小論文

【農・水産・畜産学部】小論文の例文・書き方・対策

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この記事では、 農・水産・畜産学部の小論文について、例文、書き方や対策方法をわかりやすく説明しています!

  • 管理者(加藤)は、早大法学部卒。高校生のキャリア支援企業を経て、予備校国語科講師(歴7年)。現在、高校主催の生徒・保護者向け講演会に年80回出講(歴5年)。

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農・水産・畜産学部小論文の過去問


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農・水産・畜産学部の小論文の過去問

番号概要
食料自給率向上と環境保全の観点から、将来の日本農業のあり方について論じよ。さらに、その将来の日本農業にあなたはどのように関わることができるか述べよ。(東京農業大)
日本は国土に占める農地の割合が13%程度と先進国の中でもとりわけ少ない。近年、屋内で光や温度、栄養分などを管理しながら農作物を計画的に栽培する「植物工場」が各地で建設されている。この流れに対するあなたの考えを述べよ。(東北大)
米国やブラジルでは、トウモロコシ等を原料にバイオ燃料としてのエタノールを生産し、ガソホール(※エタノールとガソリンを混合した燃料)として大量使用している。これをさらに拡大していくことの問題点と、バイオ燃料としてのエタノールの生産拡大のための考えられる解決策を説明せよ。(熊本県立大)
あなたは地産地消の取り組みをどのように評価するか。根拠を示して述べよ。(新潟大)
人間の健康に役立つ食品を開発しようとする場合において、とるべき科学的な態度とはどのようなものであるか。(弘前大)
我が国の経済と生物多様性との関係について, どのような課題があり, 対策として何が必要か述べなさい。(信州大)

農・水産・畜産学部の小論文の対策

農学部

農学部では、日本の農業の現状と将来的課題(問題番号1番、2番)、食料問題・食料自給率(1番、2番)、環境問題・バイオエタノール・生物多様性(3番、6番)、自然エネルギー、食品の安全・機能(5番)、TPP問題など、限られた注目すべきテーマが繰り返し出題される傾向があります。他学部ではあまりない、2年続けて同テーマの出題もときにありますので、志望校の過去問研究は必須です。また、上の例には掲載しませんでしたが、化学や生物の知識を問う問題(例:石鹸の製法を記述させる)が出題されることもあります。

農学部の場合、まず志望校の過去問を分かる限りさかのぼり、すべての小論文を実施に書き、受験校の教授陣の意識の向け方や、受験生に求めるレベルをつかみます。その際に、関連知識をノートにまとめつつ勉強を進めるのが有効です。志望校の過去問を解いたあと、他大学の農学部の過去問を解きます。

農学・畜産系の場合、新版 農業がわかると社会のしくみが見えてくる(楽天ブックス)が高校生向けに、分かりやすく書かれています。現代用語の基礎知識(学習版)、新聞または週刊誌のAERAも有効です。

水産・畜産学部

水産・畜産学部は、学部設置校自体が少ないため、志望校の過去問研究に加え、同じ学部を持つ他大学の過去問も研究してゆきます。

農・水産・畜産学部小論文 例文と書き方

小論文の段落構成は、600~800字の場合、上の4段落が標準です。くわしくは、次の記事で説明してあります。

小論文の例文【日本の農業/地産地消】

あなたは地産地消の取り組みをどのように評価するか。根拠を示して述べよ。(新潟大)

 現在、地方を中心に、地産地消の取り組みが進められている。地産地消の取り組みは、地方が自らの手で活性化を図るうえで、有効な手段だと考える。
 食べ物は、海外や国内の別の産地から買いつけるよりも、地産地消の方が、地元に対する経済効果は当然大きい。輸送を抑制することで、環境保護にもつながる。生産者の顔が見えるという点で、安心材料にもなるし、学校の食育にも採用しやすい。さらに、地産地消を軸として、販売所やさまざまな企画を軸に、地元住民同士の交流の場を作ることができる。地産地消の本来の意味からは外れるが、観光地では、観光客へのアピールにもつながる。純粋な地産地消、つまり地元のスーパーに地元産の野菜等が並んでいる場合、価格に敏感な消費者は必ずしも地元産を選ぶとは限らない。しかし、訪ねてきた観光客がその土地のものを消費したいという意欲は強く、経済効果が大きい。
 一方、地産地消は、農業の適材適所に反する面もある。農産物や畜産物は、土壌や気候がそれに適した場所で価値が高いものを生産し、消費地へ輸送をするという考えた方も誤りではない。地産地消にこだわりすぎることなく、遠方の地域と、それぞれの自慢の作物を交換し、互いPRを助け合うような発想も必要だろう。
 このように見てくると、地産地消は、その土地の土壌や気候に合い、ほかの地域では真似できない農産物の選択や、品種改良が大前提であることが分かる。石川県では、地元のラーメン店と提携し、ラーメンに合うキャベツが栽培され人気を得ているという。このように、地元客にも観光客にも訴求する、その土地の土壌や気候を生かした地産地消は、理想形と言えるだろう。(690字)

書き方のポイント

農・水産・畜産学部では、他学部に比べ出題されるテーマが限られます。そのため、受験生は主要テーマについて理解していて当然とも言え、学習不足がないようにします。例えば、地産地消もそれなりに重要なテーマであり、現代用語の基礎知識(学習版)、新聞、週刊誌AERAなどで学んでおくことが必要です。

まず最初に、現代用語の基礎知識学習版(楽天ブックス)で、日本の農業の現状と将来的課題、食料問題・食料自給率、環境問題・バイオエタノール・生物多様性、自然エネルギー、食品の安全・機能、TPP問題など、頻出テーマを押さえるのがおすすめです。

下は編集中です。

人間の健康に役立つ食品を開発しようとする場合において、とるべき科学的な態度とはどのようなものであるか。(弘前大)

 健康食品は、人の健康や生活習慣に大きな影響をもたらす。健康食品の開発においては、エビデンスに基づく開発が何よりも要求される。
 食べ物は、
 一方、
 この(690字)

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