日本史通史1~5世紀

      2018/02/22

この記事では、通史学習のために、日本史1~5世紀の重要事項を取り上げます。1~5世紀には、全300の重要事件のうち5つが含まれます。

通史の学習法:【予備校直伝】日本史の覚え方と通史学習の方法論

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日本史通史1~5世紀は、大陸さまさま時代!

現在の日本では、中国を悪く思う人も増えていますが、1~5世紀の日本は、各地の王が承認やバックアップを求め、中国に使者を派遣した時代です。漢字の伝来は5世紀ですので、国内には記録がなく、中国側の文献を頼りに、日本史が調査されています。倭は、わ、やまと と読み、中国側から見た、日本の呼び名です。

1~5世紀は、大陸さまさま時代だったのです!

日本史通史ベスト300 1世紀~5世紀
57 奴国王,後漢に遣使。『漢委奴国王』の金印賜る。
107 倭国王帥升等,後漢に生口を献上
239 卑弥呼,魏に遣使,親魏倭王の称号を受ける
391 倭国,辛卯年に朝鮮出兵,百済・新羅を破る
478 倭王武(=雄略天皇),宋に遣使
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日本史がつまらない!

1世紀~5世紀の日本史は、古墳がたびたび登場し、中国の話が多く出てくいるため、興味がわかない人もいるかもしれません。本来、歴史とは、書物または「モノ」から、過去のできごとを探る教科です。5世紀の漢字の伝来までは、国内に書物がなく、モノや他国の史料を研究して日本の誕生を明らかにしようとしています。

1世紀~5世紀の日本史は、日本史学習のスタート地点であり、全体の印象を左右します。興味が持てない方は、上の内容を押さえておくと良いでしょう。勉強がつまらなくなってしまうのは、シンプルだが根本的な何かが抜け落ちているときによく起きます。

シンプルだが根本的な何かとして、例えば、日本史を学ぶ目的も抜け落ちがちです。現在、史学科に進学する高校生はごくわずか。多くの高校生は、アルバイトを経て、サラリーマンや公務員になります。これを踏まえると、日本史を学ぶ目的の1つは、処世術の理解です。もしあなたが、アルバイトや就職先でリーダーになった場合、中国に権威を求めた1世紀~5世紀の王の振る舞いは参考になりますし、織田・豊臣・徳川のリーダーシップの差は、特に参考になります。

日本史通史1~5世紀の勉強法

通史学習では、まず20分程度で、覚えるべきできごとの概要を学びます。以下教材がおすすめです。

いま日本史B講義の実況中継をお持ちでない方はもちろん、読まれた方もまとめとして、以下のポイント解説講義で概要を確認してください。

日本史通史1~5世紀の学習方法

①20分間で、日本史B講義の実況中継やポイント解説講義で、通史をつかんでください。10分間で読み終え、残り10分は、自分の言葉で大筋を再現するのがポイントです。

【20分間】日本史通史1~5世紀の概要を理解する

日本史通史1~5世紀のまとめ講義は、元予備校日本史講師、現在トップクラスの進学校で先生をされている、宇都宮先生にお願いいたしました。

先日道端で派手に転び、同僚から「ただ転んだだけで人があんなに吹っ飛ぶの初めて見た」と言われた宇都宮です(笑)。今回は1~6世紀の日本について見ていきましょう。

とは言いつつも、日本に漢字が伝来したのが5世紀のことですから、日本には当時のことを記したものはありません。しかし、日本にたくさんの「クニ」が存在していた頃、「クニ」の長が、中国に使いを送って、中国皇帝から日本の王として認めてもらうために貢物を送っていたことが、中国の歴史書に記されています。当時中国と言えば世界の中心!という認識がそうした小国の人々にあったので、権威を借りたのです。この時代を知るためには、書でなく、モノにも注目するわけです。

まず『後漢書』東夷伝には57年、倭(=日本)の奴国王(なのこくおう)が光武帝に遣使、「漢委奴国王(かんのわのなのこくおう)」の金印を賜ったとの記述があります。この金印は、1784年福岡県志賀島で発見されています。

