共通テスト 本試験と追・再試験はどっちが得? 追試は難しいは本当?|元予備校講師が分析 | 受験ネット

共通テスト 本試験と追・再試験はどっちが得? 追試は難しいは本当?|元予備校講師が分析

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共通テストでは、病気・怪我・事故等に対応した追・再試験が実施されます。本試験と追・再試験はどちらがお得なのでしょうか? 追試が難しいという説を、元予備校講師の立場で分析します。

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2021年度入試のような「感染拡大による授業や勉強の遅れに配慮した」追試ではなく、「疾病・負傷」「試験場に向かう途中の事故又はやむを得ない事由」に対応した追試となります(2022年度)。

フジテレビ ニュースJAPAN出演時

著者 加藤純
早大卒。予備校講師を経て国家資格・キャリアコンサルタント(登録番号20022587登録証)。高校での講演に年80回出講(出講例)。プロフィール詳細

人気記事 【特別寄稿】偏差値45~55から10Upするための全科目勉強法|早慶MARCH国立を狙う、英語、数学、地歴公民、古文、理科、その他勉強法。

2022年度入学の入試日程(予定)
  • 1
    共通テスト 本試験1月15・16日
  • 2
    共通テスト 追・再試験1月29・30日
    病気・怪我・事故等に対応
  • 3
    一般選抜
    2月1日以降。

追・再試験の申込方法、必要書類(「医師の診断書」または「事故又は事由が確認できる証明
書等」など)はこちらの16ページをご確認ください。

Q 古文の解説はありませんか?
A 【速報】2022年共通テスト国語第3問古文 本文・設問解説をご確認ください。

Q 2次や私大への勉強法は、何に気をつけたらよいですか?
A 新しいことは3割程度とし、7割はこれまでに得た知識や解法の定着にあてます。直前に覚えた知識は浅く、引っかけの選択肢を選んでしまう要因ともなります。偏差値45、50、55からの大学受験・一般選抜の勉強法も参考になります。

Q 高2ですが共通テストをきっかけに、予備校や動画教材を始めたいです。
A スタサプ、河合塾One、予備校と個別塾を徹底比較!

Q 共通テストで古文が読めず、今後が心配です。
A 古文が読めないを解決! 共通テスト本文、20分以内で解ける裏ワザを公開古文の勉強法をご確認ください。

Q 共通テストで失敗し、すでに予備校が射程圏なのですが?
A まだ焦る必要はないですが、おすすめ予備校ランキングを後日、ご覧ください。

Q マスクが気になってしまったのですが、入試におすすめのマスクはありますか?
A  【点数落ちる?】共通テスト・大学入試 おすすめのマスクは?

分からないことがあれば、コメント欄からご相談ください。

2021年度共通テスト 難度動向

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受験ネットは、大学入試センターの「(追試は)本試験と同程度」という見解を踏まえつつ、あえて「新形式・新傾向は、追試で初登場することが多く、第2日程(=2021年度の追試呼び方)の方が、やや難しくなる可能性がある」と予測しました。結果はどうだったのでしょうか?

※2022年度は、第1日程、第2日程の名称ではなく、「試験」「追・再試験」の名称となっています。

追試(2021年度第2日程)の傾向平均点
第2日程)
平均点
(第1日程)
国語センター試験の形式のままであり、複数の文献を比較する出題がなかった。やや易しくなったが、平均点は下がった。これは、受験者の層の影響もありそう(実業高校等の生徒も多い)。55.7458.75
英語(リーディング)試行テストにも、第1日程にも登場しなかった新形式が登場。第2問Aがそれで、本文がなく、イラストのみの問題だった。
第1日程並み
56.6858.80
英語(リスニング)計算が必要な問題が出題された。
やや難
55.0156.16
数学ⅠAデータの分析、確率で、明らかに計算量が増えた。
やや難
39.6257.68
数学ⅡB第1問[2]、第2問[1]、第4問[2]のように、深い思考力を求める問題が増加した。
やや難
37.4059.93

国語については、古い形式のシンプルな問題が出題される「波乱」がありましたが、全体に新傾向、手間のかかる問題が増え、当サイトの予想通り、やや難しくなる結果でした。

※以下は、公開時の文章のままです。

もともと本試験より追試験の方が難しいって本当?

