キャリアコンサルタントの定義・役割・歴史と、倫理綱領|キャリコン基礎理論対策#02 | 受験ネット

キャリアコンサルタントの定義・役割・歴史と、倫理綱領|キャリコン基礎理論対策#02


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キャリアコンサルタントの定義・役割・歴史と、倫理綱領を分かりやすくお伝えします!

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キャリコ
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  • キャリアコンサルタントとは、職業の選択、職業生活設計、職業能力開発に関して、〇〇、助言、指導のみを行うことです。

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筆者のキャリコン対策のノートを活字化したものです。折見て修正をしておりますが、誤りや不十分な内容があるかと思いますが、最終的には完成させたいと考えています。

キャリアとは、仕事だけを意味するものではない

キャリアと言えば、一般には「職歴」のことをさしますが、キャリアコンサルタント(国家資格)では、どんな意味で使っているのでしょうか? 

キャリアの定義は、キャリアコンサルティングの父とも言えるスーパーの定義が有名です。スーパーは、キャリアコンサルタント(国家資格)でもっともよく出題される理論家です。

  • 人生を構成する一連のさまざまな出来事。
  • 職業と、人生のほかの役割や地位とのつながり。無報酬を含む。
  • 雇用者のほか、学生、家族、市民、副業、年金生活者などの役割を含む。

ライフキャリアを軽視しない

キャリアの意味を理解する上で重要な点は、ワークキャリアのほかに、ライフキャリアも含んでいることです。これには、家庭、地域など、仕事以外の役割も含まれます。キャリアコンサルティングのなかで、クライエントの、仕事以外の役割にも耳を傾けることが大切です。

キャリアコンサルティングとは、知識や経験を伝えるものではない

キャリアコンサルティングは、何を行うことなのでしょうか?  職業能力開発促進法は、キャリアコンサルティングを次のように定義しています。

  • 労働者、求職者(非正規雇用や学生も含む)の……
  • 職業の選択、職業生活設計、職業能力開発に関して
  • 重要 相談、助言、指導のみを行う。

(定義)「労働者の職業の選択、職業生活設計または職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言および指導を行うこと」(職業能力開発促進法第2条5項)

自らの知識や経験をもとに、こうしたほうが良いと、結論を伝えたり指示をしたりするのは、キャリアコンサルタントの仕事ではありません。

(注)ハローワークを運営する厚生労働省は、キャリアコンサルティングを、自己理解、職業理解、主体的な選択の流れで説明しています。

キャリアコンサルティングでは、助言・指導よりも、傾聴が中心となる

一般的にコンサルティングといえば、コンサル側から、助言や指導がもらえるイメージです。しかし、キャリアコンサルティングでは、ロジャーズフロイトの研究を土台に、前段階にこそ、力点が置かれます。

前段階重要 傾聴(しっかり聞き、深く理解)
最終段階助言、指導(情報提供)
  • 前段階があってこそのキャリアコンサティング」(木村周)。
  • 前段階の傾聴過程で、自己理解(自己探索)を促すことが重要。

例えば、クライエントの話しを聞くのもそこそこに「それならあなたには〇〇が向いてる!」とジャッジするのは、キャリコンの仕事ではなく、一般人の仕事です。

傾聴する中で、クライエントが自問自答(自己探索)し、今まで気づいていなかった問題点や自身の強みに気づくように導く点が、キャリアコンサルタントの大きな役割です。

ロジャーズは、現在のキャリアコンサルティングの土台を作った、キャリアコンサルティングの母のような存在で、スーパーと並んで、毎回(3〜12回を調査)出題されています。

ときには、クライエント以外への働きかけも

一般的にコンサルティングといえば、依頼者(クライエント)への働きかけが中心です。

しかし、キャリアコンサルタントの役割には、組織(地域、学校、会社、家族などの環境)との共生への支援も含まれます。そのため、ときには会社、家族などへの働きかけを行うこともあります。

キャリアコンサティングは、なぜ必要になったのか?

