【日本史通史】15世紀を分かりやすく暗記!

   

日本史の通史を学んでいますか? この記事では通史学習や暗記のために、日本史15世紀の重要事項を取り上げます。1~5世紀には、全300の重要事件のうち10件が含まれます。

通史の学習法:【予備校直伝】日本史の覚え方と通史学習の方法論

日本史通史15世紀の重要事件は、ズバリ10件

日本史では、全時代を通じ、通史として覚えるべきできごとは300あります。日本史通史15世紀の暗記すべき重要事件は、下の10件です。赤字は、見やすさのために使われており、重要性とは関係がありません。

日本史通史ベスト300 15世紀
1404 勘合貿易開始
1419 応永の外寇
1428 正長の土一揆
1429 播磨の土一揆
1438 永享の乱
1441 嘉吉の変
1457 コシャマインの戦い
1467 応仁の乱
1485 山城の国一揆
1488 加賀の一向一揆

日本史通史15世紀の勉強法・暗記法

日本史通史15世紀の勉強法・暗記法

  1. 概要説明を読みます。このとき、分からない点を細かく調べ過ぎず、読み流す程度がおすすめです。
  2. 穴埋め式のチェックテストをします(年号は覚えなくても構いません)。
  3. 映像教材で、重要事件を中心に理解します(枝葉の知識や文化史は聞き流す程度か早送り)。
  4. ノートに重要事項に絞って、自分の言葉でまとめてみましょう。

日本史を全く履修していない人が、1、2のみを行い、センター試験で平均点近い得点を挙げた実績があります。3、4も行えば、さらに高得点が可能です。

【概要説明】日本史通史15世紀の概要を理解する

日本史通史15世紀のまとめ講義は、元予備校日本史講師、現在トップクラスの進学校で先生をされている、宇都宮先生にお願いいたしました。

こんにちは!宇都宮です。今回は15世紀の流れについてまとめます。今回も室町時代の話題です。まずは、対外関係から見ていきましょう。

この頃、壱岐や対馬、肥前松浦を拠点に倭寇と呼ばれる海賊が活動しています。当時の中国の王朝・明は日本側に倭寇の禁圧を要求し、その後1404年足利義満のもとで、朝貢形式での貿易が開始されます。しかし、倭寇の活動が活発なこの頃、どうやって貿易船と区別するのでしょう??そのために、勘合と呼ばれる割符を用いました。これらぴったり合えば貿易船、さぁ北京で取引しましょう、という具合に。そこから勘合貿易とも呼ばれる日明貿易は、朝貢形式なのを嫌った4代将軍義持のもと1411年に中断されていますが、6代将軍義教が1432年に再開させています。

お次は朝鮮です。朝鮮は対馬の宗氏を通じて関わりがありましたが、1419年倭寇の本拠地壊滅を目的に、朝鮮は対馬を攻めます(応永の外寇)。これにより、日朝貿易は一時中断しますが、1443年嘉吉条約が結ばれ再開しています。

今度は、戦乱について見ていきましょう。旧幕府の置かれていた鎌倉には、鎌倉府という役所が置かれていました。そこのボスは鎌倉公方で、補佐役が関東管領。当時、鎌倉公方・足利持氏と関東管領・上杉憲実は関係が悪く、将軍義教は同じく持氏と不仲であったため、憲実に味方します。1438年、持氏が幕府に反旗を翻し永享の乱を起こすと、義教はこれを滅ぼします。

もともと彼は厳罰主義で、「万人恐怖」と称されるほどの恐怖政治を敷いていました。そんなことしていると、いつかやられますって。実際、1441年播磨国守護・赤松満祐に暗殺されてしまいます(嘉吉の変)。

さて、時代は8代将軍義政の頃へ。彼には子がおらず、次期将軍は弟の義視に譲るとしていました。ところが、義政に子・義尚が生まれます。妻の日野富子の説得もあり、義政は「やっぱり次の将軍は義尚にするよー!ごめーんねー(^ ^)」とします。そりゃ義視はふざけんな、となります。これに畠山氏・斯波氏の後継者争いが結びつき、1467年細川勝元率いる東軍と山名持豊率いる西軍がぶつかり合う応仁の乱が勃発します。乱は京都周辺を舞台に10年間続き、京都は焼け野原。幕府の力は衰退していき、下剋上の機運漂う戦国時代へ突入していきます。

最後に一揆について確認しましょう。といっても、一揆には異なったふたつの性格を持つものがあります。まずは徳政一揆。困窮した農民たちが借金の帳消しのため、徳政令を出せ!と暴れるのです。1428年正長の土一揆、翌年の播磨の土一揆がこれに当たります。ところが応仁の乱後に起こる一揆は性格が違い、これらは自治を要求するものでした。1485年の山城の国一揆では山城国の国人たちが守護畠山氏を追い出し、8年に渡って自治を行います。また、1488年の加賀の一向一揆では一向宗の信者たちが守護冨樫氏を殺害し、新たに名目上の守護を立てつつも、100年間に渡って自治を行います。

日本史通史ベスト300 15世紀
1404 勘合貿易開始
1419 応永の外寇
1428 正長の土一揆
1429 播磨の土一揆
1438 永享の乱
1441 嘉吉の変
1457 コシャマインの戦い
1467 応仁の乱
1485 山城の国一揆
1488 加賀の一向一揆

【チェックテスト】日本史通史6世紀のチェックテストを行う

チェックテストをくり返し行います(年号の暗記は必要ありません)。長時間続けても良いですが、朝、昼休み、夜、翌日、翌週のように分けた方が、同じ時間でより効果が出ます。チェックテスト3回目(1つのヒントで4つが数珠つなぎに言える)の正答が目標です。

1回目 2回目 3回目
1404 勘合貿易開始 1404 勘合貿易開始
1419 応永の外寇
1428 正長の土一揆
1429 播磨の土一揆
1438 永享の乱
1441 嘉吉の変 1441 嘉吉の変
1457 コシャマインの戦い
1467 応仁の乱
1485 山城の国一揆
1488 加賀の一向一揆

【映像教材】日本史の授業動画で、用語の知識を深め周辺知識を取り込む

映像講義をうけ、上に挙げた重要事件の知識を深め、周辺知識を少しだけ取り込みます。無理をせず、重要事項を深く理解するだけでも構いません。枝葉の知識や文化史は、時間がなければ早送りします。

覚えることが多く、混乱し焦ってしまいそうなときこそ、日本史通史ベスト300に掲載されている重要事件とその周辺だけを確認してください。日本史の知識がない人が、重要事件だけを押さえ、センター試験で平均点近い得点を挙げた実績があります。幹から、太い枝へ、太い枝から細い枝へ、細い枝から木の葉へと、ゆっくり確実に記憶を広げてゆくのが、最終的な近道です。

  • 日本史が苦手になる人:どうせすべて覚えるからと、幹ー枝ー葉を分けずに覚え込み、すべて忘れる。
  • 日本史が得意になる人:常に目の前の知識が、幹ー枝ー葉のどこに当たるのかを意識している。無理だと思ったら、幹や枝に戻ったり、後回しにしたり、うまく立ち回る

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