おすすめ予備校ランキング 講師経験者が評判を集計し徹底比較

      2016/03/04

浪人生及び現役生の方で予備校を選びたい方のための記事です。予備校講師経験者が在籍生徒、現役講師の評判や指導経験をもとに独自の角度で掘り下げます。ランキングあり。


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おすすめ予備校ランキング 講師経験者が評判を集計し徹底比較

 

おすすめの予備校とランキング これが結論!

参考書

✔ おすすめの予備校には個人差があります。しかしまずは目安として教科別の大手予備校ランキングを示します(各予備校の膨大な口コミを集計)。

[1]英語ランキング

1位 東進(0.55)
2位 駿台予備校(0.549)
3位 河合塾(0.54)

[2]数学ランキング

1位 駿台予備校(0.55)
2位 河合塾(0.52)
3位 代ゼミ(0.519)

[3]国語ランキング

1位 河合塾(0.57)※現代文の評価が高い
2位 代ゼミ(0.53)
3位 駿台(0.529)

[4]理科ランキング

1位 駿台予備校(0.59)
2位 河合塾(0.56)※化学の評価は低め
3位 東進(0.559)

[5]地歴公民ランキング

1位 河合塾(0.60)
2位 東進(0.58)
3位 駿台(0.54)

✔ 次にタイプ別の結論を示します。

[1]学力上位の場合

私立文系 … 現代文、地歴公民に強みがある河合塾がおすすめ。次いで英語に強い駿台か東進。
国立文系 … 文系教科に穴がない河合塾がおすすめ。次位は駿台か東進。
私立理系 … 数学、理科の授業が軒並み好評の駿台がおすすめ。
国立理系 … 数学、理科の授業が軒並み好評の駿台がおすすめ。

[2]学力中位の場合

文系 … 飽きさせない講義の代ゼミ、面倒見が良い準大手(四谷学院、早稲田塾など)、個別型予備校のいずれかがおすすめ。
理系 … 準大手のなかで講師による質問対応が可能な予備校、または個別型予備校(茗渓塾など)がおすすめ。

※早稲田塾は現役のみ。

✔ 上の結論に以下のオプションを加味してください。

[3]オプション

・費用を安く抑えたい … 代ゼミの単科、個別型予備校、ネット型学習(受験サプリなど)がおすすめ。講義を自由に追加できる予備校(東進、早稲田塾など)は高くなりがちで不向き。

・自己管理が苦手だがコミュニケーション好き … 面倒見が良い準大手、または講師とのコミュニケーションが濃い個別型予備校がおすすめ。

・自己管理が得意で自分のペースで進めたい … 東進またはネット型学習がおすすめ。

・英語が特に苦手(センター試験筆記100点以下) … 準大手のなかで講師による直接質問対応が可能な予備校または個別型予備校がおすすめ。

予備校選びの基準【1】授業力

教室
予備校選びの大きな基準のひとつが授業力です。大手予備校は次のような傾向にあります(各予備校の膨大な口コミを集計したデータと生徒からの情報に基づきます)。

✔ 授業力の目安を示します。予備校の本科生は講師を選べませんので科目ごとの水準を見ることが大切です(ただしどの校舎、どの講師にも当てはまるものではありません)。

駿台 … 物理の講師評価が図抜けて好評です。化学、生物、地学もかなり好評。次いで英語、数学です。国語、地歴公民は相対的には弱いですが穴にはなっていません。

河合塾 … 全統模試でセンター試験(当時共通一次試験)の評論を的中した歴史があり、現代文・小論文の講師評価が図抜けて好評です。理科、地歴公民もかなり好評。その他の科目(英語、数学、古典)も穴にはなっていません。

代ゼミ … 国語の評価が高く、その他の科目は大きな差がありません。代ゼミには学力中位層が多く、受験結果が伴わないと授業を低く評価する傾向があります。代ゼミの授業の質を正しく判断するには若干の補正がコツです。

東進 … 地歴公民の講師評価が図抜けて好評です。林修先生を擁する国語の評価は、科全体としては意外にも低め。ほかの教科は普通程度です。代ゼミ同様全体に辛口の評価が目につきます。録画授業がメインで、講師と対面する機会がないことが評価をやや下げているのかもしれません。逆に地歴公民は、復習のしやすさがビデオ学習に向くためか他予備校のライブ授業と双璧の評価を受けています。