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これまでのセンター試験で、本試験より追試験の方が難しかったと聞きますが?

本試験より、追試験が難しい。仮病でズルをして得をすることを許さないために、追試験を難しくしている、という説はかなり広まっています。

しかし、2018年頃、大学入試センターは、追試の出題難度について「本試験と同程度に作問している」とコメントしています。したがって、公式見解として、難度は同程度です。
(意外なオチがあるので、もう少しだけ読んでください!)

共通テストの作問は、平均点5割を目標に、何組か作られます。このとき、50%、48%、46%のように、微妙な差をつけるのは、熟練した作問委員でも難しいです。また、予備問題は、問題漏洩などの場合、本試験に使われますので、やはり5割でそろえられていると見る人もいます。

注意 センター試験では平均点6割が目標でしたが、5割に変更されています。

それでも追試が難しいと言える理由

追試は、本試験と同じ難度。しかし、新形式・新傾向は、追試で初登場することが多いです。

  • 英語の文完成問題 …2015年の追試が初登場
  • 地学基礎のグラフ、写真を選択させる問題 …2015年の追試が初登場
  • 倫理のハンナ・アーレント、ジャック・デリダ …2007年の追試が初登場

追試は、受験者数が少ないため、新形式・新傾向を試したり、典型的分野以外の設問が出題されたりする可能性があります。
(作問委員も、ストレートに力を問う良問は、本試で使いたいのが人情)

そのため、受験生にとって、追試の方が解きにくいと感じる可能性はあります。

頑張った受験生を裏切らないために、第2日程(追試のこと。2021年度の呼び方)はわずかに難しくなる可能性も

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新型コロナのなか、共通テストに向け、自宅で参考書やスタディサプリで、準備を進めてきた受験生もいます。

準備を進めてきた受験生に不利にならないよう、第2日程は、わずかに難しくする可能性もあるでしょう。

これは、意図的に作問を難しくするというより、上がってきた問題を見比べ、やや難しく感じるもの、やや新傾向が強いと感じるものを、第2日程に回すという程度にとどまるでしょう。あからさまに難問が続出した場合、世論から「救済のはずが、さらなる仕打ち」と批判を受ける可能性が高いからです。

第1日程を模試がわりに解ける有利さは、考慮されるのでは?

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一方、第2日程の受験者は、新しくなる共通テストに、第1日程の問題を解くことで、慣れることができます。

この、慣れという単純なアドバンテージは、とくに得点力中~下位の生徒ほど大きく働きます。そのため、この観点からは、やや意識して追試を難しくする可能性も考えられます。

以上は筆者個人の予想です。予想が当たるかどうかは、約束はできかねますので、ご自身でご判断ください。

《筆者が予想する作問から問題決定の流れ》

  • 基本姿勢 …すべて得点率5割を目標に作問
  • 問題の選択 …新傾向が強いものは、第2日程や第2日程の特例追試へ
  • 本試を1度解けるアドバンテージの調整 …アドバンテージを考慮し選択肢などで調整の可能性

結論 第2日程の方が、やや難しくなる可能性がある。

第1日程(2021年度の呼び方。本試験のこと)を受けるべき人は、現在偏差値が高い人

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第1日程を受けるべき人は、偏差値が高い人や、偏差値の高い中高一貫校の生徒です。

夏の時点で、センター試験(平均点6割を目標に作られている)の過去問で、おおむね6割を超えてきている生徒は、第1日程を受けるとよいでしょう。学力や準備が十分なのに、第2日程を受け、やや難しくなってしまった場合に、損です。

注意 センター試験では平均点6割が目標でしたが、共通テストでは5割に変更されています。

また、国公立の2次試験や私大入試に向け、気持ちを切り替えて仕上げに臨める点でも、第1日程の日程が有利でしょう。学力の高い生徒ほど、国立組は2次試験対策に時間を割きたいものですし、私立組は、早く早慶上智などに向けた仕上げに、取りかかりたいものです。

