小論文の参考書・問題集のおすすめ7冊

   

この記事では、元予備校講師(国語・小論文科)が、レベル別に、小論文のおすすめの参考書・問題集を選定しました。

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(結論)小論文の参考書・問題集のおすすめ7冊

レベル 国語偏差値目安 学部 書名
初級 50未満 全学部 何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55
初級・標準 50~60 人文系 採点者の心をつかむ 合格する小論文
標準 50~60 全学部 小論文の完全攻略本 (大学入試)
標準 50~60 全学部 出口小論文講義の実況中継―大学入試 (1)
ハイレベル 60以上 全学部 小論文を学ぶ―知の構築のために
ハイレベル 60以上 全学部 新小論文ノート 2018―ベストの問題・解答例・解説集
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受験ネットから進呈

小論文の参考書・問題集は必要?

かつて、小論文を書くためには、参考書や問題集が必須でしたが、近年はネットでも十分な情報収集ができます。

 

初級者向け 小論文の参考書・問題集

『何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55』

『何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55』は、文章が苦手、何を書いてよいか分からない、課題文の意味が分からない、という方をターゲットに書かれた本です。著者は元予備校講師のため、信頼性があります。

文章が苦手な人や、推薦・AO入試(成蹊・MARCH以上の難関大を除く)を受験する人に、人気がある参考書です。逆に言うと、小中学校の段階で国語で苦労をしなかった方には、もの足りなさや、同じことがくり返されている感覚を持つでしょう。

『何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55』を購入する場合、読むだけでは記述力はつきません。実際に書いて高校の先生の添削を受けてください。添削が受けられない方は、プロによる添削を安く済ます方法!をご覧ください。

初級者の方がネットで小論文を学ぶ場合、【超裏技】小論文 書き出しとコツを一挙公開!がおすすめです。

初級・標準向け 小論文の参考書・問題集

(人文系向け)採点者の心をつかむ 合格する小論文

『採点者の心をつかむ 合格する小論文』は、河合塾の講師が書いた本で、近年評判を上げている書籍です。 タイトルにあるように、採点者の目線で、採点基準を意識しながら小論文を書いていこうという類書にない切り口ですが、ポイントを絞って分かりやすく書かれています。また、確かに…しかし~を用いるワンパターンな構成の小論文の問題点をはっきりと指摘し、近年の大学受験の傾向をつかんだ内容です。

上に挙げた『何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55』の著者は、元予備校講師ですが、現在はビジネス書のライターです。『採点者の心をつかむ 合格する小論文』の著者は、現役の河合塾講師であり、全統論文模試にも関わっています。その意味では、より受験の現状に沿った本だとと言えます。

  • とにかく文章が苦手で国語が嫌い。普通の参考書では挫折しそう。→ 『何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55』
  • 文章にはまだ自信がないけれど、大嫌いという訳でない。少し深いことも知りたい。→ 『採点者の心をつかむ 合格する小論文』

なお、『採点者の心をつかむ 合格する小論文』の著者は、早大文学部(当時第一文学部)卒のということもあり、文学・歴史・文化など人文系の受験生に適した内容です。社会系の大学を受験するなら、オーソドックスな『小論文の完全攻略本 (大学入試)』が候補です。

標準向け 小論文の参考書・問題集

小論文の完全攻略本 (大学入試)

『小論文の完全攻略本 (大学入試)』は、著者(予備校講師など歴任)が全学部のテーマ解説本を執筆していることがポイントです。小論文の講師には、担当している生徒層や自身の考え方から、傾向・得手不得手がどうしても出てきますが、『小論文の完全攻略本 (大学入試)』はその心配がありません。

例えば、上述の『採点者の心をつかむ 合格する小論文』は、やや人文系向けとなりますので、社会系(経済・経営・商・法など)や理工系の方は、『小論文の完全攻略本 (大学入試)』が候補です。

内容的には、テーマを見て書き上げるまでのプロセスを特に詳しく解説しています。その意味では、入門書というよりは、実際の試験や論文模試で、点数を上げてゆきたい方向けです。また、『採点者の心をつかむ合格する小論文』のような読めば書けるようになるという雰囲気はなく、しっかりと書いて練習してゆこうというスタンスの本です。そのため、高校や予備校の先生に添削をしてもらうことが、望ましいです。添削が受けられない方は、プロによる添削を安く済ます方法!をご覧ください。