✔ 予備校の授業には、一方通行型と双方向型があります。講義を聞くだけでは飽きてしまう、むしろ当てられた方が緊張感が保てるし理解が深まるという方は双方向向けです。授業をしない自立型の予備校もあります。

一方通行型 … 河合、駿台、代ゼミ、準大手の一部(首都圏では城南予備校、四谷学院など)

双方向型 … 準大手の一部(首都圏では早稲田塾など)および個別型予備校(茗渓塾など)

授業をしない自立型 … 使用すべき参考書、問題集を指示し、宿題と質問対応がある予備校(武田塾)

授業力見極めのコツ

予備校の本科生(浪人)は、季節講習以外講師を選べません。インターネット上の口コミなどを頼りにその予備校の教科全体の力量をつかんでいきます。ただし担当予定の講師が分かり、その講師の体験授業または録画授業を受けられるなら必ず活用します。どの規模の予備校でも、担当が予定される講師の体験授業が最大のカギですので、入校相談時に必ず利用します。

 

予備校選びの基準【2】質問対応力

相談

✔ 結論から言うと「質問対応力」で予備校を選ぶべき教科は数学と理科です。例えば化学の化学反応式やモルの計算問題などで、理解できない部分があるものの自習中だったためごまかしてしまった経験はないでしょうか?数学や理科はこの「ごまかし」が致命傷となります。理系の方はプロ講師またはチューター(大学生、院生)に質問ができる環境を重視すべきです。

✔ 文系科目は調べれば分かるため質問できる環境の優先度は下がります。ただし国語は想像以上に深さがあるため、ときどき(大学生、大学院生でなく)プロ講師に質問できる環境はあれば望ましいです。

✔ 英語については、現在センター試験やマーク模試で110点(筆記200点満点)を下回る場合、基礎から立て直すことが絶対に必要です。その手順を適切にアドバイスできるのはプロ講師だけですので、ときどき質問できる環境があればベストです。これは大学生、大学院生ではまず無理です。しかし普段は勉強量の管理をしてくれる存在が頼りになりますので、大学院生や大学生のチューターでも構いません。

《まとめ》

理系 … チューター制度が充実している大手予備校(駿台、河合、代ゼミ)または、準大手のうち質問環境が整っている予備校、個別型予備校がおすすめ。

英語が苦手な人 … 勉強法を相当高い視点で指導できるプロ講師にときどき相談でき、普段は身近なチューターや若手講師に頻繁に相談または指導をしてもらえるタイプの予備校がおすすめ。大量かつコンスタントな勉強量がカギになる科目のため、自己管理が苦手なら個別型予備校がおすすめ。

※東京、千葉、埼玉エリアの予備校情報を筆者はつかんでいますので、ご相談されたい場合お問い合わせをご利用ください(高校名、志望大学、高3時の偏差値、特に対策したい教科を明記)。英語または数学・理科に強いプロ講師が比較的長時間質問対応できる予備校校舎を教えることが可能です。

質問対応力見極めのコツ

数学、理科(物理・化学)は、学力超上位層(参考書や授業のあらが指摘できるレベル)以外は質問対応力で予備校を選ぶのが大きなコツになります。プロ講師への質問環境が究極ですが、プロ講師の講義を受け大学生や院生のチューターに質問できる形でも良いでしょう。質問対応の時間枠と混雑度をよく聞きだします(質問対応に力を入れていても、理系がいつも混雑している予備校もあります)。国語、地歴公民、理科(生物・地学)は調べれば分かることも多く、大学生や院生のチューターに質問できればOKです。しかし勉強法は必ずプロ講師に聞いてください。理解の次元が全く違います。また英語が苦手な場合は、勉強の手順が絶対的なカギになります。大学生、院生レベルでないアドバイザーが必須です。

 

予備校選びの基準【3】費用

祈合格

✔ 予備校選びの大きな基準の一つに費用があります。アルバイトを予備校費用に充てる方も増えてきていますが、その場合月に4万円、年間(3〜12月)で40万円程度が勉強に支障がない金額の目安です。

年間100万円程度 … 予備校の本科生の学費は年間100万円が目安です。金額は季節講習(夏、冬で13講座程度)も考慮しています。

年間40万円~50万円程度 … 予備校の単科生(週3講座)、現役生(大手予備校週3講座)、個別型予備校(週3講座)の金額の目安です。アルバイトだけで賄うことも可能です。金額は季節講習(夏、冬で10講座程度)も考慮しています。

