軍の始め)
1274 文永の役(元寇)
1275 異国警固番役制度化
1281 弘安の役(元寇)
1285 霜月騒動
1297 永仁の徳政令
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日本史通史13世紀の勉強法・暗記法

日本史通史13世紀の勉強法・暗記法

  1. 概要説明を読みます。このとき、分からない点を細かく調べ過ぎず、読み流す程度がおすすめです。
  2. 穴埋め式のチェックテストをします(年号は覚えなくても構いません)。
  3. 映像教材で、重要事件を中心に理解します(枝葉の知識や文化史は聞き流す程度か早送り)。
  4. ノートに重要事項に絞って、自分の言葉でまとめてみましょう。

日本史を全く履修していない人が、1、2のみを行い、センター試験で平均点近い得点を挙げた実績があります。3、4も行えば、さらに高得点が可能です。

【概要説明】日本史通史13世紀の概要を理解する

日本史通史13世紀のまとめ講義は、元予備校日本史講師、現在トップクラスの進学校で先生をされている、宇都宮先生にお願いいたしました。

こんにちは! 宇都宮です。今回は13世紀の重要事項を整理していきましょう。12世紀末に、源頼朝が鎌倉幕府を開き、武士の政権がスタートします。ところが、源氏の血を引く将軍が、3代将軍 源実朝(みなもと の さねとも)の暗殺により途絶えてしまいます。

2代将軍 頼家(よりいえ)の頃から、有力御家人たちによる合議制がとられていますが、なかでも源頼朝の妻の一族である北条氏が、他の有力御家人たちを倒していき、1213年和田義盛を倒して、北条義時が将軍の補佐・執権としての地位を確立しています。ところが、北条氏自体はそれほど「エライ」家柄ではありません。仮に将軍になったとしても、御家人たちがついてくるにはパンチが足りません。そのため、4代将軍には摂関家から九条頼経(くじょうよりつね)を招き(摂家将軍)、6代目には宗尊親王を招いています(皇族将軍)。摂関家とは、摂政・関白に任ぜられる高い家柄を指し、親王とはおおまかに言えば天皇の子です。

武家の政権がスタートしたとはいえ、まだ朝廷の勢力は衰えていません。いわば公武二元体制なのです。この現状を打破しようと、後鳥羽上皇は1221年義時追討の院宣を出し、承久の乱を起こしますが、幕府軍に敗北し、公武二元体制は幕府に傾きます。そして、3代執権北条泰時の頃には最高政務機関である評定衆を設置し、1232年、武士社会のための法律として御成敗式目を作るのです。また、4代執権時頼の頃の1249年、裁判の迅速化のために引付衆が設置されます。

ところが、日本にピンチが訪れます。いわゆる元寇のことです。大陸ではモンゴル帝国が席巻し、フビライは中国に元を建国します。そして、日本にも服属を要求する書状を送りつけてきました。1274年、元軍が北九州に来襲します。これが文永の役です。元軍との戦いには苦戦を強いられましたが、一般的には「神風」が吹いて何とかこれを撃退したとされます。6代執権北条時宗は、次回の来襲に備えて異国警固番役を制度化し、石塁で防備を固めます。そして1281年再び元軍が襲来しますが(弘安の役)、またしてもやってきた暴風雨も味方してこれを撃退します。

さて、元寇を乗り切る過程で、北条氏の力が強くなりました。特に、北条氏本家の当主である得宗(とくそう)に権力が集まり、その部下である内管領(うちかんれい)も力を強めます。1285年、内管領の平頼綱が、執権北条貞時の外祖父(母方祖母)の安達泰盛を滅ぼしています(霜月騒動)。

しかし、良いことばかりではありません。この頃、御家人(武士)に対する恩賞は土地です。幕府と御家人は、土地を仲立ちとして結びついていました。しかし、元寇は防衛戦です。反乱ならば、起こしたヤツの土地を分配すればいいですが、御家人に対しての十分な恩賞になるほどはありません。困窮する御家人を救うため、幕府は1297年永仁の徳政令を出します。これによって、御家人の借金を帳消しにしますが、御家人の困窮は改善されず、お金を借りにくくなるなどの大混乱が起きます。

日本史通史ベスト300 13世紀
1203 北条時政,執権就任
1205 『新古今和歌集』撰上
1213 和田義盛を倒し,北条義時,執権の地位確立
1219 三代将軍源実朝暗殺
1221 承久の乱
1225 評定衆設置
1226 藤原頼経,将軍就任(=摂家将軍)
1232 御成敗式目制定
1247 宝治合戦
1249 引付衆設置
1252 宗尊親王,将軍就任(=皇族将軍の始め)
1274 文永の役(元寇)
1275 異国警固番役制度化
1281 弘安の役(元寇)
1285 霜月騒動
1297 永仁の徳政令

【チェックテスト】日本史通史13世紀のチェックテストを行う

チェックテストをくり返し行います(年号の暗記は必要ありません)。長時間続けても良いですが、朝、昼休み、夜、翌日、翌週のように分けた方が、同じ時間でより効果が出ます。チェックテスト3回目(1つのヒントで4つが数珠つなぎに言える)の正答が目標です。

1回目 2回目 3回目
1203 北条時政,執権就任 1203 北条時政,執権就任
1205 『新古今和歌集』撰上
1213 和田義盛を倒し,北条義時,執権の地位確立
1219 三代将軍源実朝暗殺
1221 承久の乱
1225 評定衆設置 1225 評定衆設置
1226 藤原頼経,将軍就任(=摂家将軍)
1232 御成敗式目制定
1247 宝治合戦
1249 引付衆設置
1252 宗尊親王,将軍就任(=皇族将軍の始め) 1252 宗尊親王,将軍就任(=皇族将軍の始め)
1274 文永の役(元寇)
1275 異国警固番役制度化
1281 弘安の役(元寇)
1285 霜月騒動
1297 永仁の徳政令 1297 永仁の徳政令

【映像教材】日本史の授業動画で、用語の知識を深め周辺知識を取り込む

映像講義をうけ、上に挙げた重要事件の知識を深め、周辺知識を少しだけ取り込みます。無理をせず、重要事項を深く理解するだけでも構いません。枝葉の知識や文化史は、時間がなければ早送りします。

覚えることが多く、混乱し焦ってしまいそうなときこそ、日本史通史ベスト300に掲載されている重要事件とその周辺だけを確認してください。日本史の知識がない人が、重要事件だけを押さえ、センター試験で平均点近い得点を挙げた実績があります。幹から、太い枝へ、太い枝から細い枝へ、細い枝から木の葉へと、ゆっくり確実に記憶を広げてゆくのが、最終的な近道です。

  • 日本史が苦手になる人:どうせすべて覚えるからと、幹ー枝ー葉を分けずに覚え込み、すべて忘れる。
  • 日本史が得意になる人:常に目の前の知識が、幹ー枝ー葉のどこに当たるのかを意識している。無理だと思ったら、幹や枝に戻ったり、後回しにしたり、うまく立ち回る

公式サイト:【スタディサプリ】動画授業で苦手を克服


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