なお、高2までに受験範囲を終了する、偏差値の高い中高一貫校の生徒も第1日程向けです。

第2日程(2021年度の呼び方。追・再試験のこと)を受けるべき人は、まだ得点力が低めな人

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第2日程を受けるべき人は、まだ得点力が低い方です。

夏の時点で、センター試験(平均点は6割が目標)の過去問が、まだ5割を切っているという方は、第2日程向けです。共通テストの模試なら、4割を切っている方です。そもそも遅れているのは事実ですし、この辺りの得点力の受験生は、「1度の経験」で得点力が大きく伸びるからです。

つまり、全国紙等に掲載される本試を実際に時間を計って解き、第2日程に備えることで点数が最も伸びやすいのは、成績中下位層です。

注意 センター試験では平均点6割が目標でしたが、共通テストでは5割に変更されています。

第1日程(2021年度の呼び方。本試験のこと)を受ける予定の人が多い

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大学入試センターの2020年12月8日のデータ(こちら)によると、第2日程への出願は、わずか718人でした。

  • 第1日程(1月16・17日)を受けるつもりの人 … 約53.5万人
  • 第2日程(1月30・31日) … 718人

第1日程の希望者が圧倒的に多いという結果が出ました。第2日程の受験者は、数としては普通科の生徒が大半ですが、工業科、総合科がやや目立ちます。勉強の遅れが1つの背景にありそうです。

また、第2日程は、従来の追試の全国2会場から、最低でも都道府県ごとに1会場で実施されます。しかし、移動の手間を考え、第1日程を勧めた高校も多いと聞きます。

注意 2022年度は、「感染拡大による授業や勉強の遅れに配慮した」希望制による追試ではなく、「疾病・負傷」「試験場に向かう途中の事故又はやむを得ない事由」に対応した、証明書を要する追試となります

共通テストに向け、これから逆転するためには

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共通テストに向け、これから逆転するには、どのような対策が必要なのでしょうか?

共通テストに向け、逆転する方法は、リスニング対策です。新しい分野のため学習法の開発が遅れており、大きなチャンスがあります。

また、1月以降は、新たに学んだ範囲での得点化は難しいもの。覚えたての知識では、かえってひっかけの選択肢に誘導されてしまう可能性があります。そのため、「ある程度自信がついてきているがが問題は余り解いていない」範囲の問題演習がおすすめです。

共通テストに向け、逆転する方法の2つ目は、各教科とも、ライバルが気づいていないが正しい道を進むことです。高校受験や、これまでの勉強法をくり返すのがいちばん楽。ラクをしようとする脳に、逆らえるかが、大きなカギです。やり方は、すべて次のページにあります。

くわしく 【特別寄稿】偏差値45~55から10Upするための全科目勉強法|早慶MARCH国立を狙う、英語、数学、地歴公民、古文、理科、その他勉強法。

Q 古文の解説はありませんか?
A 【速報】2022年共通テスト国語第3問古文 本文・設問解説をご確認ください。

Q 2次や私大への勉強法は、何に気をつけたらよいですか?
A 新しいことは3割程度とし、7割はこれまでに得た知識や解法の定着にあてます。直前に覚えた知識は浅く、引っかけの選択肢を選んでしまう要因ともなります。偏差値45、50、55からの大学受験・一般選抜の勉強法も参考になります。

Q 高2ですが共通テストをきっかけに、予備校や動画教材を始めたいです。
A スタサプ、河合塾One、予備校と個別塾を徹底比較!

Q 共通テストで古文が読めず、今後が心配です。
A 古文が読めないを解決! 共通テスト本文、20分以内で解ける裏ワザを公開古文の勉強法をご確認ください。

Q 共通テストで失敗し、すでに予備校が射程圏なのですが?
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Q マスクが気になってしまったのですが、入試におすすめのマスクはありますか?
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