日本で、キャリアコンサルティングが必要になったのはなぜなのでしょうか? 背景には、経済・社会的環境の変化があります。

  • 終身雇用制度が揺らぎ、企業倒産や解雇が日常化。
  • 技術革新により、職業能力が無になることがある。
  • 高齢化による、職業生活の長期化。
  • 市場の成熟により、多様な専門性が求められる。
  • ニート、フリーター等、職業意識の希薄化。

企業の枠にとどまらないキャリア

キャリアへの支援は、転職や技術革新に耐える個人の能力を育てるだけでなく、企業や社会全体の活性化にもつながる、相乗効果をもたらすものです。

以前企業 個人|外部企業に属することが前提
新しい企業 個人個人 外部企業外でも活躍し、企業を活性化する。

かつて、企業では、企業の枠内で個人を育てる方向性でしたが、現在は個人がOFF-JTに参加したり、自己啓発を進めたりして、その成果を企業にも還元する流れが想定されています。

日本におけるキャリアコンサティングの整備

2001年、企業の事業主が、自社の都合だけではなく、労働者のキャリア設計を考えた施策をするように定められました。また、職業訓練給付金の制度が創設されました。

職業能力開発促進法改正[2001年](事業主が講ずべき措置)
① キャリアに関する情報、相談の機会の提供
② キャリアを考慮した配置等の配慮
③ 自主的な能力開発のための休暇や時間の確保
第7次職業能力開発基本計画[2001年〜](5つのインフラ整備)
① 労働力需給調整機能(ハローワークの強化、官民連携の雇用情報)
② 情報提供
③ 教育訓練機会(教育訓練のコース開講、給付金
④ 能力評価
⑤ 支援システム(キャリアコンサティング技法、国家資格の布石)
  • (2002年)キャリアコンサルティング研究会
  • (2008年)キャリアコンサルタントの技量差が目立つ状況を改善するため、キャリアコンサルティング技能検定(2級)の開始。
  • (2011年)キャリアコンサルティング技能検定(1級)の開始。1級、2級、標準レベルの3段階に整備。標準レベルは、のちに国家資格化。

2015年に、キャリアコンサルタント国家資格化が実現しました。企業領域、労働需給調整システム領域(ハローワーク、ジョブカフェサポステ)、教育機関領域での活躍が想定されています。

日本におけるキャリアコンサルタントの制度

キャリアカウンセラーは、誰でも、どんな実績でも名乗れますが、キャリアコンサルタントは、2016年に国家資格となりました。以下のような、特色があります。

  • 専門家である。
  • 名称独占資格(勝手に名乗ってはならない)。
  • 登録制(5年後更新)。
  • 守秘義務。信用失墜行為の禁止。

キャリアコンサルタントの倫理

キャリアコンサルタントの信頼は、大半を国家資格という点が支えています。それにふさわしい、倫理やあるべき姿を守ることが必要です(キャリアコンサルタント倫理綱領)。

  • 守秘義務(5条)… 守秘義務、書類の管理、相談内容の無断使用の禁止。ただし、〇〇・生命の危険や法律に定めのある場合は、例外となる(警告義務)。
  • 任務の範囲(8条)… 精神的な病名の判断など、専門外の行為をしない
  • 重要 自己決定権の尊重(9条)… 絶対にやめない方がいいなど、クライエントのためを思ってという気持ちからの権利侵害にも注意が必要です。
  • 多重関係の禁止(10条)… 相談以外の関係を持たない。相談の前後で別の場所で会うのは禁止。個人的な仕事の依頼(特に相場より安い依頼は大きな問題)もしない。
  • 報告の可否(11条)…相談者了解のもとで、組織への報告、提案等可。

👉身体

スーパーヴィジョン

スーパーヴィジョンとは、経験上位のキャリアコンサルタントから、定期的にアドバイスを受けることです。

  • スーパーバイザーとスーパーバイジーの関係は、指示・命令的または依存・受身的な関係ではなく、キャリアコンサルタントとクライエントのような協働的な関係が必要。
  • スーパーバイザーとスーパーバイジーには役割関係を通した上下関係が存在する。

上の2つは混同に注意が必要です(両方正しい)。なお、スーパーヴィジョンを受けることは、努力義務であるため、受けない期間があったとしても、倫理綱領違反とまではなりません。

【実体験】キャリアコンサルタント 参考書・問題集の選び方

【実体験】キャリアコンサルタントの学校の選び方

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