標準レベルの方がネットで小論文を学ぶ場合、小論文の書き方がおすすめです。

出口小論文講義の実況中継―大学入試 (1)

『出口小論文講義の実況中継』は、レベルは決して低くありませんが、講義調で書かれた分かりやすい参考書です。特徴は、現代文の知識を生かす学び方を提唱している点です。

  • 推薦・AO入試で入学する可能性が高い方 … 『出口小論文講義の実況中継』は、現代文の文章を使用するため、国語好きや人文系希望者ならおすすめ。
  • 一般入試を利用する方 … 『出口小論文講義の実況中継』は、現代文の勉強も兼ねることができ、効率が良い。

具体的には、現代文の評論を使って、主要テーマに関してストックノートを作っていこうという作戦です。小論文のテーマは多種多様に見えますが、本質的に、現代社会の課題はいくつかに集約されます。その根っこの部分を押さえておけば、どのようなテーマでも、深めの対応が可能です。

映像講義で小論文を学ぶ場合、スタディサプリがおすすめです(全教科で、月980円)。Z会の講師ですが、説明は分かりやすく、標準~慶応義塾・国立レベルまで対応します。

公式サイト:【スタディサプリ】動画授業で苦手を克服

ハイレベル向け 小論文の参考書・問題集

小論文を学ぶ―知の構築のために

『小論文を学ぶ―知の構築のために』は、ハイレベルな参考書で、国立や慶應義塾はじめ難関大をめざす方や、国語が得意な方におすすめの良書です。類書では、テーマを全体的・表面的に押さえてゆくところですが、『小論文を学ぶ―知の構築のために』では、問題の背後にある深い本質まで掘り下げます。

例えば、働き方改革を論じるためには、資本主義vs社会主義の観点や、消費者としての国民vs労働者としての国民のように、背後に2項対立が潜んでいる場合が大半です。社会全体を貫く本質を理解することで、非常に深い内容の小論文を書くことができ、点差につながる可能性があります。

なお、『小論文を学ぶ―知の構築のために』を理解するためには、社会・文化・科学の一般的知識がある程度必要です。具体的な知識のストックがなければ、書かれている内容を実際に理解することが難しいからです。これまでに新聞を余り読んでこなかった方は、ニュース週刊誌『AERA』を今後毎週読むことがおすめです。

新小論文ノート 2018―ベストの問題・解答例・解説集

『新小論文ノート 2018―ベストの問題・解答例・解説集』は、慶応義塾や国立大などから、近年出題の小論文の良問を選んだ問題集です。問題集ですが、代ゼミの国語科・小論文科の講師による非常に詳しい解説が掲載されており、実質的に参考書としても使用できます。

興味深いのは、取り上げた小論文ごとに別の講師が解説している点。代ゼミの各講師が得意分野について字数を気にせずに深く語りますので、読み応えがあります。なお、問題集としてはサイズがかなり大きいため、自宅学習向けです。

(まとめ)小論文の参考書・問題集のおすすめ7冊

以上、小論文の参考書・問題集のおすすめ7冊でした。下に概要をまとめます。

レベル 書名(Amazon口コミへのリンク) 特徴
初級 何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55 とにかく文章が苦手という人に、ターゲットを絞っている。
初級・標準 採点者の心をつかむ合格する小論文 近年の傾向を踏まえ、採点者はどこを見ているのかを重視し、分かりやすく説明。
標準 大学入試小論文の完全攻略本 人文系・社会系・理系のなかで、苦手分野がない著者が書いたことが特徴。書くプロセス重視。
標準 出口小論文講義の実況中継―大学入試 (1) 現代文の勉強連動させ、小論文を学ぶことを重視。一般入試で国語がある人には、効率が良い。
ハイレベル 小論文を学ぶ テーマの背後にある本質的な価値観の相克に迫る良書。難関大受験者、国語得意向け。
ハイレベル 新小論文ノート 2018―ベストの問題・解答例・解説集 代ゼミ国語科・小論文科の講師が勢揃いし、得意ジャンルの問題を取り上げたっぷり解説した良書。

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