教育問題

【実体験】キャリアコンサルタントの学校の選び方

更新日:


国家資格・キャリアコンサルタントの学校選びを始めようとしていますか? この記事では、筆者の実体験に基づきキャリアコンサルタントの学校選びを説明いたします。

  • 管理者(加藤)は、早大法学部卒。高校生のキャリア支援企業や予備校を経て、現在フリーの進路アドバイザー。高校主催の生徒・保護者向け講演会に年80回出講(歴5年)。

【動画】人気ユーチューバーからの受験生応援メッセージ



受験ネットから進呈

キャリアコンサルタントの学校は16校

キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタントは、3年間の実務経験が必要となり独学での取得が難しい資格です。そのため、全員が学校(スクール)で140時間の授業を受けることとなります。

厚生労働省が定めた学校(スクール)は、全国に16あります。費用や開講場所は2019年5月現在ですので、ご自身でご確認ください。

指定団体講座名開講場所
特定非営利活動法人日本キャリア・マネージメント・カウンセラー協会CMCAキャリアコンサルタント養成講習(345,600円)東京、埼玉、札幌、函館、福岡、熊本
特定非営利活動法人キャリアカウンセリング協会GCDF-Japanキャリアカウンセラートレーニングプログラム(350,000円+税)新橋
テンプスタッフ・ピープル株式会社GCDF-Japanキャリアカウンセラートレーニングプログラム(350,000円+税)名古屋
マンパワーグループ株式会社GCDF-Japanキャリアカウンセラートレーニングプログラム(350,000円+税)全国32か所
有限会社キャリアサポーターICDSキャリアコンサルタント養成講座(291,600円)名古屋・弘前
一般社団法人日本産業カウンセラー協会一般社団法人日本産業カウンセラー協会キャリアコンサルタント養成講習(300,000円+税)北海道、沖縄を除く全国19か所
株式会社テクノファキャリアコンサルタント養成講座(287,000円+税)川崎、東京
株式会社リカレントキャリアコンサルタント養成講座(454,000円+税)新宿、銀座、横浜
株式会社リカレントキャリアコンサルタント養成ライブ通信講座(364,000円+税)首都圏各地、名古屋、梅田
株式会社日本マンパワーキャリアコンサルタント養成講座 (総合)(324,000円)全国32か所
学校法人大原学園キャリアコンサルタント養成講習(206,000円)水道橋
公益財団法人関西 カウンセリングセンター公益財団法人関西カウンセリングセンターキャリアコンサルタント養成講習(297,000円)大阪
公益財団法人関西生産性本部公益財団法人関西生産性本部キャリアコンサルタント養成講座(324,000円)大阪
公益財団法人日本生産性本部公益財団法人日本生産性本部キャリアコンサルタント養成講座(367,200円)東京、新潟、金沢、福岡、沖縄
株式会社東京リーガルマインドLEC 東京リーガルマインドキャリアコンサルタント 養成講座中野、名古屋、梅田
株式会社 パソナ100年キャリア講座キャリアコンサルタント養成講習開講未定
一般社団法人地域連携プラットホームキャリアコンサルタント養成講習(270,000円)志木

筆者がリカレントに決めた理由

キャリアコンサルタントの学校は16校もあり、比較検討が大変です。そこで筆者は、すでにキャリアコンサルタントを取得済みで、産業カウンセラー、認定心理カウンセラーなど10個の資格を持つ方に、相談しました。

講師と教務の力量がポイント

学校選びのポイントは、実績のある講師がそろっていること。キャリアコンサルタントは新しい資格のため、講師不足が発生しています。

また、キャリアコンサルタントは学科試験の合格率が6割程度しかなく、出題傾向の分析や教材づくりに、力量を割いていることがポイントです。これらの点を総合すると、キャリアコンサルタント専門校であるリカレントがベストとの判断でした。

リカレントは、受講料は16校の平均の約32万5千円よりも4万円弱高額となりますが、比較検討するとその差額に見当った価値がありました。以下、比較したポイントをお伝えしますので、ご自身のスクール選びのチェックポイントとしてご活用ください。

(紹介割引)リカレントには紹介割引があります(1万円引き)。身近にご紹介者がいない場合、 こちらから お問い合わせください。

比較ポイント1 まず立地が重要!

リカレント新宿校が入るビル

首都圏や大阪には選択肢が多いですが、地方の方は、お近くで開講しているスクールにまず絞られます。キャリアコンサルタントは、140時間の授業時間が必要で、通常は70時間が映像学習、70時間が通学しての授業学習に振り分けられます。

通学が必要な授業部分は、スクールによって異なりますが、以下のようなパターンが代表的です。

パターン1日の授業時間通う日数向いている人
7時間10日間土日か平日が1日空き、集中して学習したい人。ただし復習負担は大きめ。
5時間14日間適度な負担でバランスよく学習したい人。
2.5時間28日間仕事の関係で、夜の時間帯などで少しずつ学習したい人。

キャリアコンサルタントを取得するには、平均して14日間は通学をすると考えると良いでしょう。すると、自分自身が使いやすい駅の駅前立地がベストです。

  • リカレント新宿校の場合 … 新宿三丁目駅から徒歩2分

比較ポイント2 きれいな建物かは意外に重要

リカレント新宿校

建物の美しさはより授業内容!と言いたいところですが、キャリアコンサルタントは国家資格のため、学習内容はどのスクールでも似ています。そのため、平均14日間通い、さらに(14日分に相当する)映像教材の自習の場となるスクールの、環境の美しさは意外に重要と考えます。