✔ 個別指導、少人数制や独自のシステムの要素が入ってくると、学費は上がります。例えば55段階個別指導がある四谷学院、独自の指導体系を持つ早稲田塾(現役生)、録画授業を駆使できる東進ハイスクールはやや高額の印象を持つ方が多くなります(授業選択にもよります)。

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費用見極めのコツ

費用の見極めのコツは、年間の費用のほかに季節講習会費用がいくらかかるかです。夏季講習、冬季講習とも標準5ターム程度となります。ペースを保つためには、各タームに1講座以上は予定します。その費用は必ず入校面談の際に聞き出しておきます(1講座1万5千円程度)。またいつでも自由に追加できる授業(映像型、ライブ型を問わず)は、便利である反面心配な科目が出てくると費用がふくれ上がることがあります。費用を計画的に考えたい場合は、季節講習以外に追加費用が発生しないタイプの予備校がおすすめです(学習合宿や受験期の特設講座の存在もよく聞いておきます)。

 

予備校選びの基準【4】自習環境

勉強

✔ 大学受験生にとって、授業は①要点の整理、②ペースメーカー、③入試情報集めが主な役割となります。授業が学習の中心となる中学、高校受験に対して、大学受験は自習室が学習の中心です。そのため静寂な自習室、いつでも開いている自習室は受験勉強の要となります。

✔ 基本的に、本科生(浪人生)は毎日自習室が使えますが、単科生や現役生は授業がある日という制約がつくことも多くなります。ただし、混雑時以外は黙認している予備校もあります。入校説明の際に聞きだしておきます。また、慣れてくると夜早めに寝て早朝に勉強する習慣がつくことがあります。朝自習室が開いているかも重要です。さらに、騒がしい生徒を監視する係員はつくのか、騒々しい場合に移動できるように複数の自習室(または空き教室開放)があるかもポイントです。

自習室7つのチェックポイント

□ 早朝と夜間の使用は可能か。
□ 日曜祝日の利用はできるか。
□ 夏期講習などのシーズンにも席は容易に確保できるか。
□ 静寂を保つためにどのような工夫があるか。
□ 自習室以外に積極的に空き教室開放を行い、環境を選べる形になっているか。
□ 自習中に質問事項があった場合(特に数学、理科)、予備校側はどう対応するか。
□ 椅子やテーブルの広さや疲れにくさはどうか。

予備校選びの基準【5】交通や周囲の環境その他

しずかに

✔ 予備校を選ぶ場合には、通学に要する時間やラッシュに巻き込まれないかどうかもチェックします。また周囲の環境は落ち着いている方がベターです。女子の場合は、夜間の安全性もチェックします。

✔ 予備校は基本的には自己管理です。厳しい管理を望む場合には個別型予備校で管理が厳しい講師を希望する、または北九州予備校、高松高等予備校のように厳しい規則のある寮をもつ予備校も選択肢の一つです。

✔ 文中にも触れましたが、講師やチューターの身分(大学生、院生、プロ講師)は必ず確認してください。

大学生、院生 … 最低でもMARCH(関関同)クラスの学歴は必須です。教科の質問には対応できますが、勉強法や勉強の手順については個人的な経験を絶対視する傾向があり、あくまで1つの意見として参考にするのが無難です。大学院生(大学生)でも、教職を目指している人や特に熱心な人なら授業や個別指導も一定品質のものを提供できています。

プロ講師 … 少なくとも経験5年以上のプロ講師は、経験値・学習量とも信頼に値します。ただし、合格実績は運の要素(学力が高い生徒が受講した)も強く参考程度に。年齢が離れるため親しみやすさでは若手にかないませんが、勉強法や勉強の手順指導については頼りになります。曜日ごとのスケジュールを聞いておくと、どの程度質問、相談できるかの見込みが立ちます。

苦手教科は、該当教科が初めから得意だった人よりも苦手を克復したタイプの講師についた方が伸びます(その教科を得意になるルートを熟知しているため)。得意教科は、学生の頃から該当教科が得意だった天才肌の講師の方が刺激を受ける頻度は高くなりますが、苦手克服タイプでも構いません(抜けている基礎を指摘してもらえるため)。


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