また、107年には倭国王帥升らが、後漢の安帝に「生口」を献上したとあります。これは何でしょう、腕時計でしょうかね?←それはSEIKO 「生口」とは奴隷のことです。奴隷160人を献上したとの記述です。

その後2世紀後半になって、倭国の中はごたごた大きく乱れて、長年特に力を持った「クニ」がない状態が続きます。しかしその後、『魏志』倭人伝には、邪馬台国の女王・卑弥呼が魏に遣使、親魏倭王の称号を受けたとあります。当時卑弥呼は独身のお婆ちゃんで、弟に助けられながら、まじないを用いて政治を行っていました。「あんた、地獄に落ちるわよ!」なんて言いつつ(ちょっと古い?)。

「高句麗好太王碑文」(紙に書かれた資料ではありません。金石文といいます)には、3913年(辛卯年)倭が朝鮮半島に攻めてきて、百済・新羅を破ったとあります。朝鮮半島は鉄資源が豊富だったので、それを狙って畿内の豪族が連合して攻めてきたわけです。碑文には「だが、最終的には高句麗がケチョンケチョンのボッコボコにしてやったがな!ハハハ!!」とあり、倭国はボロ負けしたようです。

『宋書』倭国伝には、「倭の五王」が相次いで貢ぎ物を持ってきたとあり、特に倭王武(雄略天皇)が478年、宋の順帝に使いを送って、「うちは東北の野蛮人とか九州の野蛮人とかボッコボコにしてもうパネェっすよ!」と称して、順帝から倭王として認めてもらったことが詳しく書かれています。何故倭の五王が相次いで遣使したのかというと、中国皇帝の権威を借りて朝鮮に対して有利になりたかったからなんですね。

異常、もとい、以上宇都宮でした。

日本史通史ベスト300 1世紀~5世紀
57 奴国王,後漢に遣使。『漢委奴国王』の金印賜る。
107 倭国王帥升等,後漢に生口を献上
239 卑弥呼,魏に遣使,親魏倭王の称号を受ける
391 倭国,辛卯年に朝鮮出兵,百済・新羅を破る
478 倭王武(=雄略天皇),宋に遣使

【40分間】日本史通史1~5世紀のチェックテストを行う

日本史通史1~5世紀の学習方法

②40分間で、チェックテストをくり返し行います。40分続けても良いですが、午前に20分、午後に20分のように分けると効果倍増です。チェックテスト3回目(1つのヒントで4つが数珠つなぎに言える)のマスターが目標ですが、暗記が得意な方は、完全暗唱まで持っていっても構いません。

1回目 2回目 3回目
57 奴国王,後漢に遣使。『漢委奴国王』の金印賜る。 57 奴国王,後漢に遣使。『漢委奴国王』の金印賜る。
107 倭国王帥升等,後漢に生口を献上
239 卑弥呼,魏に遣使,親魏倭王の称号を受ける
391 倭国,辛卯年に朝鮮出兵,百済・新羅を破る
478 倭王武(=雄略天皇),宋に遣使

【60分間】日本史の授業動画で、用語の知識を深め周辺知識を取り込む

日本史通史1~5世紀の学習方法

③60間程度の映像講義をうけ、記憶した重要事項の意味をよく理解し、余裕があれば1~4個程度の枝葉の知識をつけてゆきます。ここでは無理をせず、重要事項を深く理解するだけでも構いません。早い段階で枝葉をつけすぎた木は、翌日倒れてしまいます。

以降、数日から1週間おきに、チェックテスト3回目をくり返し、興味に応じて映像講義を見て、教科書や参考書を読んでみましょう。自然に記憶の木が育ち、倒れにくくなっているはずです。

スタディサプリでは、高3 スタンダードレベル日本史 - 第1講(旧石器・縄文・弥生時代)チャプター3の14:00頃から、上のできごとが、説明されています。

公式サイト:【スタディサプリ】動画授業で苦手を克服


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