受講予定のスクールで説明会を聞き、教室、自習に使うPCルーム、お手洗いなどの環境を見てくることが必要です。

  • リカレント新宿校の場合 … 写真のようにデザインが良く新しい

比較ポイント3 キャリコン試験の直前対策は別料金ではないか

リカレントの直前対策

キャリアコンサルタントは、年3回の試験があります(2020年度は2回に減る可能性あり)。そして、厚生労働省の方針で、試験の3か月前までに、最終回の授業を終えている必要があります。そのため、試験直前の重要な時期に、授業が開講されないということになります。

そのため、直前対策が開講されているか、模試の準備はあるか、追加費用がかからないかは、重要です。また3か月の自習期間に、パソコンを備えつけた、利用しやすい自習環境があるかもチェックのポイントです。

  • リカレントの場合 … 試験直前に10時間分の無料講座を開講(模試と解説授業を含む)

比較ポイント4 キャリアコンサルタント合格率の数値はどうか

キャリアコンサルタントのスクールは、合格率を発表しています。どのスクールも特別な入学制限はないため、学校同士を平等に比較できます。

過去3期の合格率(2019年4月現在)

学科試験実技試験
全国60%70%
リカレント78%78%
あなたの希望校(  )%(  )%

比較ポイント5 就職のあっせん(紹介)に本腰を入れているか

キャリアコンサルタント希望者は、現在人事部に所属していたり、何らかのカウンセリングの仕事を持っている人も多くいますが、就職や転職を希望する人も多くいます。

就職や転職を希望する場合、希望するスクールが、どの程度就職や転職のあっせん(紹介)に力を入れているのかを見極めることが必要です。

チェック項目
就職(転職)相談のカウンターやカウンセリングルームがあるか
求人票が整理され、閲覧できるようになっているか
就職・転職の決定率の数値が公表されているか
独自のパイプを持つ就職先があるか
専属スタッフが配置され、就職先の開拓を行っているか
  • リカレントの場合は、1、2、4は確認できました。3は尋ねれば分かるかも知れません。5は、目で見る限り、専属のスタッフがいるようです。
  • リカレントは、受講開始後5年間のカウンセリングが無料。履歴書や書類の添削も依頼できます。
  • リカレントが独自のパイプを持つのは、神奈川大学と帝京大学のキャリアセンターです。

(参考)キャリアコンサルタントは、資格を取得すればすぐに仕事が来るというものではないため、人的なネットワークも必要です。卒業生のネットワークを準備しているかも、1つのポイントになります。リカレントでは、ネットワークが準備されています。


比較ポイント6 テキストの工夫はどうか 

キャリアコンサルタントの学科試験のテキストは、厚労省の長い文章や論文調のものが多く難度が高めです。

そのため、イラストや図解等を利用し分かりやすく記した、サブノートのようなものが必要です。見学先のスクールでは、テキスト、副教材ともに目で見て確認することが必要です。

  • リカレントのサブノートの特徴。①字が大きい ②全てか条書きで長い文章がない ③図表やイラストが用いられている ④チャプターの終わりに重要な点がまとめられている ⑤さらに学習のポイントとして1問1答式の設問がついている

(参考)映像教材は、スタジオで講師の授業を録画するのが普通ですが、リカレントは、生徒がいる通常授業の録画となっていますので、多少雰囲気が異なります。


比較ポイント7 自習環境はどうか

キャリアコンサルタントは、140時間の授業時間が必要で、通常は半分の70時間を映像学習に割り振ります。

映像学習は、ウェブのログインタイプかDVDタイプですが、ウェブの方が人気があるようです。学習場所は、自宅となりますが、教室にPCルームがあれば、そこで学習することもできます。自習環境のチェックが必要です。

  • リカレント新宿校の場合は、PCを備えつけたパーテーション式のPCブースがあります。ある程度質問対応もできるはずで、便利です。
  • リカレント新宿校の場合は、受講開始後3年間は施設を利用できます。
  • リカレントは、140時間の全てを授業形式で学ぶコースがあり、自習が苦手な人は全国で唯一の選択肢となります。

比較ポイント8 キャリアコンサルタントの合格保証はあるか

過去3期の合格率(2019年4月現在)

学科試験実技試験
全国60%70%
リカレント78%78%
あなたの希望校(  )%(  )%

キャリアコンサルタントの試験は、学科試験で見ると60%しかありません。仮に十分な実力をつけても、試験当日に体調を崩す可能性もあります。そのため、不合格だった場合のフォローの制度は確認が必要です。

  • リカレントの場合は、不合格だった場合、新しい映像授業が無料で提供され、試験前には最新の情報も提供されます。初回申込から3年以内なら、施設設備が利用できます。

比較ポイント9 学校としての歴史はどうか

資格スクールとして、テキスト作成や教務(講師募集や評価など)のノウハウを確立するには時間がかかります。希望のスクールの歴史や沿革を見ることも重要です。

  • リカレントは、1986年にワープロ、PC資格の社会人向けスクールとしてスタート。2003年にキャリア関係の講座を開講。2019年で33周年。現在は、キャリアコンサルタント専門のスクールです。
  • キャリアコンサルタントには前身資格があり、2019年現在、長い学校では16年間キャリアコンサルタントの育成に携わっています。

(紹介割引)リカレントには紹介割引があります(1万円引き)。身近にご紹介者がいない場合、 こちらから お問い合わせください。

関連記事:【実体験】キャリアコンサルタント 参考書・問題集の選び方


関連コンテンツとスポンサーリンク


受験ネットから進呈

-教育問題

Copyright© 受験ネット , 2019 All Rights Reserved Powered by STINGER.